今日からお仕事の方、お疲れ様でした。みんながお仕事の中、私は晴れた今日を有意義に過ごすため、予定の作業を消化しました。
まず、ヘッドライトのクリア剥げを研磨し、ガラス系のコーティングをする事。
私のアコードは1年以上前からクリア剥げが始まり、もはやコンパウンドではとても綺麗にはならない状態でした。研磨以外ないという判断です。
もう一つ、CM系アコードの持病ともいえるヘッドライトの曇りを防ぐため、コーキング処理を行うこと。
これは以前水漏れを起こしていた
ダンクで行っており、確実に効果があり曇りもないので、アコードにも行おうということです。
この二つの作業を行うため、実はバンパーとヘッドライトユニットを外しました。もし今後バンパー外しやヘッドライトユニットを外そうと思っている方は、もしかしたら参考にしていただけるかなと思っています。
では画像が多いので淡々と作業を書いていきます。
ライトユニットを外すということで、のちに光軸合わせが出来るよう昨夜壁にテープを貼って印をつけておきました。
まず、フロントノーズ側のカバー部固定のクリップ7箇所と、グリル固定のクリップ5箇所を外します。場所によって長さが異なっているので、分かるようにしておいた方がいいです。
因みにバンパー下にはスポータオル等を敷いていた方がいいと思います。
バンパー底のクリップ3箇所(多分サイド方向にもあと2箇所あると思う)とM6ボルト4本(私のは外れてて2本しかなかった…)を外します。
その底面3箇所のクリップは固着して結構硬いので、小さめのマイナスドライバーで全周囲を少しずつ浮かしていき、ニッパーで掴んで引っ張るのが良いと思います。マイナスドライバーだけで一気に浮かそうとすると割れると思います。
底面クリップの両脇にあるM6ボルトは錆だらけ。私はM6の新品ボルトを買いました。ついでにネジ部にスプレーグリスを吹きかけておくといいです。
フェンダーとのつなぎのタッピングビスを左右各1本ずつ外します。
フェンダーを外側方向へ引っ張ります。クリップに挟まっているので最初は少し硬いですが、塗膜が割れない程度にバンパーをグイッと引っ張れば外れます。
ヘッドライト下部もクリップで挟まっているので、ここを手前に引っ張ります。
外れたらバンパーをそっと置き、フォグランプを外します。コネクターを外さず、バルブソケットごと外す方が早いです。
そういえば、フォグのバルブを交換する時、助手席側だけやけに手が入らないと思ったら、何やらレゾネーターらしきものがありますね。手が入らないわけだ…。
外したバンパーは裏のチャリ置き場に。ダンクのバンパーと違って重たかった…。持ち方に気をつけないと、捻って塗膜が割れるかもしれません。
お次はライトユニット。
まずはハイビームとウィンカーのコネクターを抜いておきます。
そして、ボンネット内への風の侵入を防ぐカバーの先端を外し、○印のネジ2本を外します。
カバーは上に持ち上げればクリップが外れます。
ユニット下部の固定はボルト1箇所です。ロングTレンチじゃないと外れません。又はボックスドライバー。
いずれも対辺10mmです。
最後は側面1箇所。
因みに、ライトユニットの固定座は樹脂なので、装着する際はあまり強く締めないように気をつけましょう。緩めじゃないと割れます。
外しかけのこの状態で、ポジションコネクターとHIDの電源コネクターを外します。
完了。
写真を撮らなきゃ、あっという間に終わります(笑)。
さて、いよいよライトユニットの研磨です。
それにしてもアコードのクリア剥げは酷いなぁ。嫁さんのダンクはもう8年半になりますが、写真右のように全然クリア剥げがありません。
ホンダの幼馴染が言うには、ケミカルなんてらって呼ぶらしいのですが、要はワックスだとかケミカル剤がよく落ちていなくてこうなるらしいです。
となると、スプレーワックスがいけないのか…。でもダンクも同じスプレーワックスを使ってるんだけどなぁ。
洗車頻度が違うから??
今後はヘッドライトにスプレーワックスが付かないように洗車しよ~っと。
さて、研磨ですが、お友達の
V-テッ君♂さんが
物凄い丁寧な作業をされていまして、当初は真似をと思っていたのですが、時間がとても足りないので一番簡単で綺麗になる方法を色々な方の整備手帳で参考にさせてもらいました。
まずは1000番の耐水ペーパーで研磨。湿らせた水が一気に黄色くなるほどクリアが汚れていました。
そして無数の研磨スジのせいで雲っております…。
5分程度でしょうか、全面にザラザラ感が無くなる程度で1000番を終了。
お次は1500番。こちらも同様に研磨。
正直、1000番との違いが分かりませんでした…。
ホントに番数を上げている事が効果に出てるんかいな?!
と思って、お次は2000番の研磨中にわざと境目を作りました。
いや、確かにあるみたいです…。
左半分が2000番、右半分が1500番です。
と、ここまでは整備手帳を拝見しても割りと定番なようです。
ところがここからがかなり人によって違うんですよね…。金属用コンパンドで番数上げていくとか、ピカールだとか、専用のッドライトクリーナーだとか。
その中でも私が目を付けたのがこれ。
どなただったかな(お友達じゃない方)、「色々試したけどこれが一番早くて綺麗になった」と書かれていました。
もちろん時間のない私はこれに飛びつきました。天然カルナバワックスも配合されているようです。
半分ほど磨いてみましたが、凄い効果です!作業は早いし透明感も抜群。
プラスティック専用ならではの効果なのかもしれません。
どちらがビフォーでどちらがアフターか分かりますよね…。
ビフォーは全ての反射が茶色く見えます…
あまりに凄さに、
「このクリーナーだけで落ちるかな」
なんて根性無しな考えが生まれ、反対側のユニットをペーパーがけせずにクリーナーだけで拭いてみましたが
黄色いくすみこそ取れるものの、やはりまだら模様のクリア層を取るには余りにも時間がかかりそうです…。
ということで、反対側も同様の作業。
正直、そんなに時間はかかりません。写真を撮らなければ…
多分、研磨&クリーナーだけだと片側15~20分程度?しかもそんなに力も要らないし…
本当ならここでコーティングを行いたいのですが、コーティングをすると24時間は触れないように注意書きされていたので、ここからは曇り止めのコーキング作業です。
プラスティックへの密着性アップってのが気にいって、ダンクで使ったものと同じものにしました。
一応、クレーム対応でクリップが2箇所追加されてるんですけど、効果はイマイチですね。
冬は曇りますもん…。
指で押さえつけて流し込んでいるので、見た目は汚いです(汗)
コーキングが済めば、あとはコーティング。
ややこしい?
どうやら専用のクリーナーとガラス系コーティング剤が入っています。
専用のクロスとスポンジも2組ほど。2回分ってことかな?
先程、ホルツのクリーナーで磨いたので専用クリーナーは不要かとも思いましたが、ホルツのクリーナーはカルナバワックスが配合されているので、再度専用のクリーナーで軽く磨きます。
確かに、ツルツルした感じからキュッキュッという感じに変わりました。
専用クロスは全く汚れず。当然ですね…
そしてガラス系コーティング。全面に塗布して1分程度待ち、スポンジ反対面でならします。
先入観か、カチッとした表面になったような、なってないような…(汗)。
このコ-ティング剤ですが、耐久性は半年のようです。ま、塗布は簡単なので特に気にしませんが、黄ばみが発生したらホルツのクリーナーで時々綺麗にしてやる方がいいのかも。もうクリア層がないので、今回のような汚い状態にはならないでしょうし。
あ、バイザーもこれで綺麗にしようっと!!
実はこの作業のあと、子供達と買い物に行く事にしていたので(もちろんダンクで)、すぐさまライトユニットを装着しました。
因みに、ユニット下部に写真のような金属ブラケットが付いているのですが、ここを少し持ち上げて横のネジを固定するとバンパーとヘッドライトの隙間がなくなります。
ほら。
最初に外した底面のクリップは、バンパーの口から手を入れてアンダーカバーを下に押さえながらクリップを指差し込まないと嵌りませんので…。
あとは、夜になって光軸合わせ。
右だけが2センチ程度高くなっていたので下げます。
アップダウンはこの穴にドライバーを突っ込んで。
で、ぴったり♪
もうクリア感が段違いです!!
HIDも蒼白になって乱反射もなし♪
大満足!!!
というわけで、この長い作業ブログがどなたかの役に立ちますように♪
読んでくださってありがとうございます。