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イイね!
2016年10月17日
マツダコネクションとの対決…お仕事。
マツダコネクションとの対決…お仕事。 今日からなーんとなく始めてみようかなと思いました。
仕事関係のブログです。
最近の車は電子制御ばかり…。電装系社外パーツを取り付けるにも電源を取るのにひと苦労することも…。
自動車電装整備士の日々を書いてみようかなと思いました。
皆様の参考になってもらえれば嬉しいかなと思います。
備忘録も兼ねさせて頂きますので長文をお許し下さい。
またブログ内容を実践される方は必ずしも内容を理解した上で自己責任でお願いいたします。
ブログの内容は私が経験したり対応したものですので年式やモデルによって変わる可能性があります。

それでは…🎵

マツダ アクセラ・ハイブリッドの社外バックカメラ取付けの依頼です。
純正ナビが付いていますが、バックカメラはオプションだったみたいです。
純正のバックカメラは社外の数倍と言うお値段からオプション装着を諦めた様ですね。そして、社外バックカメラの出番と…。
まずはトランクトリムを外し、バックカメラの取り付け位置と電源(バックランプ点灯回路の電源側)の確保。
バックランプの電源電圧を測定し、さらにオシロスコープを使い、バックランプの駆動にパルスを使っていないことを確認です(ホットチェックでバルブ切れ検出があるかの確認)。
そしてトランクリッドまで来ているバックカメラ用カプラーのピンアサインをチェック。4本のケーブルがきていました。カメラ電源(+6V)、映像信号+、アース、映像信号-と判明。電源は社外バックカメラは+12Vなのでバックランプから取ります。そしてアースをしっかり取ります。そして
映像信号+と-、アースを使ってバックカメラの映像信号を車両ハーネスヘ入力。そしてナビ側でバックカメラの設定を…。
と、ここまではいつも通りですね。
と、こ、ろ、が…。
なんとバックカメラの設定機能がない…。
どうやら、「マツダコネクション」とやらのシステムが自動認識するらしい。
シフトをバックへ入れてマツダコネクションを再起動。
カメラからの映像信号を入力してあげると、モニターにはバックカメラ映像がp(^^)q✨。
ヨシヨシ(^_^)。認識完了。オッケー🆗。

…と、思いきや…。

翌日にバックしようとすると…。
なんと、バックカメラ画像が映らないではないですか…。
今一度、バックランプからのカメラ電源とアース、そして映像信号画像がきちんと出ているのをオシロスコープで確認。
やはり問題ない…。
もう一度マツダコネクションを起動してカメラの認識を。
ん?んん??。
なるほど…。バックギアに入れて映像信号を入力しておかないとマツダコネクションはバックカメラを認識しないようです。
再度設定するとなんの問題もなく動作します。
何度バックさせても、エンジン止めてドアロックしても大丈夫。たまたま設定が消えたのか、原因が不明でした。
念のためもう少し点検をしてみたいと思い、オシロスコープ、データロガーなどを使いチェックを開始しました。

すると、色々分かってきました。
①バックカメラの有無は自動認識で手動設定は無い。
②認識させるにはマツダコネクション起動時にバックカメラ映像信号が入力されていなければならない。
③何故か設定が変更になってしまうときがある。
④キーをオフにしてドアロックして数時間経過するとバックカメラの設定が消えてしまう。
⑤数時間おきにキーオフ、ドアロック時に純正バックカメラ用電源(+6V)が瞬発で出力される時がある。
⑥キーオフ、ドアロックして、1時間以内にドアロックを解錠しても各部信号に変化はなくバックカメラ設定も消えたりしないが、1時間以上(正確な時間は未計測)経過してからドアロックを解錠すると純正バックカメラ電源(+6V)が約20秒間出力される。

これらの結果から…
どうやら、キーのON・OFF、バックギアの使用、運転者の意図に関わらず、マツダコネクションがカメラの認識を時々自動で行っていることがわかりました。
そこで仮説を立ててみました。

マツダコネクションがバックカメラのチェックをするためにカメラ電源(+6V)を出力した時にカメラからの映像信号が入力されないと、バックカメラは取付けされていないと判断してバックカメラの設定をOFFにしてしまうのではないか。

この仮説から、まずマツダコネクションがカメラのチェックをするタイミングを確定し、それに合わせて映像信号をマツダコネクションに入力する回路を制作してテストしました。

ドアロックしてから1時間以上待機しなければならないので待ち時間が長い…(x_x)。

すると、やはりドアロックを施錠して1時間以上経過してからドアロックを解錠する時にバックカメラ電源(+6V)が出力され、その時に映像信号がマツダコネクションに入力されないと、「カメラが取り付けされていない」もしくは「カメラの故障」と判断してバックカメラ設定をOFFにしてしまう様である。

やはり、マツダコネクションがカメラを駆動した時に映像信号を入力しなければならないのです。
そして、マツダコネクションのカメラ駆動電源をよく調べると、
①バックカメラが接続の設定がONとしている時は、マツダコネクションがバックカメラ駆動時にのみ+6Vを出力する。
②マツダコネクションがバックカメラの接続設定をOFFにしている時は、バックカメラ電源(+6V)の出力は出力されっぱなしになる。これは、バックカメラの接続を待機している様な感じです。電源を出力しても負荷(カメラ)が無いのでバッテリーが上がることはない。

こうなると、6V駆動のバックカメラにしたいよなぁと思います。
でも、純正バックカメラにしてよ~💨とは思いません。

泣き言を言っても仕方ないので…。

社外の6V駆動バックカメラを選択する方法もありますが、純正カメラの消費電力と同等か?、突入電流は大丈夫か?。
など不安要素はたくさんです。マツダコネクションのカメラ駆動スペックなんて分かりません。しかし、純正カメラの接続しか考えていない回路に割り込ませてマツダコネクションを破壊してしまっては、どうしようもないので…。

そこで、マツダコネクションからのカメラ駆動の要求時に社外のバックカメラに12V電源を供給する回路を制作しました。
間違っても6V電源回路にリレー等を繋げてはいけません。
確実に危険です。と言うより怖くてできません…。

ササッとテストボードで試作、車両と接続してテスト開始。

ああ、そうだった…。待機時間が1時間以上…(T-T)。
しかも、確認の為には少なくとも10回は試したい…。
今夜は徹夜かな…(x_x)。

確認する事12回。
できました。大丈夫です。最後は12時間ほど待機してのチェック。
大丈夫でした。

お客様の元へお帰りになりました…ホッ(>_<)。

今回はマツダコネクション(通称マツコネと呼ぶみたいです)との騙し合い??になりましたが、結果としてできました。

完成後にも色々と調べましたが、このマツコネ、皆様ご苦労されているみたいです。
DIYされる皆様のお役にたつかな…。




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Posted at 2016/10/18 09:16:57

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