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2016年11月12日

CLS55 O2センサー点検とフィット パンク修理

CLS55 O2センサー点検とフィット パンク修理 今日は暖かくてお出かけ日和でしたね。
しかし来週末はフィットの車検なので車検前整備をおこないました。
それとCLS55のO2センサーの機能確認をELM327スキャンツールでおこなってみました。










○CLS55 O2センサー機能確認

O2センサーの寿命(性能が維持できるのは)は80,000-100,000kmと言われています。
完全に壊れるとエンジンチェックランプで知らせてくれますが、O2センサーについては半壊れがあるとの事です。そうなるとチェックランプがつかないまでも、燃費悪化やアイドル不良が起こるとの事です。
今回はELM327スキャンツールでO2センサー電圧をモニタリングできるので確認してみました。
暇人です。

エキゾースト(フロントパイプまわり)とO2センサーの配置図は下記です。


V8エンジンなので左右バンク(Bank 1, 2)と第一触媒前後にO2センサー(計4個)がついています。
上流側センサー(Sensor1)はエンジン排気ガスの残留酸素量を把握して燃料補正にフィードバックし、下流側センサー(Sensor2)は触媒通過後の残留酸素濃度を見て触媒の調子を見ています。

O2センサーには「2ステップ型ラムダセンサー」と「全領域型ラムダセンサー」があり、後者の方が高性能ですが、CLS55には前者のセンサーが付いているようです(配線の数が4本なのと出力電圧から判ります)

2ステップ型ラムダセンサーの上流側センサーの正常波形は下記図の下段の上下に振れた波形(青線)です。
一方、下流側センサーの正常波形は0.5V前後の横一定に近い波形となります。
下記図の上段波形(黄線)




早速、時系列でのCLS55の波形を確認します。


①エンジン冷間時(水温60℃前後)

上段左2つがBank1 Sensor1とSensor2で上段右2つがBank2 Sensor1とSensor2です(基準電圧0.45V)。下段は燃料補正Bank1とBank2です。


・考察
冷間時なので回転数が672r.p.m.と若干高めです。
O2センサーは300℃を超えないと正確な動作ができないためにヒーターが内蔵されています。

Sensor1:
まだ温度が低いためか上下動が少な目ですが正常範囲と思います。ダメなセンサーの場合は上か下に完全にはりついた波形となるそうです。

Sensor2:
左右バンク差はあるものの電圧高めなので燃料が濃いことを示しています。

燃料補正:
+5~0%を示しSensor2の状態と一致します。暖機運転中なので燃料が濃いめなのでしょうね。
20%前後の補正が掛かっていると異常で、30%前後になるとエンジンチェックランプが点灯するそうです。とりあえず正常範囲にいるようです。


②エンジン暖気中(水温80℃前後)


・考察
Sensor1:
上下動が激しくなってきました。センサーが温まってきたと思われます。

Sensor2:
電圧高めですが、60℃時より電圧が下がってきました。また左右バンク差も無くなってきました。

燃料補正:
0%に近づいてきました。暖機運転が終わってきたようです。
正常範囲です。


③エンジン暖気後(水温90℃前後)


・考察
Sensor1:
上下動が激しいです。正常範囲と思われます。

Sensor2:
電圧高めですが、横一定で触媒が正常に機能しているようです。

燃料補正:
0%前後で補正しています。正常範囲です。


④暖気後走行中


O2センサーが激しく反応し、燃料補正が頻繁にされています。
最新の車両はきっともっと制御が緻密なんでしょうね。


って事で問題なさそうですが、私のアプリ(Torqe Pro)ではO2センサーに特化した診断機能があります。

結果は全て正常と判定されました。



波形も出す事ができました。

Bank1 Sensor1の波形ですが、正常であれば2ステップ型ラムダセンサーは10秒間に5回上下します。結果は2秒に1回上下しているので正常ですね。

ちなみにアプリではいろいろな情報を出せるので面白いです。


なので、O2センサーはまだ交換しません。




○フィットパンク修理

今週末車検です。
いつもこのタイミングで車検前整備とスタッドレスタイヤへの履き替えをします。
整備/タイヤ交換は順調に終わり、、、夏場頑張ってくれた夏タイヤに感謝しつつタイヤに挟まった小石をドライバーで取っていたところ、、、挟まってはいけない釘が刺さっていました( `ー´)ノ



刺さっていた場所がサイドウォールに近く微妙ですが簡易修理キットで修理しました。

このキットの良いところは携帯バックがついていることです。


・修理
説明書通りに淡々とやれば修理できます。よく考えたものです!

①虫回しでエアー抜き


②釘抜き


③マンドリルを入れながらガイドを入れる


④ガイドを残してマンドリルを抜く


⑤セメントをたっぷり塗ってゴム栓を差し込む


⑥あら不思議。ガイドを抜くとゴム栓のみがタイヤに残る


⑦余計な部分を切断する


⑧硬化後にエアを規定値まで入れてリークチェック


修理後、エア漏れはありませんでした。走行摩擦熱でゴム栓とタイヤゴムを加硫して溶融するそうです。私はしばらく寝かせるのでドライヤーで熱を入れました。効果があったかは不明ですが。。。


、、、ってな感じの週末でした。
次はフィット車検です。





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Posted at 2016/11/13 20:03:48

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