車検証の車両重量・記載変更！

M3購入前に調べていた雑誌等のデータでは諸元表の数値が確かサンルーフ無しで1.5t以下でしたので、単純に全てのM3Bはそうなんだと思い込んでおりました。

が、納車前に車検証を見たとき、1520kgと書いてあり、これって何かの間違いじゃないの？？と驚きました！

そこで、既にM3Bに乗っている方に聞いてみたところ、その方の車も同じように1.5t以上だとの事でしたので、サンルーフ付きの場合は重量税が1.5t以上の区分なのか・・・と、ちょっとガッカリしながらも仕方ないと思うようにしておりました。

しかしながら、納車後間もなく入会した「E36M3愛好会」で、メンバーに実際の数値を何気なく聞いたところ、同年式同装備の方で、1.5t以下の車が実際にあり、これまた驚くと共に、「え～、何で？？どこが違うの～？？」と、不公平感に包まれたのは言うまでもありません（汗）

それからは、車検までの期間が一年以上あったので、忘れるでもなく放っておいてあったのですが、そろそろ車検が近づいてきたな～と考えているところへ不動になるトラブルが起こり、それが原因で家族より買替促進運動が勃発・・・。

今後の維持費を少しでも節約するためにということで、色々と調べた結果、車検証の「記載変更」が可能ということを発見！

しかしながら、具体的な方法を記してあるHP等はあまり無く、

・スペアタイヤや工具は除外、燃料は満タン時の重量を測定
・車検証の記載重量よりも実際は数十kg重いことが多い

などの情報が辛うじて判明しました。

参考にしたHPも国産車ばかりで、競技車両に近い車なので元々から軽く、しかも1000kgを切れるかどうかというレベルの話題だった事もあり、内装やエアコン、エアバッグ等々、剥がせるものは全部剥ぐという状況でクリアしたらしい。

そこまでするのはちょっとなぁ・・・と思いながらも、ユーザー車検を受けるつもりで会場の下見に来たついでに、直接車検場にて必要書類等を確認してみたところ、

・車検証
・OCRシート（35円、車検場にて販売）
・現車

上記3点が揃い、測定コースが空いていれば、予約無しで直ぐにでも可能との事。

印鑑は持参してきていなかった事もあり、その場は退散。

昼食を食べながらどうしようかなと考えた結果、折角の機会だし、ダメ元覚悟で午後から測定してみる事に！

仮に1500kgを切れなかったとしても、現在の車重を正確に量れば、残り何kg軽量化が必要なのか分かるし、失敗してもブログネタにもなるな～と（笑）

一旦帰宅して印鑑を用意し、とりあえず簡単に降ろせるものを撤去。

・スペアタイヤ
・三角灯
・バッテリー上部カバーパーツ
・フロアマット

物的には上記位しか降ろしておりません。

オーディオやカーナビ、エアコン等も外せば、更にその分は当然軽くなるものの、正直なところ面倒だし、シート2脚とマフラー（この2点は特に効果有りだと思います）、ステアリング（エアバック）等が、社外品に交換してあり、それらの合計だけで20kg程度は軽くなってるだろうと軽く想定。

それでは、行ってみよ～！と再度車検場へ。

窓口にて、必要な書類に記入事項を済ませると、聞いてた通りレーンも混んでいないため、すぐに測定する事に。

早速車に乗り込み、指定されたコースへ進んで書類を提出。
指定された場所でまずはフロント部分、次にリア部分を駐車するだけで、測定はあっけなく終了。（時間にして3分もかかってなかった）

結果はどうかな・・・と、車内でドキドキしながら待っていたところへ、測定員さんがやや難しい顔をしながら近づいてきて言いました！！

「今回は、どういった理由で重量を測定するの？？」と。
（やべ～、やはり1500kg切ってないのかな～？！）と思いつつも、「同一車種の同装備でも他車は1490kgだということなので」と伝えると「ちょっと外に駐車して中を見せてくれる？？」と言われ、従いました。

「う～ん、シート位しか交換してなさそうだよね～」とか言いながら、ボンネット内やトランク内を確認していましたが、「内装等剥がしてないのに（元々の）記載重量よりかなり軽いなぁ。まあこの数値に変更ということで・・・窓口に行って下さい。」と。

書類を渡されて見てみると、何と1440kgでした！！（喜）
（ちなみに、前軸：740kg、後軸700kg）

ヤッタァ～！！と喜び勇んで窓口へ戻り、OCRシートに変更された数値を書き込んで再提出です。

暫く待つと、無事に記載変更された車検証を入手できましたっ♪♪
これで今後の車検時には、重量税は1.5t未満でよくなります！
（今後何回車検を受けるかは神のみぞ知るですが・・・）

今回「記載変更」にかかった費用は、OCRシート代金の35円。
大した手間もかからず、測定も含め、変更後の車検証を入手するまでの時間も1時間程度でした。

うちの車も1.5t超えてるぞ～という方は、是非チャレンジしてみるのも良いかも知れませんね。
ただ、フルノーマル状態だと、さすがに微妙かも知れませんので、やってみようかなと思う方は自己責任で御願い致します。

「構造変更」を行った競技仕様の「M3改」を除くと、多分国内でも最軽量な部類の数値が記載されたM3では？！と、どうでも良いバカな事を考えながら帰途につきました。