HONDA NSR250R PGMとスロットルポジションセンサー修理

ご無沙汰してます。
今回はHONDA NSR250Rの話です。

しばらく前から走行中にワーニングランプが点灯するようになりました。ただ、点灯するといってもほんの短い時間で、ワーニングの種類までは確認できない状況でした。嫌な感じですが、そのまましばらく乗り続けていると、徐々に点灯する頻度が増え、とうとう「エラー3」であることが読み取れるようになってしまいました。

こうなるとNSR特有のPGMコンピュータ修理が必要となる症状が疑われます。といっても、PGMを修理できる技術はどこでもあるという訳ではありません。そこでPGM修理の症例が多いノザワホンダに相談してみると、PGMだけ外して送れば点検修理が可能とのこと。早速送りました。

結果は点火系と電装系のコンデンサに液漏れがあったため、コンデンサの交換修理となりました。
しかし、不安は残ります。「エラー3」の意味はスロットルポジションセンサー不良。点火系や電装系のコンデンサ不良とは種類が違います。問題点の引き算ができていません（ノザワホンダからも車両側の問題の場合はこれだけでは解決しないといわれました）。不安の残しながら返送されたPGMを装着します。

案の定、PGMを装着して一発目のエンジン始動時から「エラー3」表示が点灯。再びノザワホンダに連絡。今度は車両ごと入庫となりました。

車両点検の結果は、キャブレターにつながるスロットルポジションセンサー自体に不良がみられるため、要交換。
しかし、その部分のパーツは販売終了。通常ならここで絶望しながらNSRライフが終わるか、あてのない中古品探しの旅が始まるところですが、さすが専門店。なんとかしてくれました。
先日めでたく退院しました。最初にノザワホンダに相談してから約1か月かかりましたが、再びNSRに乗れるようになりました。最近はNSRに乗っているより直している時間の方が長いような気がしますが、ここまで手をかけたのだからできるところまで乗り続けようと再び決心した船橋からの帰り道でした。