disco3のコンプレッサー交換

3ヶ月毎の定期?更新です。
走行距離　9年で約74,000㎞　
このところ、エアサスフォルトが頻繁に出て来まして、車検の時にディーラーさんでコンピューター診断してもらったら、リザーバータンクの昇圧時間が掛かり過ぎ→コンプレッサーの寿命と言う診断結果。

まぁ確かに常に「ウィーーーン」と稼働して、「ピシッー」とブローしてまた時が経てば「ウィーーーン」と・・・忙しい役目ですね。そろそろお疲れかと・・・。

さっそく何時ものイギリスパーツ屋さんからサスペンションコンプレッサーを取り寄せ、DHL約7,000円+輸入消費税約2,000円+本体約62,000円で計約71,000円(この日の為替レートに於いて)。
送られて来たLRの純正サスペンションコンンプレッサーは信頼のmade in ジャパンで日本の圧縮機メーカー御三家の一つ・・・HITACHI製。
日本の圧縮機メーカーと言えば、神戸製鋼、IHI、そして日立。これは頼もしい！
サスペンションコンプレッサーにはドライヤー・フィルターユニットが組み込まれています。
因みにドライヤーはケミカル式でシリカゲルみたいなものが充填されています。
その為か、コンプレッサーのブラケット（アルミニウム製）にまで影響を与え化学反応を起こした様な白い粉・カビみたいなものがかなり付着していました。と言う事はドライヤーからのリークも考えられそうです。

この様な場合、ブラケットの同時交換も望ましいです。（アタシは古いものを継続使用です。

またケミカルドライヤーの場合、シリカゲル(充填材)で水分を吸着させて乾燥させる為、充填材の吸着量が飽和状態になれば機能を失います。自己再生機能が備わる場合が有りますが、discoのドライヤーには見当たりませんが・・・どうなんでしょう?。
もしかしたら、ドライヤーの寿命も有り得る様です。


交換作業は若干コツも要る部分は有りますが、作業工程は少なく、段取りが良く、またブログ用の写真なんか撮る等余計な事!?をしなければ1〜2h程の作業です。

場合によっては、コンプレッサーユニットを交換しなくても、ドライヤーのメンテナンス(フィルター清掃・充填材交換)だけでもコンプレッサーの機能は回復するかもしれませんね。

プラザのうんちく一言
*コンプレッサーは空気を圧縮させるため空気中の湿気も同時に圧縮され相対湿度が上昇し風呂場の様な蒸した状態になります。そこでドライヤーで冷却し水蒸気を水に凝縮させてドレンとして排水する方法と、シリカゲルのようなもので化学反応を起こさせ水分を吸着させ乾燥させる方法があります。
LRのドライヤーは後者の様です。
*コンプレッサーは潤滑式（オイルフルード）と無潤滑式（オイルフリー）があります。LRのはオイルフリー式の為、潤滑がない→内部のスクリューまたはピストンが常に寸法公差内で接している→内部摩耗が多く寿命が短い　
*コンプレッサーには往復動式（ピストンで反復運動）と回転式（スクリュー、スクロールで回転運動）があります。discoの回転式かな?（外観から）