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2017年08月31日 イイね!

パナモリで大人のサイクリング ♪ 前日編




誰が名付けたのか、パナソニックのクロモリフレーム、略してパナモリ。

このパナモリのレーサーで大人のサイクリングに出かけてきました。
昨年も参加した『 マウンテンサイクリングin乗鞍 』 2017 です。



サイクリング前日の土曜日に受付を済ませておく必要があり、そのため前日朝に自宅を出発。

途中の中央道が事故の影響で一部渋滞し、予定より少し遅れた1:30頃に乗鞍観光センターに到着。車を駐車する場所とか、二回目なのでもう慣れたものです。この時間では会場は全く混雑せず、のんびりと過ごせます。

早速受付を済ませ、掘り出し物がないか出店ブースを一通り見て回る。格安の2000円ベストとオンヨネの1000円バンダナを購入。ヨネックスのブースではカーボンフレームについて担当の女性スタッフに少し話を伺いました。老舗のLOOKのブースはやる気があるのか?ってくらい静かでした。



その後、ヨネックスの隣のゴキソブースで森本さんのバイクを眺める。
このバイクで実際に明日走るそうです。

森本さんはフロントに32Tを使っていて、リヤのスプロケットは私とほとんど同じ12-25Tか12-28Tくらいに見え、34Tの私はちょっと考えさせられました。高ケイデンスで走ることは知っていましたが、エンジンの違いを考えたら私の方が大きいフロントギヤなんて、生意気で不自然です。

もしかしたら自分にはトリプル用の30Tとかがケイデンス的には丁度いいのかもしれません。
リヤ30Tも試してみたいし、ギヤ比については来年に向けて検討の余地はありそうです。

しばらく眺めていると、ちょうどタイミングよく試乗バイクが戻ってきたので、時間もあることだし軽い気持ちでバイクを試乗させてもらうことに。試乗前はスペックもよく知らずに普通のカーボンバイクだという認識でいました。

試乗から帰った後で知るのですが

\40万近いゴキソホイールと、同じく\40万の世界最軽量のカーボンフレームでアルテグラの電動コンポを使った、トータルで100万近い試乗車。これまで興味が無かったので敬遠してきましたが、初めて乗ったカーボンフレームのバイクがこれ!

「今乗ってきたバイクって、森本さんのバイクとほとんど同じものだったんだ~ラッキー♪」みたいな。



真面目に10分乗ったインプレです(事前にスペックを知らなかった分、冷静かつ客観的に分析)

初カーボンバイクの率直な印象は、一言で表現すると「プラスチックの自転車に乗っているような感覚」です。金属のクロモリやアルミフレームに乗り慣れていると全体の剛性感が感じられず、決して柔らかいわけではありませんがシャキッとした芯のある硬さが感じられない部分で本能的に「大丈夫か?」って身構えてしまいました。

自転車って体感的な乗り物なので、路面からのインフォメーションや全体の剛性感がガラッと変わってしまうとフィーリングだけではなく心理的にも不安になります。直前にヨネックスのブースでカーボンフレームのカットモデルのペラペラの断面形状を見たばかりのせいもあるかもしれませんが、金属フレームとはフィーリングと心理面で安心感がだいぶ違います。

振動吸収性が良いとかそういう快適性だけのレベルではなく、根本的に金属フレームとは全く別の性質に属する、プラスチック的な感じがプンプンしました。イメージに流されるのではなく、カーボン=基本的には強化プラスチックという本質は抑えておくべきだと思いました。軽いだけではなく金属とは性質が全く違う物体なのだと。

グループとしての仲間は、カーボン、プラスチック、塩ビパイプなどの樹脂系。
金属類のスチール、アルミ合金、チタン、ステンレス、マグネシウムなどとは根本的に違います。

走行時のフィーリングは決して気持ちが良かったり、スイスイ進んでいるような感じはしないのですが気がつくと実際は結構スピードが出ているような感じはありました。極端に軽いバイクのフィーリングってこんな感じになるのでしょうか。走行フィーリングは新鮮で独特でとても不思議な感じがしました。

走行する上での大きな欠点や不快な部分も特になく、ネガティブな印象もありませんでした。重量から想像するよりもずっとちゃんとしたフレーム・バイクでした。一番気に入らなかったのが実は電動コンポのフィーリングで、ワイヤー式に慣れているのでクランクを回しながらスパっと変速できないのが非常にストレスでした。

電動コンポを使うのも初めてでしたが、これは私には全く必要がないと感じました。現状のシンプルなワイヤー式で全く不満がないので、わざわざ高額な出費をして電動化させたいとはこれっぽっちも思いません。仮に無料だとしても、変なトラブルのリスクが増しそうで、やっぱり使いたくないです。

はっきりいって電動化のメリットが全然分かりません。

ゴキソホイールですが、普段乗っている自転車とは何もかもが全く違いすぎて、ホイールのフィーリングなんて全然分かりませんでした。せっかく高価なゴキソホイールを履いていたのに、ここはとても残念でした。普段のバイクで試乗しないとホイールのインプレにはならないでしょう。

ヨネックスの世界最軽量のカーボンフレームですが、競技専用のスペシャルフレームとしては十分アリで、決戦用限定の「ヒルクライム専用バイクとして使ってみてもいいかなっ」という気持ちにはさせてくれました。この控えめなデザインも私は結構好きです。機能美があって、競技車っぽくて、結構渋い。

森本さんの仕様は赤がアクセントで、戦闘的なポジションと相まってちょっとオシャレでカッコイイです。ホイールを見ていてもゴキソのデザインセンスはなかなかだと思います。

その後車で少し移動し、自分のバイクで45分程軽く走って調整。当日までの体調管理や調整は重要なので、念のために上手く行った去年と出来るだけ同じパターンで調整しました。



今夜は松本市内のビジネスホテルに泊まり、明日の早朝に戻ってくる予定で松本市内へ向かいます。

帰り際の対向車線の渋滞が酷くて、果たして受付時間内に間に合うのかとても心配になりました。すごい距離の渋滞が続き、自転車を積んでいる車も目立ち、受付時間大丈夫?って思いながら運転していました。

原因は明らかに工事区間の信号です。

事前に予測できた渋滞に対して、前もって対応しなかったことが問題です。
例年の交通量を考えればこうなることは必至だと、関係者は誰も思わなかったのでしょうか。

翌朝通ると、流石に誘導員を配置して丁寧に車をさばいていました。
前もってやってくれていれば… 



事前に予約しておいたビジネスホテルは今回初めて泊まる場所で少し不安がありました。
本当は昨年も利用したルートイン塩尻北が良かったのですが残念ながら満室でした。

どっちみち滞在時間は短く、早朝の4時にはチェックアウトするので、その間落ち着いて静かに過ごせられればいいのです。でも、とれない朝食はどんな感じなのだろうとつい考えてしまう…。



夕食は近くの『王将』で中華飯セットを頼み、食べきれない餃子はパックに入れて持ち帰る。
ホテルに戻る途中で朝食のパスタと野菜ジュースなどをコンビニで調達。

ホテルではユニットバスにお湯を張り、脚をマッサージしたりしながら入念に浸かる。

9時ごろには就寝。でも中々寝られない。3時起床予定も2時頃に一度目が覚めてしまうともう寝られない。結局睡眠時間は4時間程度か。それでも車中泊よりはマシに思えます。乗鞍高原は寒いし、熊もいるかも。環境が変わると排せつのリズムが変わってしまうので、いつでも使えるトイレが部屋にあるホテル滞在の意義は大きいです。

4時ジャストにチェックアウト。滞在時間11時間で一泊7000円ナリ。
乗鞍に出場するであろう年配の女性が一足早くチェックアウト。同じことを考えているようで、レンジで朝食を温めてから出かけていきました。同じくコンビニのミートソーススパ大盛りと王将のギョーザを温め、ボトルいっぱいに氷を詰め込んでから私も出発。王将のギョーザは楽しみ。

女性の出場者が結構多いという印象がある『マウンテンサイクリングin乗鞍』ですが、こういったところにも伝統を感じます。身近に乗鞍に出場するような強者の女性います?



のんびり走っても約1時間の5時過ぎに乗鞍の駐車場に到着。

スタートまでまだ2時間以上ありますが、これぐらい余裕があった方が無難です。この辺りは既に路上駐車でいっぱいで道幅も狭くなっており、自転車が増える時間に車で移動するのは大変危険です。

昨年利用した「いがやレクリエーションランド」周辺が今年は工事中で使用できず、しかたなく一ノ瀬園地周辺の座望庵前の駐車場を利用しました。結果的にはこじんまりとしていて、トイレも混まずに済み、試走もしやすくて、とても快適でした。

さっそくバイクを準備し、朝食のパスタをゆっくりと噛みながら食べる。
段々と緊張してきて、この緊張感がたまりません。

隣のモビリオの方は車中泊でした。「寝られましたか?」って聞いたら結構冷えるみたいで、防寒対策はそれなりに必要のようでした。車中泊に向いた車は最近の新車では非常に限られてくるので、そのために車の買い替えで困っている人は結構いると思う。15年前頃のモビリオスパイクやファンカーゴの時代が一番パッケージングが良かったと、ついぼやいてしまう私。

その点、ホンダはパッケージングに関してはよく頑張っていると思う。

VEZELもシャトルも荷室はフラットで広くて使い勝手は良さそう。中古のモビリオスパイクは現在でもあの広大な荷室は魅力を失ってはいないでしょう。

次に乗る車本当にどうしよう?



この道路でアップしましたが、景色も良く、清々しくて大変気持ちが良かったです。

自分の体調は微妙な感じでしたが、今年は天候に恵まれたことが救いでした。
この時期の乗鞍で天気の心配をしなくて済むことなんて滅多にないことでしょうから。


当日編へ続く
Posted at 2017/08/31 20:38:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | カリブでお出かけ。 | 日記

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