86/BRZ バネレート8k9k10k比較、鈴鹿ツイン&美浜、LEGインテーク再装着異音対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
サーキットで速いFR乗りの方にバネレートを聞いたところ・・・
12k14k、14R-60、ホーム美浜
10k12k、86エアロ、ホーム三河
16k16k、S2000前期、ホーム美浜
22k22k、S2000後期、ホーム鈴鹿
全車10k以上、
全車大きいGTウイングと前&サイドスポイラー、
14R-60は後ディフューザー付き、
ダウンフォース量を考えると、
エアロレスの自分の車と単純に比較は出来ませんが・・・
今まで試したのは7k8k9kの組合せ、
スタビリンクはRevolutionとSILKLOAD、
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3761628/note.aspx
①9k7k+Revolution、OHLINS純正
②8k7k+Revolution、街乗り良好
③8k8k+Revolution
④8k8k+SILKスペーサー1枚、ドッキリ
⑤8k8k+Revolution、ビビッて戻す
⑥8k8k+SILKスペーサー2枚
⑦8k8k+SILKスペーサー1枚
⑧8k8k+SILKスペーサー1枚+ヘルパー
⑨8k9k+SILKスペーサー1枚+ヘルパー、ドッキリ
⑩8k8k+SILKスペーサー1枚+ヘルパー、戻す
↓
1年走り込みバネが柔らかく感じて交換
↓
⑪ハイパコ8k8k+SILKスペーサー1枚+ヘルパー
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4307557/note.aspx
自分で試した感想は、
前は8kが乗り心地の限界、
後は9kが乗り心地の限界、
前固/後柔の組合せは曲がらない、
前柔/後固の組合せはクイック&曲がる、
前後同じにすると穏やかで調度良い、
減衰は、
上げると乗り心地が悪くグリップも落ちタイムダウン、
揺り返しがないギリギリまで下げると乗り心地もタイムもベスト、
美浜でのリアのバンプタッチ対策は、
8k9kにすれば解決しそうですが、
クイックになるので街乗りが疲れる・・・
9k9kや10k以上は試したことがないので、
それが良いのか悪いのか、
どんな動きになるのか、
街乗りで身体が耐えれるのか、
まったく分かりません。
分からないことは試したいので、
ハイパコ10k10kを試しました・・・
左10k、550lbs、9.83kg、線径12.5mm、巻数5.9
右8k、450lbs、8.04kg、線径12mm、巻数5.75
2
OHLINS 8k8kのロール量、
上2枚の写真は、
先導車の後でゆっくりウォームアップ中、
下1枚は単独で西浦2コーナー出口、
かなり速度差があるにもかかわらず、
ほぼ同じロール量、
常にバンプラバーに当たっているような・・・
フラットな路面だとバンプラバーに当たっていても気付きませんが、
ギャップが連続する路面をアクセルを開けトラクションを掛けて通過すると、リアがドンッと突き上げられ跳ね上がります・・・
8k8kは、街乗り、山道、高速、ロングドライブは快適、乗り心地は全く問題なし、
路面がフラットな西浦、鈴鹿ツインだけ走るなら8k8kで全く問題ないですが・・・
鈴鹿は2コーナーでフロントバンプタッチ、
減衰下げると揺れて怖い、
減衰上げると接地感がなく怖い・・・
富士はバックストレート先直角コーナーでフロントバンプタッチ、
接地感重視で減衰下げても揺れずに走れる・・・
三河は下りのギャップでリアがバンプタッチすると跳ね上がるので、
怖くてハーフアクセルでしか走れない・・・
美浜は下った先の連続ギャップでリアがバンプタッチすると跳ね上がるので、
怖くてハーフアクセルでしか走れない・・・
オールラウンドで気持ち良く走る車にするのは難しいですが・・・色々試すのが趣味、
しかし炎天下の狭いガレージで、4輪ジャッキアップしてタイヤ外してバネ交換や車高調整するだけで滝汗・・・
納得できるまで何度も繰り返し、体力の限界にチャレンジしてる感もあります・・・
3
4
5
8k+タワーバーはバンプタッチアンダーが怖いのでタワーバーを外しましたが、
10kではタワーバーを再度装着、
LEGハイパーインテークからHKSインテークに戻したものの、吸気温度低下とレーシーなフィーリングのLEGには未練が・・・
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/4336735/note.aspx
とりあえずHKSに戻して走行、
30℃越えの炎天下、
アイドリング中は吸気温度60℃越え・・・
街乗りでは中々下がらず40~50℃、
バネレート10k10kの感想は、
街乗りでは、
思ったほど乗り心地は悪化せず、
路面のウネリやハンドル操作に車が敏感に反応するので結構疲れます。
ザラザラの舗装だとサスの付け根なのかダッダッダッダッと振動音がします。
左後ろのミシミシ音ビビリ音も再発しました。
踏み切りでは凄いドッタンバッタンでアクセル踏めません・・・
山道では、
メンバーブレースを取付けてから、TRC&VSCがほぼ作動しなくなったのが、また作動するようになりました。
バンプタッチしてドンッと突き上げがあったところを通過しても、突き上げなくバネの上に乗ったまま通過できました。
同じ減衰だと揺れるので18戻しから16戻しまで上げました。
サスアームがシナって?リアタイヤが横揺れする感覚がありました。
10kバネに対し純正アームやブッシュが負けている感じです。
街乗りと同じくハンドリングがクイックで疲れます。
高速もロングドライブしてみました。
車の動きが敏感、
継ぎ目の衝撃も大きめ、
かなり疲れました。
6
そして鈴鹿ツインへ
途中の四日市は豪雨、
中止かと思ったら鈴鹿は快晴30℃越え、
X G'sのみんトモさんとプチオフ、
走り出してパワーが全然ないのを実感、
ロガーを見ると最高速が10km/h近く遅い、
自分の場合、最高速とラップタイムは比例することが良く分かりました。
2016/7/3日、1分11秒419、初走行ノーマル
2017/2/4土、1分9秒391、HKSエキマニ
2017/3/25土、1分8秒788、剛性アップ
2017/7/15土、1分10秒210、バネ10k10k
最初エアコン切って走ったものの、
9秒台にも入らないと分かり、
途中からエアコンを掛けて、
TRC長押しでのハイレートの車の動きを確かめながら走りました。
バックストレート後の高速シケインで縁石に乗って降りるとサスアームがシナって?リアタイヤの横揺れ感が怖いです。
他の小さなコーナーも、いつものラインで縁石に乗ってアクセルを踏むと、降りるときトラクションが抜けるので出口でアクセルを踏むのがワンテンポ遅れます。
無理にアクセルを踏むとホイールスピンして車が流れ出します。
速度が遅い美浜で、TRC長押しの動きは試して分かっていたので、タイヤが滑っても急激にアクセルを戻さないよう注意して走りました。
街乗り、山道、高速、サーキットと車の動きが敏感で、大変疲れる車になってしまいました・・・
7
次は美浜で比較することに・・・
鈴鹿ツインでHKSインテークに戻して走ったものの、予想外に吸気温度が高く、ピットでは60℃、走り出して最低でも外気温+5℃くらい、油温は最高103℃に達しました。
インナーカバーを外したため、ラジエータの熱気を吸っているようです?
しかし、インナーカバーはLEG用に大きくカットしてしまい取付けても空いた穴がカッコ悪いし熱気が入ってきそう・・・
前回の美浜はLEGハイパーインテークで走ったので、またLEGに戻してから走ることにしました。
LEGで問題だったのが、
アイドリング時のシュッシュッ苦しそうな吸気音、
アイドリングが安定せずブルブル振動、
振動するとMTミッションがガラガラ共振、
発進時に低速トルクがなくエンストする、
2,500rpm以下でのトルク感がない、
考えてみると・・・スロットルバルブが汚れていて、バッテリを外した後と全く同じ症状、そのときはアイドリングが安定するまで約100km掛かりました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1688659/car/2086624/3982381/6/note.aspx#title
前回LEGを取付けたときは、バッテリを外して初期化せずそのまま、そのうち学習してくれると思って我慢しましたが、アイドリングは安定せず低速トルクはないままで、エンストを繰り返すようになりました。
スロットルバルブは綺麗なので、それ以外の部品といえばHKSエアフィルター、交換せずにガムテープでゴミを取って使い続けていました。
HKSはパイプが短く、しかもエアクリボックス手前には大きい穴が3個空けてあります。吸入力が小さくてもバンパー内の空気を吸えるように工夫してあります。
LEGはパイプが長く、パイプ内に滞留できる空気の総体積が少ないので、止まっているときは吸気するのが苦手そうです。
APEXiのエアフィルターは、薄いろ紙を蛇腹にして表面積を増やしてあり、アイドリング時の吸気抵抗が少なそうな感じがしたので、試してみることにしました。
オイルブロック付きの車で、APEXiエアフィルターへの交換は、エアクリボックスとエアインテークダクトを外す必要があり、バンパーを外す必要があります。
今回はインテーク交換のついででしたが、次は大変です・・・
8
最後にバッテリの-端子を外して初期化しました。
エンジンを掛けてみると、
シュッシュッ音は出ず、
アンドリングは振動なく700rpmで安定、
MTミッションからガラガラ共振も出ませんでしたが、ちょっとシフトノブを動かすとガラガラ音がするポイントがあります。
走ってMTミッション内にオイルが行き渡ればガラガラ音は出ないので、ギヤ各部の磨耗と併せて、暑さでオイルの粘度が低過ぎるため、長時間停止している間にギヤからオイルが流れ落ちるのが原因かも?と思いました。
ギヤオイルを少し固めにするために、
Castrol Syntrans 75W-90を2缶と、
Castrol Syntrans 75W-140の残りを、
ブレンドして入れました。
今のところガラガラ音は出なくなりました。
そして固すぎる10k10kの対策、
とりあえず外すのは美浜を走ってから・・・
車高を下げてロールセンターダウン、
スペーサーを入れてレバー比アップ、
ほんの気持ち柔かくなる程度・・・
そして残っている1回券を使うため美浜へ
いきなり下りの3コーナーでドリフト・・・
車はビシッと安定してますがビビリました。
直線だと思ってた3コーナーが怖くなり踏めません・・・
下った先の連続ギャップはバンプタッチせずバネの上に乗って走れます。
ロガーを見るとストレートの最高速は落ちていますが、ギャップ区間の短いストレートとコーナーのボトム速度は上がっています。
バネ10k10kハイレートは、しっかりアクセルが踏めればタイムアップに繋がりそうですが、
2年掛けて、やっとTRC長押しで走るようになった素人には、車の動きが敏感すぎて、怖くて疲れて運転が楽しめません・・・
わずか10周でギブアップ・・・
もう一度走る気は一切起きませんでした。
前回1本目、47秒822、VSC-SPORT
前回1本目、47秒314、TRC長押し、-0.508
前回2本目、47秒382、TRC長押し
今回3本目、47秒611、ハイパコ10k10k
10kに一切未練はなく帰ってバネ交換しました。
リアのバンプタッチだけ防げれば良いので、最初の予定だった8k9kにすることに・・・
ハイパコ9kは持ってないので、
とりあえずOHLINS 8k9kに交換、
去年はクイック過ぎてビビッた8k9k、
ハイパコ10k10kで走った後はマイルドで快適です・・・
リアのリバンプを減らしてバンプを伸ばし耐荷重を10kと同じ約150kgに上げました。
ハンドルを切ればロールして、アクセルを踏めばリアが沈んでトラクションが掛かる、山道でバンプタッチして突き上げられていたギャップも、柔かいバネの上に乗って走れるようになりました。
初めから手持ちの8k9kにしておけば良かっただけですが、また無駄な物を買ってしまいました・・・しかし試したかったので一応満足・・・
そして分かったことは、
いきなり2kアップは無謀・・・
もしハイレートのバネに交換してタイムアップを目指すならば、バネの固さに合わせてサスがヨレないように剛性アップ、さらに少しずつレートアップして身体を慣れさせる必要もありそうです。
車のインプレは様々、9kを固いと感じる人もいれば、10kオーバーでも柔かいと感じる人もいる、普段乗っている車をベースにして感じる違いということが良く分かりました・・・
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