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わんどらのブログ一覧

2015年03月19日 イイね!

美しき、フツーのオールドタイマー #3 プジョー505

美しき、フツーのオールドタイマー #3 プジョー505銀座にある職場を出ると、キラキラした街角に、ふとツヤを失った濃色のクルマが停まっていました。
ボンネットは既に塗装が剥がれ、銀座の一角に路上駐車される艶やかな高級車たちとは確実に異彩を放ちつつも、でもしっかり存在感のあるクルマ。
それが今回の主役、プジョー505です。

イマドキの高級車のような分厚さがないながらもワイドなサイズ感や、80年代らしい直線基調のボディラインとつり目の顔つき。
実は僕、このクルマが好きなんです。
資料を見ると、生産販売されていたのは70年代終わりから90年代初頭までと、かなりのロングセラーだったよう。
おそらくその途中にはいろいろと仕様は変化があったのかと思いますが、全体感が醸し出す、時代を表す雰囲気がなんともいい感じ。
抽象的ですが、数々の名車を生んだ自動車成長期(60年代)以上、自動車高度電子化(90年代)未満の、合理化だとか省エネとかを工業製品にそのまま表現したコンサバティブな雰囲気が、逆にいいなぁと思ったりするのです。
(これは1980年前後に生まれた欧州車共通の雰囲気かもしれませんね)
フランス生まれの割には同じ時代を生きたシトロエンCXやルノー25みたいにデザインがとんがってる訳でもなく、内装もプラスティック樹脂感たっぷりなんだけど、それがまた当時の先進だったりした典型のような気がして、このスタンスがまた良いのです。(完全に個人的見解なのですが、これは褒め言葉ですよ!)

特に好きなのは、ワゴンモデル。

この頃は”ブレーク”と言ったのか”SW”だったのか定かではないのですが、見てください、この荷室の奥行き感!

これはバカンスのための荷物も、ひと月分くらい余裕で載せられそうじゃないてすか。
当時のフランスではこの広さを活用して、救急車だったり、スーツケース満載可能なホテルの送迎車だったりと活躍したことが容易に想像できますね。

そんなプジョー505。
銀座の街角にあるように、今も大切に乗られている姿を見ると、新しく艶光するだけが全てじゃない、そんなクルマとの付き合い方に憧れてしまうのでした。
Posted at 2015/03/19 23:32:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | オールドタイマー | 日記
2015年03月17日 イイね!

メルセデスCLAシューティングブレークが気になる!

メルセデスCLAシューティングブレークが気になる!春の祭典ジュネーブモーターショーも終わり、欧州の新車発表ラッシュも一通りの落ち着きを見せたかと思いつつ海外の自動車専門情報サイトを見ていたら、なんだこれは?と見慣れぬスタイルのモデルを見つけました。
それが今回の気になるクルマ、メルセデスCLAシューティングブレークです。

実は僕、CLAというモデルが世の中に既にあって、しかも日本にも導入されていたなんて、恥ずかしながら知らなかったんです。
メルセデスって実はコンパクトからスーパースポーツカー、そして商用車、バス・トラックまでいろいろラインナップしているフルラインメーカー。
だから、ボトムラインを支えるAクラス(W176型)にバリエーションがあっても、何の不思議もありません。
そんなことでCLAは、基本はAクラスの兄弟車ながら、4ドアクーペのスタイルを与えられたモデル。
最近のドイツ車はこの手のCセグメントモデルにもセダンスタイルのバリエーションを持つ傾向にあるので(アウディA3なども最近はセダンにチカラ入れてますよね)、そんな商品展開にならったカタチなんでしょうか。

そして今回はそんな、もう2年も前に発表され、そして日本でもしっかりラインナップされているCLAに、さらなるバリエーションとしてワゴンモデルが登場したんだとか。
(実はこのクルマの発表も昨年暮にあったらしいのですが、全くのノーマークでした)
個人的には正直CLAのような、そもそもメインモデルはハッチバックなんだけど、それにトランクルームを足してホイルベース伸ばしてデザインを滑らかに撫で直しました感のあるスモールセダンモデルはなんだかしっくりこないんですが、これがワゴンとなるとまた話は別。
しかもこのCLAのワゴンモデルは、”シューティングブレーク”なんていう往年のコーチビルダーのような素敵なネーミングで、なかなか良い感じではないですか。

スタイルを見ると、これまた実用型のワゴンとは異なる、何ともスポーティな出で立ちで美しい。
リヤゲートまで低くなだらかに続くルーフラインは、颯爽と獲物を狩るイメージを感じさせ、まさにシューティングブレークの名にぴったり。


ワゴンならではのユーティリティなんて気にしない、IKEAで沢山のインテリア雑貨を詰め込むよりも、鹿を射て、ワインディングを駆けるほうが似合いそうです。(まあ、日本ではそんなシーンはないだろうけど…(笑))
と同時に、都会的なエロさも持ち合わせてるような気もします。

そしてこのクルマ、見た目以外の機能、インテリアなどは基本的にW176型Aクラスと同じとのこと。
兼ねてからW176に好感を抱いていた僕としては、このシューティングブレーク、ありです。
しかしまあ、最近のメルセデスは、力強さやエレガントさをとても上手にデザインにまとめあげているなぁ、と思うんです。
このCLAシューティングブレークもコンパクトながらしっかりとエレガントにまとめあげられていますよね。
もし自分自身がこのクルマをチョイスするなら、身にまとうファッションから選びたくなっちゃう。
小さいながらに乗り手の雰囲気を作ってくれそうな、気になるクルマです。


2015年03月15日 イイね!

そういやEVってどんな塩梅?

そういやEVってどんな塩梅?先日のこと。
自宅マンションの前に、見慣れぬ黒い大きめのセダンが一台停まってます。
あまり見たことのないデザインは、しなやかなボディラインが美しく、なかなか素敵な雰囲気。
見るからにラグジュアリー感の溢れる、この手のクルマには疎い僕。
ジャガーあたりの新モデルかな?なんて思いつつ近づいてみると、それは電気自動車”テスラ モデルS”でした。
ふむふむ、改めて見るとこのクルマ、なかなかカッコイイ。
スペックなどは全くわからないのですが、こんな大きな車体の電気自動車がちゃんと走るなんて、きっと凄い技術が詰まってるんでしょうね。

そういや数年前の日産リーフが火をつけた電気自動車って、イマドキは増えているのでしょうか?
リーフこそ一週間に数台は見ることがありますが、それ以外のモデルを気にも留めない僕としては、さっぱり普及率がわかりません。
別に”クルマは内燃機関に限る”なんて固定観念は全くないのですが、やはり所有するにはいろいろなハードルがあります。
それは、車両本体価格とかボディタイプ云々ではなく、インフラの不安のほうが大きい気がします。
特に、僕のようなマンション居住者にとっては、占有できる充電スタンドがないことは所有に確実なブレーキをかけます。

そんなことから、おせっかいながらも現状のインフラ実態を調べてみました。
まずは日本にある充電スタンドの数。
・急速充電スタンド数:約4,600
・普通充電(100/200v)スタンド数:約8,200
*GoGoLabs調べ

ふむ、なるほど。
多いのか少ないのかわからないや…。
それではと、比較対象にガソリンスタンド(以下GS)の数を調べてみると…
・ガソリンスタンド数:34,700(うちセルフ9,200)
*全国石油協会調べ
GSの数は、年々減少の一途だそうです。
言われてみると、結構閉店してる店舗って見るかも。

さて、この充電スタンドとGSの数を比較すると、そりゃモータリゼーションの歴史の分、GSが多いのは納得です。
減っているとはいえど、ドライブの行く手に程良く存在する安心感は、交通インフラとしてドライバーには重要です。
では、充電スタンド数はGSと同じようなドライブ中の安心感を与えてくれる数なんだろうか?
ということで、どのくらいの距離間隔でスタンドが設置されているのかを計算してみることに。
日本の道路総延長距離(高速、国道、県道、市町村道)は約1,214,900km
(国土交通省発表)とのこと。
ちなみに、高速+国道の総延長は63,000kmなんだそうです。
すると…
GSは35kmに一軒。
それに対し、充電スタンドは95kmに一軒という感じ。
しかし、実質ドライブ先で役立つであろう急速充電スタンドの設置数に限ってみると、264kmに一軒ということになってしまいます。
これはマズイ。
電気自動車の連続航続距離は、例えばそこそこ普及してきたリーフで約200km、後発モデルのBMW i3で130kmなどということを考えると、充電設備が足りなく、まだまだドライブには不安が残ります。

こうなったらインフラ整備が先か、あるいはクルマの性能向上が先かということになるのですが、前述のテスラSは最も大きなバッテリーを積んだモデルが約500km走るようですし(だだし車両価格は1000万円)、次期リーフも新型バッテリーで航続距離が倍(400km)になると言われています。
そうなったら、少しはドライブの安心感も増すんでしょうね。

そんなことで、僕のようなマンション暮らしで常時充電できる可能性の低い消費者には、電気自動車の所有はもうちょい未来に託すことになりそうなのが、今の塩梅なんでしょうね。
2015年03月06日 イイね!

from Geneva Motor Show 2015

from Geneva Motor Show 2015連日ブログネタにしているジュネーブモーターショーも、一般公開が始まりました。
一昨日までのプレスデーを経て、既にメディアではあれこれ紹介されていますよね。
欧州の3大モーターショーをくまなくチェックしたいわんどらとしても、海外メディアからの情報をザッピングしながら、いつものように”エアクルマ選び”を楽しんでます。

今回の出展車種はなかなか豊作と言えるのでないでしょうか。
既に”気になる”シリーズのブログに書いたセアトレオンSTクプラ、フォードフォーカスRS、オペルカール、BMW2シリーズグランツアラーなどのニューフェイスや、シトロエンDS5、トヨタアベンシスのフェイスリフトなど、大きなインパクトはないけど、”明日欲しい”と思えるクルマたちが小粒揃いです。

そんなことで今回は、既に過去ブログでピックアップした上記モデル以外の、更に気になる出展車種を挙げてみます。
いつものように、専門的なコメントはメディアさまにお任せして、わんどら的見た目重視、軽い視点での紹介となることあしからずです。

まずは日産から、新世代Bセグハッチの提案、スウェイです。

次期マイクラ(マーチ)のコンセプトとなるこのコンパクトカー、先月からティーザーフォトのみ紹介されていて、実はとっても気になってました。
いやー、これはカッコイイ!
久々インパクトのあるBセグコンパクトの予感です。
まさかこのスタイルで市販化はあり得ませんので、落とし所はそこそこフツーになっちゃうんでしょうけど、現行マイクラの曖昧な風味により堕ちてしまった欧州における日産コンパクトの地位を復活させて欲しいと、日産ファンの僕は応援したくなっちゃいます。

次は今回のモーターショーの話題の中心、アウディR8です。

普段は平べったいスーパースポーツカーにはほぼ興味はないのですが(好きなのはポルシェやGTRなどの乗用車っぽい?!やつ)、平べったい中でもこのR8と新しいホンダNSXは何故か気になってしまっています。
今回の新型R8は一瞬何処が変わったの?というフォルムですが、フロントセクションのライトからグリルへと続く造形などは、さすがアウディならではの美しさ、という感じです。

そしてお次もニューモデル、シュコダスペルブをピックアップしてみます。
こちらはチェコ拠点のVWグループ、シュコダのDセグメントモデル。

シュコダは昨年秋のパリモーターショーにて披露されたBセグハッチ、ファビアに続けての新車ラッシュです。
スペルブは、先日欧州COTYを受賞したVWパサートの兄弟車。
ワイドで伸びやかなボディスタイルは、どことなく新型パサート譲りの雰囲気が出ています。

さて、今回の注目モデルのラストは、オペルからのホットハッチモデル、コルサOPCです。

今回のオペルは新型シティカー、カールの発表がメインではありますが、こちらのコルサOPCバージョンもなかなか良い感じ。
(ちなみにOPCとはOpel Performance Centerのこと。BMWでいうM、メルセデスのAMGみたいな存在です)
写真を見ると、通常モデルよりも明らかにマッシブになったボディスタイルがカッコイイです。
見事なまでに強そうに変身させたハイパフォーマンスバージョンは、小さな車体に1.6Lのエンジンで200馬力以上を引き出すとのこと。凄い!

出展車は他にも、いよいよ市販版の発表となったホンダシビックタイプRや、見た目はほぼ変わらねど機関装備がブラッシュアップされたプジョー208フェイスリフトなど、他にも気になるクルマはたくさん。
あれこれ綴るときりがないのですが、ジュネーブショーは今年もまたまたクルマ選びの楽しさを増やしてくれたのでした。
2015年03月04日 イイね!

European Car of the Year 2015

European Car of the Year 2015ジュネーブモーターショーのオープニングと共に発表される毎年恒例のアワード、今年も欧州COTYが決定しました。
そして僕のブログも、毎年恒例ということでこの話題をピックアップしてみます。

欧州22カ国のジャーナリストが、2014年に発売された新型車(かつ欧州にて年間5000台以上販売される量産車)を対象に投票して決める大賞。
今年のファイナリストに選ばれた7台の顔ぶれは、BMW2シリーズアクティブツアラー、シトロエンC4カクタス、フォードモンデオ、メルセデスCクラス、日産キャシュカイ、ルノートゥインゴ、そしてVWパサート。
昨年のi3に続いて、我らがBMWから2シリーズアクティブツアラーがファイナリスト入りしたのが嬉しいところです。
新世代BMWの旗手、これはもしやBMW初の大賞受賞か?!…なんて。

しかし僕の期待を裏切りつつも、見事選ばれた今年のNo.1は、VWパサートです。拍手!
VWにとっては2年振りの受賞、さすが手堅い感じ。

まだ生まれ変わったばかりのDセグメントモデルは、直線基調のデザインで、とてもオトナな雰囲気です。

まあ受賞車については誰もが納得してしまう無難(失礼!)な印象を受けているのですが、それにしても今回の選考には、どことなくいつもと違う傾向が見られます。
それは、このファイナリストたちの得票順位を見ると一目瞭然です。

1位:VWパサート
2位:シトロエンC4カクタス
3位:メルセデスCクラス
4位:フォードモンデオ
5位:日産キャシュカイ
6位:BMWアクティブツアラー
7位:ルノートゥインゴ

例年の欧州COTYの特徴である”コンパクト”優位の投票傾向が、今年は全く見られません。
そもそもファイナリストにも選ばれなかったプジョー108/シトロエンC1/トヨタアイゴの3兄弟、オペルコルサEなどを含め、今年はコンパクトハッチ系の評価が軒並み低かったようです。
そしてBMWアクティブツアラーも然り、パサートの約1/2の得票ポイントと評価低めな結果に。
そんなコンパクト系に代わり、今回はDセグメントモデルが高評価を得ています。
この傾向は、イマドキの欧州を取り巻く嗜好や景気の現れでしょうか。

さて、本日の最後はこれまた毎年恒例の、”わんどら的欧州カーオブザイヤー”を考えてみます。
今年のファイナリストから、超個人的な見解でランキングしてみました。
すると…
1位:BMWアクティブツアラー
2位:日産キャシュカイ
3位:ルノートゥインゴ
4位:メルセデスCクラス
5位:シトロエンC4カクタス
6位:フォードモンデオ
7位:VWパサート
となりました。
わんどら的上位4車種は、昨年のブログでもそれぞれピックアップした”気になるクルマ”ですが、一方、大賞受賞車がなんと最下位!
どうやら個人的嗜好は、欧州メディアとは逆行しているようです…。
皆さんはいかがでしょうか?

プロフィール

「衝動的にプラモデルが作りたくなり、数十年振りに購入してみた。イマドキは塗装も接着剤も不要のプラモがあるなんて、驚きだなぁ。」
何シテル?   01/15 16:42
こんにちは、Suite Sweet Carlifeのわんどらです。 ここでは私のクルマと、ヨーロッパのクルマに関するお話しを、あれこれ不定期ながら書いてみよう...
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わんどらさんのシトロエン C4 ピカソ 
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2020/09/20 19:58:54
【備忘録】初代C4ピカソのボディカラーラインナップ 
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