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さとちん@のブログ一覧

2017年07月22日 イイね!

夏季山岳訓練

上官殿!


梅雨も明け、これより我等が大日本帝国は、本格的な夏に突入するのであります!

それにより、各部隊の偵察活動も活発化することが想定されます!!
幸いにもワタクシ二等兵、偵察活動を捻出するために、やむを得ず行っている一般社会人としての活動も、昨年末からの7ヶ月にわたる激務期間が落ち着きを見せ、偵察活動を行える状況にございます。

他偵察部隊に出遅れる訳には行きませぬ!
崇高なる上官殿の軍部における存在感を明確に知らしめる必要がございます!

ぜひ、ここは我ら『陸上自走隊 埼玉方面隊』および「横浜分隊」の活動を早急に行いたく、進言申し上げます!

はっ!!
かしこまりました、早速訓練に行って参ります!


というやり取りの上、今回は昨年3連チャンで行った北アルプスではなく八ヶ岳にて、山岳訓練を行って参りました。


八ヶ岳は、長野県の諏訪地域と佐久地域および山梨県の境にある山塊で、南北30 kmにも及び、北八ヶ岳と南八ヶ岳に大きく分けらます。

北八ヶ岳は、樹林帯が山稜近くまで続き、また比較的なだらかな峰が多いのが特徴。

一方、南八ヶ岳は、主峰の赤岳をはじめ、横岳・硫黄岳・阿弥陀岳の鋭い峰々などがあり、急峻な地形となっているなど、南北の山容は対照的です。

今回は、南八ヶ岳の最高峰である赤岳(標高2,899m)への登頂を行います。

本来であれば、硫黄岳~横岳~赤岳と縦走を行いたかったのですが、1泊しないと走破出来ないルートで、1日のみ休暇のワタクシ二等兵には、残念ながら難しい。

なので、今回は日帰り赤岳登山を行うことにしました。


ルートは、美濃戸山荘→赤岳鉱泉→行者小屋→地蔵の頭→赤岳展望荘→赤岳頂上山荘→赤岳頂上→文三郎尾根分岐→行者小屋→美濃戸山荘。

とは言えこのルート、標準コースタイムは7時間55分とされており、また登山口からの高低差も1,455mとかなりあるため傾斜もキツく、歩きなれていない方は安全の為、1泊での山行をオススメします。


さて訓練前日、仕事を早めに終わらせ、夜の内に出発します。



中央道 小淵沢ICで降り、八ヶ岳から程近い、道の駅こぶちさわにて車中泊。
かなり大きな施設で、ここには温泉や足湯もあるのですが、二等兵が到着した時間には既に閉店時間でした。。。。。。
多くの車中泊キャンパー達とともに、夜を明かします。



朝4時30分に道の駅を出発し、赤岳の登山口となる、美濃戸口を目指す。
先に見える山々は、分厚い雲に覆われています。。。
でも、もともと天気予報は曇り。 想定内です~♪(強がり)



美濃戸口に大きな駐車場があり、ほとんどの方はここに車を停めます。
駐車場の先は二又に分岐しており、左側の未舗装の方が登山口へと進む道ですが、実はこの先もクルマで行るのです。
しかし道はかなり悪いので、車高ペッタンコなクルマは辞めたほうがいいでしょう。


赤岳山荘駐車場に車を停め、いよいよ出発です!
雨は降っていないものの、曇りのせいかかなり寒く、上は長袖を着用。

5:45 八ヶ岳登山口(美濃戸山荘)
駐車場から5分ほどで、登山口に到着!
今回は北沢ルートから赤岳に向かい、南沢ルートで下山。 画像左側の道に進み、右側の細い道から下りてきます。
いよいよ八ヶ岳へ~(^^)



最初は傾斜も緩やか、かつ整備された歩きやすい林道を進みます。


40分ほど歩いたトコロに現れる橋を越えると、ようやく登山道らしくなってきます。



とは言え、登山道の類からすればかなり快適な、沢沿いの道を歩きます。



7:15 赤岳鉱泉
登り始めてから1時間30分、赤岳鉱泉に到着!
標準コースタイムはここまで2時間なので、予定よりかなり早めの到着となりました♪



1泊出来るのであれば、ここ赤岳鉱泉から、下の画像では左に折れ、硫黄岳を目指すところですが、今日は右に折れ、行者小屋を目指します。

その後は地蔵尾根を登り、地蔵の頭から赤岳頂上へ。
帰りは文三郎尾根を下ってきます。



15分ほど休憩し、再びマイナスイオンが気持ちいい、樹林帯の中を進みます。


このルートの階段でよく見られる、マムートマーク。



8:00 行者小屋
さっき休んだばかりなので、今回はスルーします。



これから目指す、赤岳方面。 マッタクミエナイ・・・・・・・・・・



いよいよ地蔵尾根へ。
ここから一気に傾斜が急になります。





をっ!? ハシゴ!!!
見た目よりもかなりしっかりと作ってあるので、それほど心配する必要はありません。



だんだんと標高を上げるにつれ、視界が広がってきました。
ふと左を見ると、今まで全く見えなかった横岳方面の荒々しい岩場が見えています。



斜度のあるザレた岩肌を登る。
今までとペースは変わらないはずが・・・・・・・・・・
今年初めての山岳訓練のせいか、はたまた標高が上がり空気が薄くなってきたせいか分かりませんが、息があがります・・・・・・・・・・('A`|||)



右を見れば、赤岳展望荘が。
その向こうにある赤岳山頂は、雲の中。。。。。。。。。。



一応クサリが張ってありますが、岩稜登はん経験があれば、クサリを使わずとも登れます。



稜線に立っている人の姿が見えます。
地蔵の頭まで、もう少しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!



9:00 地蔵の頭
行者小屋から約1時間で、地蔵の頭に到着。



ここからの赤岳の展望は有名ですが、天気は相変わらず。
しかしもともと、曇の天気予報だったので、想定済み!



想定済みとは言いつつも、やはり有名な赤岳展望が見たくてしばし待機するも、回復の兆しなし。
山の稜線に、しかも風もそこそこある中じっとしてたら寒くなってきてしまったので、諦めて歩を進めます。


9:10 赤岳展望荘
そして赤岳展望荘に到着ぅ! って、んん!?



雲が切れてるじゃナイデスカァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!

何であと数分待てなかったんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!


正に絶妙のタイミングで、絶好のロケーションを見逃してしまったワタクシ二等兵。
これも日ごろの行いというものでしょうか・・・・・・・・・・・






しかしワタクシ二等兵は、誇り高き『陸上自走隊 埼玉方面隊 横浜分隊』の一員。

上官殿!
ワタクシ二等兵、最後まで諦めませんぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!



そんなワタクシ二等兵の心意気を、上官殿が遠く離れた地でも汲み取って頂いたのだろう。
ここから先は訓練に加え、眺望も楽しむことが出来ました!

さすが上官殿!!



赤岳展望荘を後にし、赤岳山頂を目指します。
下の画像は、これから歩いて行く稜線。
素晴らしい(o^∇^o)ノ



9:50 赤岳北峰
地蔵の頭から約40分、赤岳北峰に到着!


ふと振り返ると、これまで歩いてきた横岳からの見事な稜線が。



赤岳頂上山荘の脇を抜ければ、赤岳山頂はすぐです。



10:00 赤岳山頂
赤岳、山頂到着!
この頃には、山頂付近を覆っていた雲は下に押し下げられ、周辺の眺望も見えるようになっていました。


山頂から富士山方面は、まだ雲が残っていてよく見えません。


代わりに阿弥陀岳方面は、ハッキリ見えます♪




10:25 下山開始
帰りは、予定どおり文三郎尾根から下ります
山頂直下は、いきなりハシゴ・・・・・・・・・・



下りてきて、後ろを振り返ると・・・なかなかの岩々感!
また傾斜もキツイ上に足場もザレているので、注意して下っていきます。



10:40 キレット分岐



10:50 阿弥陀岳分岐
なかなかの岩場がある阿弥陀岳。 時間があれば行きたいが、今日はそのまま下山です。


ここからは、なかなかの傾斜のある道を、ひたすら下ります。



11:25 行者小屋
行者小屋まで戻ってきました!
休憩の後、ここで下山ルートにしていた南沢に進みます。


南沢ルートは基本歩きやすいのですが、一部道が不明瞭なところもあるので、道迷いには注意しましょう。



天然のトンネルをくぐれば、ゴールはもうすぐ。



13:10 八ヶ岳登山口(美濃戸山荘)
行者小屋から約1時間45分、美濃戸山荘まで戻ってきました!






今年初めての山岳訓練でしたが、やはり山はイイ!!

眺望も楽しめて、運動も出来る。
何よりクルマやバスでは行けない、目指さなければ辿り着けない大自然の中に、自分がいるだけで楽しい!!!

そして基地に帰還後、上官殿への報告を終えたワタクシ二等兵に、思わぬ副産物が。



体脂肪が・・・・・・・・・・
山岳訓練前より2%減っている!


これは訓練として大きな成果だ!
早速上官殿に報告せねば!!!


上官殿ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!






Posted at 2017/07/22 18:43:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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