注文しておいたヘルメットSHOEI GT エア が届きました。
今まで使ってきたヘルメットは2009年に買ったSHOEIのX11なので、かれこれ8年間も使ったことになります。本当かどうかは分かりませんが、3年過ぎると経年劣化が始まると言われていますから、替え時をはるかに過ぎています。
デザインも被り心地もお気に入りだったSHOEIX11は、最高安全規格のスネル規格をクリアした、当時の最上級モデルです。万一の時に生死を左右する頭部を守るのがヘルメットです。だから、ヘルメットだけは絶対にケチってはいけないのです。
新しく買ったヘルメットもSHOEIです。これまで僕は、サーキット走行を想定した強度を持つスネル規格をクリアした製品にこだわっていました。しかし、今回買ったヘルメットはツーリングモデルの GT エア です。スネル規格ではありません。一般的なJIS規格です。
スネル規格へのこだわりを捨てるのにものすごく躊躇しました。大袈裟に言えば、魂を売ってしまうくらいの思いがしました。ところが、最新のスネル規格適合のX14はあまりにも過激な形状で、まさにレース用の形状。ちょっと引いてしまいました。
日本でスネル規格のヘルメットを作っているメーカーはAraiとSHOEIだけです。最高の安全基準を知っているこの2つのメーカーのヘルメットならおそらく社内基準で高い安全性を確保していることと思います。これまで僕はずっとSHOEIばかり選んでいましたが、特にSHOEIにこだわっていたわけではありません。ショップで被り比べてみるとどうやら僕の頭の形にはSHOEIの方が合っているようなのです。
色はもちろんバイクの色に合わせて緑を基調としたものにしました。一目で「カッコいい」と思いました。
GT エア のよさはツーリングに特化して開発されただけあって、外側のレバーのワンタッチ操作でサンバイザーが降りてくることです。眩しさから解放されるのです。その他、あごひもの着脱もワンタッチで、エアインテークの操作も楽にできます。
ちなみに、妻も僕と同じSHOEIの GT エア にしました。妻はAraiからの買い替えです。バイクの色に合わせて、僕と同じデザインの白基調のヘルメットです。
日曜日に、新しいヘルメットのシールドをクリアからミラーに替えました。少し緩めのミラーで「メロウブルーミラーシールド」というSHOEI純正のシールドです。付け替えてみると、なかなかいい感じです。
続いて、今まで使っていたヘルメットからインカムを取り外し、新しいヘルメットに取り付けました。さらに、妻のヘルメットもミラーシールドに付け替え、インカムも取り付けました。そして、二人で被ってインカムの確認をして完成です。
土曜日、新しいヘルメットで走り初めのプチ・ツーリングに出かけました。ヘルメットが新品というだけでなんだかうきうきしていました。そして、いよいよ新しいヘルメットの走り初めです。妻も同時に新調しているので、2人でお気に入りの野原川~三河湖の散歩ツーリングコースを走りました。
空は真っ青で、緑もどんどん濃くなってきて、それでいてそれほど暑くもなく、バイクで走るには「気持ちよすぎ~」の季節です。
下ろしたてのSHOEI GT エア は多少の圧迫感を感じるものの僕の頭にぴったりフィットしてほとんど違和感はありませんでした。標準装備のクリアー・シールドから付け替えたSHOEI純正のメロウブルーミラーシールドは見かけよりずっと内側からの透過性がよく、しかも眩しさは抑えられていてなかなかの優れものでした。こうしたところにも技術の進歩が感じられました。
野原川に着き、川原に下りてせせらぎを聞きながら冷たい缶コーヒーで喉を潤しました。空の青さが眩しいほどで、ずっとそこにいたいくらいでした。
次に訪れた三河湖ではのんびりと湖を眺め、ゆったりとした時間を過ごしました。
妻の白とシルバーのヘルメットを見ると、バイクとバッチリ合っていて、まるでVTR250Fの純正品のようです。僕のは・・・、もちろん妻のヘルメットに負けないくらいグリーンのNinja650にマッチしているように感じました。
妻とは、ヘルメットも、elfのライディングシューズも、この日は着けなかったタナックスのサイドバッグ「ツアーシェルケース」も、いつの間にかみんな色違いのお揃いになってしまいました。
やっぱりバイクはおもしろい!
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Ninja650 | クルマ
Posted at
2017/06/23 13:59:43