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2018年02月17日 イイね!

上には上がいる

上には上がいる昨年TC1000でようやく41秒に入れたものの,年が明けて再チャレンジしてみれば,やっぱり42秒台

いろいろ言い訳はあるものの,「やっぱりテンロクで安定して41秒出すのは難しいのかなぁ~」なんて思っていたら,コンスタントに41秒を叩き出し,ベストは41秒前半,Sタイヤ履けば40秒台というテンロクのEF8がいらっしゃいました・・・.

「やはり上には上がいる・・・」という事で,今回はあちこちから情報を掻き集めて,コンスタントに41秒を叩き出すためのヒントを探ってみます.

まずは,TC1000における定点観測の結果から.



第1コーナー
 赤 ・・・ MAX:135km/h  MIN:89km/h
 私 ・・・ MAX:130km/h  MIN:85km/h

トップスピードが5km/hも遅いですね・・・.ボトムスピードもほぼその分だけ遅い感じです.タイヤの種類が違うとはいえ,幅は赤(214mm)⇔私(214mm)と互角である事から横のグリップはほぼ同等と考えると,ボトムを高く保てている要因はブレーキング時の荷重量の差(=5km/hの速度差)と考えられます.


ヘアピン
 赤 ・・・ MAX:120km/h  MIN:48km/h
 私 ・・・ MAX:116km/h  MIN:48km/h

トップスピードは,1コーナーのボトムスピードの高さがそのままキープされているような形です.進入のブレーキングポイントはこちらの方が少し奥ですが,これは4km/hの速度差のせいでしょう.但し,その奥まで突っ込める利点を活かしてフロントの荷重を増やし,ボトムスピードを互角に持込む事が出来ています.


インフィールド
 赤 ・・・ MAX:96km/h  MIN:53km/h
 私 ・・・ MAX:97km/h  MIN:60km/h

1ヘアの脱出速度が同じなので,ここから2速全開の加速勝負となる訳ですが,ここでは私の方に軍配が上がっています.この要因はボトムスピードが7km/h こちらの方が高い点からも分かる通りライン取りの差です.私はインフィールド1つ目の左はクリップにはあえて近づかず,2つ目のクリップ目掛けて切り込むラインを取っているのですが(これによってブレーキング開始を少し遅らせ,舵角も緩いのでボトムスピードを稼げげます),あちらは距離重視で2つのイン側の縁石両方に乗せるくらいタイトに曲がっているようです.






最終複合コーナー
 赤 ・・・ MAX:116km/h  MIN:74km/h
 私 ・・・ MAX:116km/h  MIN:71km/h

脱出速度が高い分だけ逃げ切れるんじゃないか?と思いたいところですが,バックストレッチで追いつかれてます.やっぱり3速領域では私の方が遅いようです.ボトムスピードの差は洗濯板の乗る量(インカットの量)の差でしょうか.私はホイールへのダメージが怖くて,ここまで乗せられません・・・.




最終コーナー~ホームストレッチ
 赤 ・・・ MAX:106km/h  MIN:61km/h
 私 ・・・ MAX:103km/h  MIN:66km/h

洗濯板通過後,車速が低い事もあって,なるべく旋回速度をキープするように心掛けているおかげか,ボトムスピードはこちらの方が5km/h上です.しかし,そこからの加速でまたも置いていかれてしまい,ゴールラインまでに3km/hも差がつきます.


以上の結果から分かる最も顕著な違いは最高速の差です.確かにタイヤの外径が赤(589mm)⇔私(600mm)と約1.8%違いがあり,加速力という点ではこちらが不利です.以前検証した結果からも,レブに当たらなければ小径化の恩恵は大きい事が分かっており,また,洗濯板に躊躇なく乗せられる扁平率(ホイールへのダメージが小さい)という点からも205/50R15の方がTC1000には合っているのかもしれません.
(やっぱり,コレの投入を急がないとダメか!?)

なお,205/50R15を投入すると,2ヘアの進入で2速キープが苦しくなる可能性がありますが,試算してみたところ8100rpmまで回せれば届くので,レブを引き上げた今のECUであれば大丈夫そうです.
(エンジンの寿命的には大丈夫じゃないかもしれませんが・・・)


ただ,単純に205/50R15を投入すれば,41秒台にコンスタントに入るという訳ではなく,タイヤの違いによって稼げる分は,試算してもせいぜい0.1秒程度.これに合わせてドライビングの面でも修正は必要と思われます.

先程の定点観測の結果から,

 1ヘアの進入速度が高い
   ↑
 2コーナーの旋回速度が高い
   ↑
 1コーナーの進入速度が高い
   ↑
 ホームストレートの速度が高い
   ↑
 最終コーナーの脱出速度が高い
   ↑
 洗濯板への進入速度が高い

と全てつながっている事が再確認出来たので,これを実現するドライビングを心掛けねばなりません.ポイントは恐らく,バックストレッチ明けの高速の左.ここの縁石にしっかりと乗せ,右コーナーへの距離をどれだけ稼げるかが勝負所だと思っています.

こんな(↓)浅く乗せるのではなく,


これくらい(↓)ガッツリ乗せる,です.


さぁ,タイヤの投入まで,練習!練習!
Posted at 2018/02/18 01:19:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | EF8 vs EF8 | 日記

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