一昨日の夜。
自宅に戻ってオデッセイをとめ、
クルマの前の汚れなんぞを見ましょうかね?って
エンジンを切って降りて、ドアをポンと閉めた。
ふと、カバンの中の携帯電話が鳴ったかな?っと振り返ると、
キュキュッキュッ・・とドアロックが全て掛かってしまった。
携帯電話は
カバンの中で長財布と一緒にポケットに入っていた。
その財布にはカードキーが入っている。
そして、もしもの予備キーはカバンの別のポケットに入っていた。
ん?
つまり、キーがオデッセイの中に入ったままで、
ドアロックされてしまったのである。
カバンには自宅の鍵やら会社の鍵、そして携帯電話も・・・・
ものの何秒か悩んだ結果、
自宅のドアをとにかく叩いてお袋を叩き起し、玄関は開けてもらった、
だが、オデッセイが開かないことには
翌日の出社も不可になるので、
なんとかしないと・・・
試行錯誤した結果、
目覚ましに使っている過去の携帯電話の電話帳から
会社のスタッフの携帯番号を探し出し、
風呂上がりのビールを口にする寸前のスタッフにつながって、
「これこれこうなんで、会社に寄ってオデッセイの予備キーを持って
高速乗っていいから自宅まで届けてくれっ!」っと頼んだ。
ただ、彼は僕の自宅を知らないので
彼が知っている大型ディスカウントショップ、トライアルの駐車場で合流することに・・・
そこから汗をかきながらトライアルまで行って
広い駐車場の街灯の下でしゃがみこんで待つことに・・・
どんなに急いで高速に乗っても30分はかかる距離、
しばらくボぉ~っと座っていると、赤色棒を持った警備員が遠巻きに
声をかけてきた。
「お酒でも冷ましているんですか? お客さん~。」
こっちは汗だくで歩き疲れているので
声も出さずに小さく違う違うって意味で手を振った。
すると何故か急に強気になった警備員が、
「飲んでるんですかぁ?」って声を大きくしてきた。
なんだこのやろうって立ち上がろうとしたら
ちょうどパトロールの時間帯だったのか、
赤色灯を消したパトカーがす~っと後ろに入ってきた。
仕方ないので、なぜここに座っているかの事情を説明し、
目障りなら場所を移動しますけどって話をしていたら
パトカーから降りてきて途中から話を聞いていた警察官が
「免許証かなんか、身分証明書あります?」って聞いてきた・・・
その全てをクルマの中に置いたままでキーがかかったんだよっ!
って睨みつけると・・
「あ、そうですよね、失礼」なんて言いやがる。
かと思えばその相方は
「じゃぁ、パトカーで御宅まで送りましょうか?」っとか言ってくる、
今ここで、クルマのキーを持ってきてくれるのを待ってるのに、
ここを離れたら意味ねぇだろがっ。って声を荒立てると、
「あ、そっか、そりゃそうですよね。」だって・・・
歩き疲れて、一連の説明やら漫才が終わりかけた頃、
会社によって予備キーを持ってきてくれたクルマがやって来た。
「MONさん、どこです?」
お袋から借りてきた携帯電話に彼が電話してきたので、
パトカーのライトに照らされて座ってるよ!って答えたら
「あ~ヤバイ事件でもあったのかと思いました」だって・・・。
どうでもいいから早く助けてくれよ~。
彼が手にしたオデッセイの予備キーを見て
やっと警察官も信じてくれて、無事にその場を開放され、
彼の車で自宅まで戻って、
ワイアレスキーをオデッセイに向けてキュッキュ!・・・
これで一件落着~。
カードキーって携帯電話で誤動作するんですかねぇ?
ってか、誤動作の原因になったと思われる電話の着信を見てみたら、
携帯に電話してきたのは同級生のオバチャンで、
今度の土曜日、またみんなで集まるで~って留守電聞いて
ひっくり返ってしまったのであります。
あんたの電話のおかげでとんでもない目に遭ったことを
今度の土曜日にこんこんと説教してやりたいのであります。
人間、生きていればいろんなことがありますな。
昨日から
カードキーはカバンに入っていますが
常に通常のキーで施錠解錠、エンジンスタートに努めるようにしたのは
言うまでもありません。
同級生のオバチャンに限らず、誰が電話してくるかわかりませんからね。
カードキーを利用されている皆様、
カードキーの誤動作と、同級生のオバチャンにはご用心。
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Posted at
2011/07/01 00:10:49