シリウスαのブログ一覧

ようやく節電の夏が終わった。今年の夏は初体験が多かった。

・社会人になって連続した土日出勤は初めて。

・室温が３５℃になったのも初めて。

・６時間以上の停電も初めて。

こんな夏はちょっと忘れられそうも無い。そして思い出したのがコレ。通称「生ギター」。一般的には「アコースティック・ギター」、正式名称は「ウェスタン・ギター」。

中学入学時に親に買ってもらった唯一の楽器。そして「YAMAHA」の楽器もこれのみ。節電ってことで電気を使わないコイツを引っ張り出し弾いてみると（立派な節電でしょ）、結構難しい…。ケースの「YES」はともかく「33」は全く持って意味が不明。ともかく音楽の原点ってことでとても懐かしかった。

ということで車も「パワステ」「ABS」、おまけに「インジェクション」の無い原点のような車に乗ってみたい今日この頃。


にしても節電対策の街灯、いつになったら点くことやら。

先週、世間ではシルバーウィークだったらしい。といっても我社は変則勤務中。３＋３連休も休みは１日のみ。この平日休みという勤務に慣れてくると通勤時間帯や慢性的な場所を除けば渋滞しらず。


なもんでいつもの感覚で金曜日に出かけてみれば…


見事に渋滞にはまった。台風の影響で交通規制もあるのだからたまらない。まったく動かない時間が１０分も続くと



無意識に靴を脱いでしまう。


運転中の数少ない悪い癖。こいつは直さないとね～。

予報通り台風は神奈川の西を掠めていった。つまり神奈川は最も危険とされる「台風の東側」に位置したわけだ。最接近は4時～5時、つまり通勤時間帯に影響する時間となる、はたして…。


操業停止の判断は各社まちまち。ということで大型車の運行は続く。当然、相模川にかかる長い橋を渡る。橋の上は平地以上の暴風雨、しかも南風なので横風。当然のごとく横転。相模川に掛かる橋を3箇所も通行止めに（渡る事自体もとっても危険）。結果、大渋滞となった（おまけに鉄道はすべてストップ）。


必死な思いで濡れ濡れで帰宅（傘が用を成さない）。雨に砂がまざっているので露出した肌が痛む。
そこでまっていたのが停電。こいつが曲者。5時間たっても復旧のメドがたたない。ガスがつかえるので食事はＯＫ。問題は風呂。シャワーも冷水しか出ない。


ということで朝風呂。考えてみれば下着も変えず眠ってた。あわてて着替えて海岸線にでてみると、そこは一面グリーン。松や雑草の葉がアスファルトを覆っている。おまけにその下は大量の砂。これじゃあブレーキは利かない。昨日の視界ゼロといい今日のグリーンベルトといいドライバーを試すような天気はもうこりごり。

真夏日が続く神奈川県。車外に出た時の激しい温度差を解消するため車内の温度設定はちょい高め。なもんでドライブ中はそれなりにノドが乾く。そんな時に頼りになるのが自販機。さすがに自販機王国を誇る？日本。自販機はすぐに見つかる。


で、買った缶飲料。エボのカップホルダーはコンソールボックスなのですぐに温くなる。用品店のホルダーなら空調の吹き出し口にセットできたが、純正ともなるとデザインやコスト・安全性もあってそうもいかない。


そこで狙われたのが灰皿。かつては標準装備だったシガーライターと灰皿は、いつしかカップホルダーに取って代られた。次に取って代られるのは…すでに絶滅危惧種となったクラッチペダル？

台風に大雨、津波と何かと「水」に翻弄された日本。とは言え水はとっても大切だったりする（車にも生き物にも）。なんせガソリンよりも高い商品も少なくないこの今、震災直後の水騒動は深刻だった。


で、この水。関東近県で美味しい湧き水といえば富士山周辺。山梨県の某村はこの湧き水が大事な観光収入源。残暑厳しい9月でも自然のクーラーによる風はとても気持ちよい。おまけにこの水を使った食べ物（久しぶりに美味しい蕎麦を食べた気がする）は食の基本を教えてくれる。


が、そんな日本情緒溢れる風景も近頃は変わったようで…。専用道路の無料化の終わった道路の空き状態は昔通りなのだが、観光に訪れる人が国際的になった。場合によっては日本語を話すこっちが外国人に思えてくる。割りとマイナー？な観光地なのでちょっと驚き。



ついでに足柄PAの変化と明石焼きの美味さにもビックリ。