昨日のブログにアップしたように、車両側のOBDⅡのPinを確認したので、今度は、OBDⅡ to RS232ケーブルを分解して、実際に有効になっているPinはなんなのか調べてみました。
これが私が唯一持っているケーブルになります。Vol-FCRとの同時購入したものです。因みに基盤に記載されている型番?なるものを検索しましたが、ヒットは無しでした。レベルコンバーターは、MAXIM製でした。
下記が有効(半田付け)されているPinになります。
6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16
これを昨日、確認した、車両側の有効Pinと照らし合わせました。(ノートのキャプチャですみません)○印が有効になっているPin。赤●は、共通のPin。
共通Pinである 6, 7, 8, 13, 16番は、つまり、これ以上、これ以下もなく、当該車両、当該ケーブルを使っての情報等の取得は、これのみを意味します。まず驚いた事は、4, 5番がケーブル側で有効になっていなかったことです。他のケーブルがどうかは知りませんが、勝手にケーブルのGNDは必須と思っていたので、おどきました。おそらくGNDの基礎を知らないので、こういう認識になったのだと思います。他のケーブルが気になるところです。
6, 7番に関しては、各プロトコルなのでイメージしやすかったです。8, 13番は、Vender Optionになりますので、どういう通信が実現してるのか知りたいところです。13番は、クルーズコントロールなので、少しだけイメージ出来ております。8番がとても気になります...。
何より習熟度を上げれたところは、変換ケーブルの有効Pinに共通でないVender Optionが、8, 9, 11, 12番と、4つもあることへの理解でした。これはおそらく、他のモデルを考慮しての有効Pinだと思います。
このように調べると、Fenix 5.2の3番。ECCの6番。クルーズコントロールの13番。への考え方などが少し成長したような気がします。3番に関しては、車両OBDⅡでは有効Pinですが、変換ケーブルでは、無効です。フラッシュコードリーダーにより、それは可能となるはずです。次に6番に関しては、共通有効Pinでもあるにも関わらず、ECCの情報を取得できません。これもアラートにあったように、フラッシュコード、つまりプッシュスイッチ等を施してはじめて、成立するものなのかなと思っております。無論、フラッシュコードじゃなければ、情報は取得出来てるはず。と認識しております。13番も6番と同じくです。
今日の勉強で新たな事が分かりました、共通有効Pinでもあるにも関わらず、情報がリード出来ないのは、フラッシュコードであるからで、それが、GNDと深く関わっているのではないかということです。この認識の上、アラートでの「between pin 3 and pins 4 or 5(-)」が少しだけイメージ出来るようになりました。
追伸:CANだからといって、フラッシュコードではないという認識は誤りであると思ってきました。どうしてもフラッシュコードは古いというイメージがありまして、全く別のプロトコルと思ってましたが、ECCの6番というのを理解するには、今のところ、CAN通信のフラッシュコードという強引な理解に落ち着く事にします。それが誤認識であれば、後にまた再考の場に出くわすと思います。
Posted at 2012/09/24 20:30:09 | |
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