当時12年落ちの中古車(大古車?)のローバー・ミニを買って4年。僕の実物大のおもちゃとして買った時に82,000㎞だったオド・メーターは、4年間で103,000㎞になりました。おもちゃにしては20,000㎞以上も走り、半ば実用車に近い存在になっています。
壊れやすいと敬遠されがちの旧車ですが、99年式の最終モデルですからかなり完成度の高いクルマになっています。4年間で純粋に修理だけに要した費用はたったの数百円です。インジェクションの細いパイプが劣化し細い亀裂が入ったため、数百円で交換したことがあっただけで、あとは定期的な点検やオイル交換など通常必要な費用しかかかっていないのです。
今回の車検では、ブレーキ系の消耗部品の多くを交換しました。税・自賠責等の諸費用を含めて16万円ほどかかりましたが、特に修理を要する箇所は見当たらなかったとのことでした。99年式とは言っても、基本設計は半世紀前です。旧式のエンジンやミッションなど、そろそろオーバー・ホールが必要なのではないかと思っていましたが、メカニックの方は「全然問題ないですよ。中には20万㎞以上もオーバー・ホールなしで走ってるお客さんもいますよ。この手のクルマは、定期的なオイル交換と、エンジンをかけたら5分間程度の暖気を忘れなければ、めったなことではダメになりませんよ。」と、太鼓判を押してくれました。
クラシック・ミニの最終モデルとは言っても、すでに16年を経過したクルマです。ちゃんと専門店(僕のミニは岡崎市大樹寺町の「中部オリエンタル自動車」さんで面倒をみてもらっています。超お奨めの店です!)でメンテナンスを受け、元気な状態で乗り続けたいと思っています。なんてったって、走っていて本当におもしろいんです。クルマの原点のような気がします。かわいらしいデザインは、眺めるだけで癒やされます。
Posted at 2015/02/16 12:28:47 | |
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