誰か知ってる？

オイラの今日の昼食、そう、ホカ弁のチキン南蛮。
ま、横に見えるうどんの事は放っておいて、そのチキン南蛮について知りたい。

いや、正確にはホカ弁のチキン南蛮弁当ってのが、なぜ定番メニューに君臨しているかが疑問なのです。

調べてみると、チキン南蛮ってのは宮崎の「郷土料理」であるという。
発祥は延岡のとある店（「ロンドン」という店のようだ）の賄い料理だったらしい。

で、それを世に送り出したのが「直ちゃん」という大衆食堂で、昭和３０年代だったとか。
勿論、名前のとおり、「南蛮漬け」なんだと。

そして、オイラたちが口にする、まぁ、先ほどオイラが食べたチキン南蛮ってのは甘酢とタルタルソースのかかったものなんだけど、それは「ロンドン」って店で修行した人が昭和４０年に店で出したらしい。

ま、そんなことはどうだっていいの！
要は、何故ホカ弁のメニューにチキン南蛮弁当があるのかだ！

ハッキリ言って、オイラが学生時代の頃にホカ弁が出来初めてブームになったんだけど、その時にはしっかりと「チキン南蛮弁当」ってのがメニューに記載されていた。
つーか、店のカウンターの壁に他のメニューと同じく、写真と一緒に書いて掲示されていたワケよ。

ま、当時はチキン南蛮がなんたるかも知らずに買って帰り、あまりのベチャベチャ具合に「二度と食うもんか！」なんてえらく腹を立てた記憶がある。

その後、約２０年近くチキン南蛮に見向きもしなかったオイラだったのだが、数年前に同僚が「結構、美味しいですよ」なんて言うもんだから、半信半疑で食べてみた。
すると、コレが結構サクサクしてて美味かったもんだから、それ以来オイラの中ではチキン南蛮は本来こんなモノであって、名古屋の塩釜口駅近くにあったホカ弁、しかも本家のほっかほっか亭では無いホカ弁のチキン南蛮が正しい調理方法で作っていなかったのか、もしくは下手くそだったのかのいずれかだと考えるようになった。

そのホカ弁屋のせいで、２０年近くチキン南蛮というものに対して嫌悪感を抱いて、チキン南蛮を一切口にしなかった男が存在したのだ。

そう、まさにオイラのことだ！
ギャハハ

閑話休題。というか、かなり遠回りしてしまった（汗

そもそも、宮崎の郷土料理って言われているチキン南蛮が全国展開しているホカ弁で何故に定番メニューになったのかが疑問なのです。

それだったら、大分の鳥天弁当や大阪のお好み焼き弁当（実際、大阪にはお好み焼き定食ってのがある）ってのが全国のホカ弁にあってもいいんじゃないの？

何故チキン南蛮だけが…

誰か知ってる？