3M シャープシューター

コントローラーやリモコン、グリップなど、滑り止めに使われるラバーコーティングですが、経年劣化でベタベタになり、とても嫌んな感じになります。

そんな状況を打開する、アイテム。

その名も、「シャープシューター！」です。


決して、ロック様の使う技の名前ではありません。

今回は、手元に10年物のUSB-MiniBコネクタケーブルがあったので、ベタベタをツルツルにしてやろうとおもいます。

何もせずにトイレットペーパーで拭き取ってみると、謎のベタベタが落ちてきます。
でも、紙では何度拭いてもベタベタは取れません。

むしろ、ケーブルに紙が貼り付いて、最悪になります。

ちり紙やタオルに、シャープシューターを数回吹付け、ケーブルを拭き上げていきます。

大体、3回くらいこの作業を繰り返せば、ベタベタが取れて、ツルツルケーブルが復活するはずです。

汚れが落ちた後は、ゆるく絞った雑巾で拭き上げた後、乾いた雑巾で水気を取ってあげます。

ホントは、水洗いできる物は洗っちゃった方がいいですね。

カタメノ紙でシゴイてみましたが、この通りサラサラツルツルで、なんの汚れも紙には付きません。

いちおう、業務用って事で、施錠管理しろとか、メガネ、マスク、手袋の着用を進められてます。

素手で扱うと、手がヌルヌルになるので、素手で扱った場合、スグニ水で洗い流しましょう。

PH13の、強アルカリなのです。

よく、アルコールや重曹などでつけ洗いや、消しゴムで根性などみますが、シャープシューターで決まりです。

最後に、あまりにも劣化が進んだコーティングにぶっかけると、全部剥がれて下地がでてきます。

ケーブルなどの被覆は層が厚いので大丈夫だと思いますが、リモコンやコントローラーなど、薄く塗られているものは、コーティングが全部剥がれます（溶ける？）ので注意してください。