先日、初めて広島へ訪れた法被です。
広島滞在4日目は、こちらも以前から行ってみたかった所へ…。
久々にクルマ関係以外のブログですが、今回のブログは重い内容です。個人的旅行記としても書いているので何卒御容赦ください。
まずは原爆ドーム。
広電に乗り『原爆ドーム前』で降りてすぐの場所にあります。
元々は広島県物産陳列館。その後、広島県産業奨励館に名称変更され、1945年8月6日に世界最初の原子爆弾(原爆)が広島に投下されると建物は大破、全焼します。
建物は辛うじて残ってはいるものの、焼け跡や瓦礫などが残っていて原爆の恐ろしさを感じました。
ちなみに原爆ドームは20年前の1996年、世界遺産に登録されています。
平和記念公園へ移動。
当時被爆した佐々木貞子さんが白血病により12歳で逝去し、同級生などの募金で作られた『原爆の子の像』。後ろには日本のみならず世界からも送られた平和祈念の折り鶴が飾られています。
こちらは国立広島原爆死没者追悼平和祈念館。
登録されている死没者の遺影と名前が閲覧出来るほか、被爆した体験談の映像や資料も公開されています。
つまびらかに紹介された数々の体験談映像を観たのですが、それは想像を絶する惨状だったようですね…。
原爆死没者慰霊碑。その奥には平和の灯、そして原爆ドームが見えます。
広島平和記念資料館です。
東館は現在リニューアル工事中とのことで今回は本館のみの見学。
投下された原爆の模型や被災時のジオラマ、顔をしかめたり目を逸らしたくなるぐらいに火傷を負った方の写真、焼け焦げた衣類や遺留品など様々な資料や展示品を見ると昔学校の授業で観た被爆者の映像を思い出し、改めて辛さとやるせなさがこみ上げてきました。
今年5月にアメリカのオバマ大統領が来日し、伊勢志摩サミット終了後広島へ訪れ平和記念資料館を見学しましたが、オバマ氏が作った折り鶴とメッセージも展示されています。
以前から行きたかった原爆ドーム・平和記念公園。
見学する前から覚悟はしていたけれど、当時の惨状を伝える資料や生々しい写真を目の前で見学するのは辛かったし、とてもキツかった…。
原爆や核、また戦争や人間の命について改めて考えさせられました。
しかし、『行くんじゃなかった』という後悔の念は全くなく、見学することが出来てとても良かったです。
Posted at 2016/10/19 00:36:58 | |
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