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2017年09月29日 イイね!

The Warrios(ザ ウォーリアーズ)ストリートギャング映画 徹底解説 その3(キャスティング)

以前よりブログアップさせていただいております映画『The Warriors』
さて以下興業についてと主な登場人物などのご紹介。


その1 (映画の背景)
その2 (あらすじ)
その3 (キャスティング・本編)
その3 (映画内のギャングチームとトリビア・製作中)


■ 興行

アメリカ国内興行収益2,249万ドル
※1ドル120円換算として約27億円の興行売上                                                                         


■ 監督

・Walter Hill(ウォルター ヒル)
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この映画製作で一夜と言う限られた時間とほとんどが夜の映像と言う演出でこの映画の持ち味を引き出した手腕が評価された作品。
その後も『48時間』や『Street of fire』など人気映画をその製作し、不動の地位に。
※日本では上記2作品の方が有名ですね。


■ CAST(主な登場人物)

・Swan(スワン)
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John Michael Beck Taylor(ジョン マイケル ベック テイラー)
Febraury 4,1949 ~

この物語の一番の主役で象徴的な役柄。
冷静沈着でクールかつ喧嘩も強い。
クリオン不在後のリーダーを務める。
この映画で主役を演じて以降も俳優業を続けているが、大きなヒット作には残念ながらこれ以降恵まれていない。


・Ajax(エイジャックス)
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James Remar(ジェームズ レマー)
December 31,1953 ~

とにかく性格は粗暴で過激そして言葉遣いも超悪いwww。
ケンカの事しか頭に無い無茶苦茶でどうしょうもない奴だが、ことストリートファイトになると俄然頼りになる。
クリオン不在の後にスワンが代理リーダーになった事が気に入らないため劇中内スワンとの口論が絶えない。
ベースボール フューリーズとの乱闘後、女性捜査官に痴漢行為をして逮捕されてしまい...ジ・エンド!と言う結末に。
この映画以降も俳優として活躍している。


・Fox(フォックス)
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Thomas G.Waites(トーマス G ウェイツ)
January 8,1955 ~

性格は非常に慎重でメンバーの中では非戦闘的。
また他のギャング情報にも長けている知的な役柄。
と言う事でリーダーの補佐を行うシンクタンクのような役割を担っている。
映画内では非常に地味に映るが 
残念ながら96th street stationで警察と取っ組み合いになり残念ながら劇中内死亡。


・Cleon(クリオン)
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Dorsey Wright(ドーシー ライト)
April 21,1957 ~

ウォーリアーズのリーダー。
カリスマ的かつ知的でメンバーの性格をよく掴みうまく指示を出しコントロールしている。
サイラス暗殺のすぐ後、確認に行ってしまったが故に殺人の濡れ衣をかけられて、残念ながらグラマシー リフスのメンバー達にリンチに遭ってしまう。
消息は描かれていないが死亡したと考えるのが妥当。

・Snow(スノウ)
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Brian Tyler(ブライアン タイラー)

大柄で筋肉質な体格。
言葉数は少ないが冷静かつ知的である。
腕っぷしもめっぽう強く様々な格闘シーンでは非常に良い働きをしている。
※やられているシーンはない。
首に火炎瓶として使う瓶をぶら下げてコニーアイランドから持参している。
※オーファンズとのシーンで使用。


・Cochise(コチーズ)
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David Harris(デヴィット ハリス)
May 23,1959 ~

アフリカ系の種民族を思わせるようなユニークなスタイルが特徴的。
性格は明るく社交的でメンバーの中立仲介的な役割を担う。


・Vermin(ヴァーミン)
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Terry Michos(テリー ミコス)
December 26,1953 ~

能天気かつ衝動的な性格ではあるが、冗談なども話す明るい性格である。
パンクスとの乱闘シーンにおいては、敵に投げ飛ばされて鏡を身体で割るシーンが衝撃的である。


・Cowboy(カウボーイ)
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Tom Mckitterrick(トム マッキターリック)

文字通りブラックのカウボーイハットを着用。
フューリーズとの格闘の際はすぐにのされてしまうなど喧嘩はあまり強くない。


・Rembrandt(レンブラント)
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Marcelino Sanchez(マルセリノ サンチェス)December.5.1957~November.21.1986(Aged 28)

赤のネッカチーフとアフロヘアーが特徴。
名前からも判る通りヒスパニック系人種。
グラフィティーの担当としてレッドカラーの缶スプレーを常に持参している。
映画のシーンでは墓石に『W』のロゴをペイントしたり、パンクスが最初に襲撃して際にリーダーの顔面にスプレーを吹き付けたりしている。
その後もテレビドラマや映画で活躍するが映画封切の7年後にエイズによる癌のため28歳という若さで死去している。


・Mercy(マーシー)
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Deborah Van Valkenburgh(デボラ ヴァン フォルケンバーグ)
Augst 29,1952 ~

最初の登場シーンはふしだらなお姉さんに見えるのですが、シーンを重ねるごとに実は純粋な心の持ち主である事が判る。
当初ウォーリーアーズと何故かぶつかり合うのだが、進めて行くうちにスワンに淡い恋心を抱き...
最後は2人良い感じに。
この役どころを演じたデボラは、ウォルターヒル監督のストリート オブ ファイヤーの主役・トムコーディのお姉さん役にも抜擢されております。
この時には、マーシーのイメージを払拭し可愛らしいお姉さんに(笑)。


・Luther(ルーサー)
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David Patrick Kelley(デヴィット パトリック ケリー)
January 23,1951 ~

何とも言えない小悪党っぷりを本当に良い味を出して演じております。
ルーサーのずる賢くもチキンなハートっぷりをめちゃめちゃ好演(笑)。
コニーアイランドでの最後の決戦前に逃げるウォーリーアーズに問いかける言葉。
『The Warrios! Come out play-ay!!』のセリフは、余りにも有名。
デヴィット パトリック ケリーは、この映画を機に様々な小悪党を演じておりますね。
確かシュワちゃん主演のコマンドーで黄色いポルシェ乗って?ひっくり返されとったのを覚えております。
実際には空手黒帯、ギタリストとしてCDを出すなど俳優だけでなく多彩な才能を発揮しておられます。


・Cylus(サイラス)
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Roger Hill(ロジャーヒル)
Jully 31,1948 ~ February 20,2014(Aged 65)

プエルトリコ人(ヒスパニック系)である。
NYのストリートギャング達より崇拝を受けるカリスマ的リーダー。
市中のギャングを束ねるべく公園にて演説を行うが、暗殺されてしまう。
演説中の『Can you dig it?』と言うスラングは、この映画が多く世に広めたとも言われている?。
2015年9月のThe warrios runionの際に行われたMEMORIALにて2014年にと亡くなった報告されている。


・Masai(マサイ)
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Dennis Gregory(デニス グレゴリー)
1948 ~ 2004

リーダーのサイラス亡き後のグラマシーリフスを束ねる事実上の後継者。
良く見ると頭部左側に分け目があり衝撃の7:3スタイルの髪型なんですw。
※この画像では判りませ~ん。
ブラックの衣装にレイバンのサングラスは観る者を恐怖に陥れる不気味さを醸し出している。
2015年9月のThe warrios runionの際に行われたMEMORIALにて2014年にと亡くなった報告されている。


・Sully(サリー)
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Paul Greco(ポール グレコ)
October.21.1955~December.17.2008(Aged 53)

オーファンズのリーダー。
気の弱い雰囲気を好演している。
ウォーリアーズの他にもクロコダイルダンディやオスカーなどの脇役に出演。
肺癌のため53歳で死去。


・The D.J.(名前は不明)
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Lynne Thigpen(リン シグベン)
December.22.1948~March.12.2003(Aged 54)

リフスからのウォーリーアーズ捜索メッセージをラジオD.J.から配信させたと言うのがこの映画のキモ。
全てが比喩で例えられたメッセージなのだが、リン シグベン演じるD.J.役は顔の下部しか登場しないのも面白い演出となっている。
脳溢血のため54歳で死去。


・Police Woman
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Mercedez Ruehl(メルセデス ルエル)
February 28,1948 ~

女性囮捜査官。
エイジャックスが逮捕される名シーンを演じる女優さんです。

・Candy Store Girl
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Gynny Ortiz(ジニー オルティス)

ローグスが知り合いに電話を掛けるシーンに売店の女性店員として登場。
女優さんであるが詳しい略歴などは不明。



40年近く前の映画ともなると出演された俳優さん達の一部の方はすでにお亡くなりなられたりして寂しいかぎりですねぇ。
さて、次はいよいよ最終章。
オープニングや集会などで登場するギャングチームを徹底解剖いたしますよ。
Posted at 2017/09/29 16:20:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画探訪&レビュー | 日記
2017年09月21日 イイね!

The Warrios(ザ ウォーリアーズ)ストリートギャング映画 徹底解説 その2 (あらすじ)

The Warrios(ザ ウォーリアーズ)ストリートギャング映画 徹底解説 その2 (あらすじ)さてと、前回ご紹介しました映画 『The Warrios』 ようやくあらすじに移ります...

その1 (映画の背景)
その2 (あらすじ・本編)
その3 (キャスティング)
その3 (映画内のギャングチームとトリビア・製作中)


■ STORY(あらすじ)

ニューヨークに存在するギャンググループ100組が、最強グループであるグラマシー リフスのリーダーであるサイラスの呼びかにより、サウスブロンクスのとある公園(恐らくヴァン コートランド パーク)に招集された。

まずは地下鉄でコニーアイランドから出発するウォーリアーズの面々。
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オープニングがある意味メンバー紹介的な役割となっております。

集会の間は各グループ停戦。
参加出来る各グループ・メンバー9名まで、武器の持参は禁止。

公園に設けられた演台で演説するサイラス。
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それはニューヨークで敵対するギャング同士が団結するための呼びかけであった。
ニューヨーク中のギャングチーム達が結集すれば(6万人)、それはニューヨーク市警の警官数(2万人)を上回る構成員数を意味し、ニューヨークはギャング達のものになると言う事を意味する。
演説に感動し狂気と歓喜に満ちる公園。


そんな大盛り上がりな演説の中、サイラスはローグスのリーダーであるルーサーに拳銃で暗殺されてしまう。
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パニックでごった返す集会の中、サイラス暗殺をウォーリアーズメンバーのフォックスが目撃。


ルーサーはウォーリアーズがサイラス殺しのグループだと主張し、ウォーリアーズは濡れ衣をかけられ、何も知らないリーダーのクリオンは集会現場でリフスのリンチに遭う。
※クリオンの生死は判っていないが、恐らくリンチで殺害されたと言う説が有力。
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パニックとなった集会場には更に警察も入り乱れ、逃げ惑うギャングチーム達。
ここから8名となったウォーリアーズのサウスブロンクスからホームエリアのコニーアイランドまで帰還する逃亡劇が始まる。
警察に追われながらまずは地下鉄に乗り込もうとするが、サイラス亡き後のリフスはサブリーダーとしてマサイがウォーリアーズへの刺客を送るべくラジオのDJを通じて全ギャングチームにウォーリアーズへの報復生け捕りを命じる。


汗だくになりながら隣接する墓地へ逃げ込み、メンバーみんなで作戦会議。
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これよりスワンをリーダーとして地元コニーアイランドを目指して帰ろうといたしますが...



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その時すでにサイラス殺害に憤慨したリフスのサブリーダー マサイが怒りの檄を飛ばします。
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『ウォーリアーズを生け捕りせよ!それがダメなら殺せ』
メッセージはニューヨーク中のギャング達にラジオD.J.を通じて伝えられます。


そうとも知らないウォーリアーズのメンバー達は、最寄り駅へと命からがら辿り着くが、そこにはスキンヘッドの強面チームのターンブル エーシーズがウロウロしておりますwww。
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と、間の悪い事に彼らがUターンをかました時に地下鉄が駅に到着。alt
ターンブル エーシーズからの襲撃を受けるもその襲撃をかわしながらタッチの差で地下鉄に乗り込み脱出成功。


無事に地下鉄に乗り込み、地元であるコニーアイランドまで問題なく余裕で到着すると思う8人のメンバー達。
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もし途中何かあればユニオンスクエアで落ち合う約束をして進んでいく。


が、少し進んだ駅で何者かが火をつけ大騒ぎに。
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地下鉄はそこら不通となり、やむなくメンバー達はその駅で下車して次の駅まで歩いて向かう。


その移動途中でオーファンズに遭遇。
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弱小チームでリフス主催の集会に彼らは呼ばれていないので何故自分たちのシマへウォーリアーズが断りも無しに入ってきたのかを知らない。
ここを無事通過するべく彼らと停戦協定を結ぶために、スワンとフォックス交渉を行う。


が、謎の女性マーシーの邪魔が入り交渉は決裂。
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悶着の元は、『ウォーリアーズのベストを1着頂戴!』とおねだりするも、当然の如く断られます。
オーファンズを意気地なし呼ばわりして、揉めるんですよねぇ。
この娘、まるで揉め事を楽しんでいるんですよwww。


そのまま歩を進めますが、逆キレしたオーファンズ面々は30人程の戦闘員を引き連れ闘いを挑みます。
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しかしここは喧嘩の才は上手のウォーリアーズが、火炎瓶を車に投げつけてピンチをかわし無事脱出。

次の駅で地下鉄に乗り込みます。
※駅名は不明だが(恐らくTremont Station)この辺りはまだ危ないブロンクスであります。
この物語の重要人物であるマーシーは最初厄介者扱いを受けながらもここからウォーリアーズの逃避行について行きます。


常にDJラジオを通じてニューヨーク中のギャング達に状況は知らされる。
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ウォーリアーズ捕獲は失敗に終わるも、マイナーリーグに先を越されたわよ!と。


本当の犯人であるローグスのメンバー達は目撃者であるウォーリアーズを先に殺害すべく独自で動き始める。
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まるでこの騒ぎを他人事のように楽しむルーサーに他のメンバーはやや困惑。


次なるステージとして96丁目駅。
様々な線への乗り継ぎがある大きな駅故に、停車時間が長いのだが...
ここでは駅構内に警察官がウヨウヨと警戒にあたっている。
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停車連絡待ちに警察官に見つかってしまったメンバー8名+1名(マーシー)達は、駅の中を逃げ惑い散り散りに。
スワン、エイジャックス、スノウ、カウボーイの4名は駅の外に。
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コチーズ、ヴァーミン、レンブラントは、無事警察から逃れて地下鉄に乗車。
彼ら3名はユニオンスクエアへ。
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フォックスとマーシーが一緒に逃げるが、フォックスが警察官に捕まり揉み合いに。
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ここで不運にも唯一のサイラス暗殺目撃者であるフォックスは警察官に投げ飛ばされて線路に落とされたあげく通過の地下鉄に轢かれてしまうという残酷な結果に。
※その隙にマーシーは逃げる。


駅から外へ出たスワン他3名はベースボールフューリーズに追われる。
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リバーサイドークまで走り追われた2つのグループはここで乱闘。
カウボーイがやられるものの他の3名の圧倒的強さで難なくフューリーズを撃退。

しかし撃退した後に公園のベンチで独り居る女性に、エイジャックスが絡みだす。
帰路を急ぐ他のメンバーたちの忠告も聞かないエイジャックス。
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しかしその女性は囮捜査官であった。
エイジャックスはその場で逮捕されこの物語から脱落となる。
※スノウとカウボーイが心配になってこの逮捕劇の一部始終を物陰から見ている。


同時進行でユニオンスクエア駅でリジーズの色仕掛けに遭うコチーズ、ヴァーミン、レンブラントの3名。
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レンブラントのみが色仕掛けに引っ掛からず、周囲を注意深く見ている中、このメンバー達からの襲撃を受けるも命からがらリジーズのアジトから脱出する。
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女ギャングに木の椅子で殴るコチーズ!
容赦いたしませんよw。
またこの時のリジーズのセリフで、リフスからサイラス暗殺の濡れ衣をかけられてウォーリアーズがニューヨーク中のギャング達から狙われている事を認識する。


ユニオンスクエア駅で様々な襲撃を受けたメンバー達が約束通り再度集結。
すでに3名のメンバーを失ったウォーリアーズ。
しかし駅にはオーバーオールにローラースケートを履いたギャングチーム・パンクスが距離を置いて待ち構えていた。
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残ったメンバーが何とか駅に再集結。
他メンバーに目でメンバー合図を送るスワン。
駅構内の男子トイレへと逃げ込み、そこからウォーリアーズVSパンクスの乱闘シーンが始まる。
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ここでも大乱闘の末、逃げ切るウォーリーアーズのメンバー達。



それとは別にここでリフスの代理リーダーとなったマサイの元へ、サイラス暗殺に関わる新しい目撃情報が飛び込んで来た。
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※目撃者


これまでの闘いで何も考えられないほどボロボロになった心と身体におかれたメンバーとマーシー達の乗る地下鉄。
そしてとある駅からダンスを終えて楽しく乗り込んで来た2組の若いカップル達がスワンとマーシーの向かい側に座った。
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あまりにも対照的なこのカップル。
ただ目を逸らそうとするマーシーに対し、決して目を逸らさないスワン。
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居辛くなったカップル達は逃げるように次の駅で下車をする。
この映画の別の意味で深く感動させるメッセージを感じるような名シーンです。


様々な苦難を乗り越えたウォーリアーズの残されたメンバー達を乗せた地下鉄も夜明けのコニーアイランドへ到着。
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しかしそこは命からがら逃げて来た楽園とは程遠いものだった。
何のために自分たちは逃げて来たのか?


たった一晩で起こった様々な出来事ゆえに現実に付き戻されたメンバー達。
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そんな中何かを感じ新たな自分探しの旅立ちをマーシーと誓うスワン達。


そのメンバーの元へ最後の敵、サイラス暗殺の張本人であるルーサーの属するローグスのメンバー達が'55キャデラックのワゴンで登場。
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さてこの先からのラストシーンは英語セリフ付きでお楽しみ下さい!


ローグスのリーダー・ルーサーが隠れるウォーリアーズに対し、空き瓶3本を指に挟んで『カチャン・カチャン』と音を鳴らしながら『The Warrios! Come out to Play-ay!!』と何度も叫ぶシーンは有名。
訳してみると差し詰め『ウォーリーアーズ、俺たちが遊んでやるから出てこい!』てな感じでしょうかね?
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Luther:『The Warrios! Come out to Play-ay!!』
Luther:『The Warrios! Come out to Play-ay!!』
Luther:『The Warrios! Come out to Play-ay!!』



皆武器は持ったか?
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Swan:『Everybody packed?』
Cochees:『Yeah!』
Swan:『All of stay behind me. I'm gonna take'em out to the sand.』
Snow:『What about you? You ready?』
Swan:『Let's do it.』




宿敵ローグスを浜辺までおびき出したスワン達。
『海を見ていると安心するんだ!』とスワン。
『今度ばかりはそうはいかねぇぞ!』とルーサー。
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Swan:『When we see the ocean, we figure we're home, we're safe.』
Luther:『This time ypu got it wrong.』 




そしてコニーアイランドの砂浜で対峙する2つのチーム。
『何故サイラスを殺しを?』と問うスワンに対し、『No reson』と答えるルーサー。
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Swan:『Why'd you do it? Why'd you waste Cyrus?』
Luther:『No reason. I just like doin'thngs like that.』 




そして1対1の対決を申し出るスワンに対しどこまでも卑怯なルーサーは銃を構えてスワンを殺害しようとする!
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Swan:『Let's do it.You and me.』
Luther:『One on one? Yeah! You're crazy! You're dead. All of you. And you Know it. You're dead!』



間髪入れずにジャックナイフ投げつけるスワン、そして叫ぶマーシー。
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Mercy:『Swan!』



ジャックナイフはルーサーの手首に見事命中。
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Luther:『Wowoooooo.....』



銃弾は外れジャックナイフを手から抜き取りルーサーの髪の毛で血を拭うシーンは名シーン....
ちなみにこのジャックナイフは、パンクスのリーダーが乱闘時に落としたモノと思われます。
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リフス!
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Masai:『Riffs!』
Riffs members:『Yeah right!』




そうした中、グラマシー・リフスのマサイは約100名ほどの戦闘員を引き連れすでにこの海岸に到着。
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まだ俺たちの事を探しているのか?
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Swan:『You still looking for us?』


いや!犯人はこいつだ!
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Masai:『We found what we're lookin' for.』



あくまでも罪を認めずウォーリアーズになすりつけるルーサー。
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Luther:『No. Nooo. It wasn't us. It was them, the Warrios.』



ウォーリアーズは素晴らしい, 本当に素晴らしいチームだ。
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Masai:『You warrios are good. Real good.』



最高さ。
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Swan:『The best!』


後は任せてくれ。
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Masai:『The rest is ours』



濡れ衣も晴れ、意気揚々と引き上げるウォーリアーズ。
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その後リフスからボッコボコにされるローグス(笑)。



リーダーのルーサーが叫ぶ....
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Luther:『NOoooooooo......』

の最期の叫びが、かなり悲惨です(爆)。
※ルーサーは惨殺されたとの話ですね...



D.J.から犯人違いのお詫びとして『In the city』を流すと言う粋なはからいでフェードアウトとなります。
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エンドロールとして最後はスワンとマーシーは良い感じの仲となり、
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コニーアイランドのビーチを朝焼けとともに残されたメンバーは歩いて...
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この映画は終わるのでした。


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以上が画像付の映画あらすじです。

まぁこんな感じでストーリー自体は他愛もないギャング抗争なんですが、実際映像で見るとハラハラドキドキいたします。


さて、完全解説と言う事でブログはまだ続きます。
次回は映画内キャスティングなどについて。
Posted at 2017/09/21 18:57:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画探訪&レビュー | 日記
2017年09月10日 イイね!

The Warrios(ザ ウォーリアーズ)ストリートギャング映画 徹底解説 その1(映画の背景)

The Warrios(ザ ウォーリアーズ)ストリートギャング映画 徹底解説 その1(映画の背景)ローライダー必見!?の映画では今回ございませんが、私のお気に入り映画をご紹介および徹底解説させていただきます。

その1 (映画の背景・本編)
その2 (あらすじ)
その3 (キャスティング)
その4 (映画内のギャングチームとトリビア・製作中)


ネット上様々な方のレビューを拝見させていただきましたが、この映画の本当の良さをもっとお伝えできないかと敢えてブログをまとめてみようと思いました。
※本国のサイトなどは専用のWiki情報があるくらい詳しく書かれております。

ちなみにお断りですがバイオレンス系マイナー映画を好まない方には、絶対につまらん内容です。
ここより以下は無視してお引き取りくださいませ。
※TOP画像は、この映画の冒頭に流れるコニーアイランドのワンダーホイールという名の旧くから存在するこの映画の象徴となる観覧車です。


本日ご紹介の『The Warrios(ザ・ウォーリアーズ)』は、1979年パラマウントムービー配給の映画です。
'70年代後半...当時タブー視されていたストリートギャングの抗争?を題材にして世に広めた話題作かつ問題作です。


過去ご紹介した幾つかのストリートギャング映画とはリアルさの点では一線を画しますが、とにかくストーリーが単純かつ明快!
しかも何度も見ていて、すっかりストリーの詳細を判っていても、なお更に楽しめるフィルムです。
こう言った映画が本当の意味で名作なのではないでしょうか(笑)?

残念ながら車は、あまり登場しないのですけどね.....


そして、そんな私のお気に入り映画を更に10倍楽しんで観て頂くべく、ネット情報やYouTube情報を頼りに更に掘り下げてみました!
ウィキペディアとかその他レビューなどを見ても正直この映画の楽しみが伝わらないのが最大の理由なのですが...

封切年代がかなり旧いので、恐らくみん友さんでこの映画知ってる人20人に1人も居ないんじゃないでしょうか?
て事で、興味の湧いてきたこの映画を知らん方は、是非レンタルでも借りて見て下さいねwww。


ちなみに当時の日本ではイマイチの興行だったらしいこの映画。

※和訳にするとポスターが本国モノと比べてかなりダサイです(笑)。


本国もパッとしないか?www

しかしアメリカ国内における興行はそこそこに成功しております。
この映画、上映するや否やアメリカでは、当時の若者・特にストリートギャング達がこの映画に熱狂したらしい。
ストリートギャング達がこの映画を観に行くもんだから、当然そこで喧嘩がおっ始まる。
からの抗争事件に発展!殺人事件!!まで発生。
これはリアルの話です(怖)
てな訳で映画館によっては警備員を配置して厳重な警備を施すなど、社会現象となった話題作でもあり問題作でもあったらしい。
また主役のマイケル ベックをはじめジェイムズ レマーデボラ ヴァン フォルケンバーグ、デヴィット パトリック ケリーにポール グレコ、リン シグベンなど当時無名の俳優を世に送り出した作品でもあります。

この映画、上映よりすでに38年経った今なお熱狂的な信者のいるCult Film(カルト フィルム)と言う名の(そんな言葉があるんやね!)カテゴリ(位置付け?)となっております(笑)。
かく言う私もこの映画、何十回と視聴しており、熱狂的信者の一人かもしれませんwww。
と言うのもこの映画の内容をブログでまとめようと思ったきっかけがYouTubeサーフィンにて久し振りにこの映画のシーンを見ているうちに、主役メンバーであるThe Warriosのホームグラウンドであるコニーアイランドで、今なおこの映画のイベントが行われているのを知ったからです。

テーマが『The Warrios CONEY ISLAND REUNION』!、・ウォーリアーズ コニーアイランドでの再結成!と言ったところでしょうか?。

何と一昨年(2015年)と昨年(2016年)にコニーアイランドにてイベントが開催されておりました。
主演のマイケル ベックほか当時のキャストが集まりファンへのサイン会などをしているのですが、皆さん60歳台とすっかりお爺ちゃんになっておりますwww。

※サイン会でのマイケル ベック(主役のスワン)

ウォーリアーズと言えばマルーンカラーのベストが象徴的。

リメイクされたベストやその他ギャング達の帽子やTシャツなどのノベルティーなどが今だに販売されたりしていて....
行きたかったし、ノベルティー各種めっちゃ欲しいですわ~。

しかし色々調べていくうちに残念ながら長い歳月が経った故、すでにお亡くなりになられた俳優さんや映画関係者もちらほら。
※お亡くなりになられた方は、出演者の個別説明に書かせていただいております。

更に本国ではPSPのゲームソフトも色々出ているみたい!

これだけのためにPSP買おうかな。


さて映画のあらすじ説明前に簡単な時代背景と映画についてを!

舞台は1970年代後半のニューヨークの夜のスラム街と地下鉄。


当時のニューヨーク中心街は『セントラルパークより北は絶対に近づくな!』と言われた時代。

地下鉄の車両にはグラフィティペイント(ギャングの落書き)だらけで、観光客が地下鉄に乗るなんてとんでもない話と言う時代でもありました。
スラム街はゴミ溜り(これは今でも変わらない)にグラフィティペイントの数々。
そんなニューヨークの夜のスラム街をリアルに描写した反面、映画内に登場するギャングメンバー達は実際のストリートギャングとは似て非なるある意味ユニークな脚色を加えたものでした。
この映画で非常に重要な格闘シーンとなるベースボルフューリーズをはじめとする独特のボディペイントや衣装を着た、まるで大道芸人を彷彿させるユニフォームを着たギャング達もこの映画では不気味かつ妙な緊張感を演出している。

当時まだガキんちょ(確か中学生頃)であった私にとっては、海外のスラム街などを全く知らなかったのでかなり衝撃の映画でした。
当時の感想.....『海外、超こえぇぇ~!!』なんて思いましたwww。
これを機にアメリカンストリートギャングに惹かれて行くのですけどね。


さて映画内の様々な矛盾点ですが.....

1.かなりユニークギャンググループ達。

上述したような大道芸人みたいなギャンググループのオンパレード!

恐らく当時の(70年代の)ディスコブームでのクラブに行く若者をヒントに恐らく出したのだろうけど、そんな感じの不良達って実際は確認されていません(笑)。
あくまでもフィクションです。
しかしこの嘘のような演出がニューヨークギャングをより不気味に際立たせてくれた要素であるかもしれません。

2.人種を超越したグループ構成。

ウォーリアーズにしてもその他チームにしても、白人と黒人が混在したり白人とアジア系人種が混在したりと、そこら辺りは人種差別に対しての配慮はかなりしている。
こんなストリートギャングのグループって中々リアルには考え難い構成となっております。

※主役のウォーリアーズ!
人種を超越したストリートギャングのメンバー構成は例外を除けば非常に考え難い。
これも当初ウォーリアーズは黒人のみのグループで進行するはずだったが、とある助言で白人も混在させてほうが良い!と言うアドバイスをして実現したらしい。
結果それが映画により良いエッセンスを生み出していると思いますね。

3.地下鉄の営業時間と人の動き。

この映画の中心的シーンとなる地下鉄の駅。
まずこの映画では時計が出てこないのでストーリーの時間軸が一切判らないのだが、当時のニューヨークを走る地下鉄は、深夜営業をしてたのだろうか?と言う疑問が生じる(笑)。
また要所要所の駅でのエキストラが中途半端な構成になっているのも否めない。

とあるシーンでは一切人が出てこなかったり、急に人が出てきたりと。
これは恐らくロケのならではの不自然さがそうさせているのかもしれない。

4.他のギャンググループが自分の縄張りに戻っている点。

サイラスの集会が暗殺と警察の手入れでパニックになり、命からがら逃げるウォーリーアーズの面々だがその他のギャンググループ達は何事も無かったように自分の縄張りに戻っている点.....
※元々集会に呼ばれていないオーファンズを除く。

※バーで酒を飲むPUNKSのメンバー達。
そこは冷静に考えると時間軸的に『どないやね~ん!』と突っ込みを入れたくなります。

5.エイジャックスの逮捕

深夜のベンチに座る一人の女性。

この女性に手を出してしまい逮捕されるエイジャックスのシーン。
そもそもこの女性捜査官....
日本語吹き替えでは囮捜査と言う風に書き換えられているが、何のための囮捜査なのか?
夜の公園に来る痴漢の捜査?
ちょっとストーリーに無理を感じるw。



まぁ上記はかなり重箱の隅をつつくような感じの矛盾点ではございますが.....
そう言った矛盾をあまり語ると無粋なので、そう言った矛盾点も含めこの映画を単純に楽しんで視聴いただければと思います。



さて次はストーリー解説したいと思いますが、この映画『知ってるよ!』と言う方はコメント下さい(笑)。
1980年代に地上波でも放送されているかと思いますが.....
Posted at 2017/09/10 22:58:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画探訪&レビュー | 趣味

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