けーすけサンタマリアver.2のブログ一覧

不安な一夜から明け朝から家に向かった。

避難所では寒く耐えられないとおもったのでかたずければ何とか寝るとこ位は確保できるはずと思ったからである。

一番危ない食器のかたずけから始まり何とか午前でひと段落した。

一応水はでるし、ガスもプロパンだったため何とかなりそうだったがガス屋さんがきてとりあえず止めていくとのこと。

これでは駄目だと思って近くのスーパーやコンビニに行ってみたがどこもやっていない・・・

食料も確保できないまま２日目は終わってしまった。

あれは忘れもしない３月１１日

俺は仕事中であの時間は丁度用を足しに公園にいた。

ＰＭ１４：４５　携帯から聞きなれないサイレンみたいな音がする。

また大したことはないだろう・・・・

遠くから地響きとともに揺れがひどくなっていく。

このままこの世がおわってしまうのかな・・・・

と思うくらい半端ない揺れ

３分位すると強烈な揺れは収まり周りの住民は公園に入りきらないくらいになっている。

気になったので携帯のワンセグで今の情報を確認してみる。

ＰＭ１５：００　震度６？いままで体験したことのない揺れだった。真っ先に家族のことが気になり携帯に電話したがやはりつながらない。

ＰＭ１５：３０揺れがだいぶ落ち着いたころ一旦会社に戻ることにした。
しかしあたりは停電のため大渋滞。そうこうしてるうちに雪が降り始めてきた。

ワンセグでは仙台空港に津波が襲来しているとのこと。家のあたりも低いところにあるので津波の心配があった。

いつも１０分位で会社に着くころには２時間位経ちあたりはうす暗くなっていた。
会社の中は棚は崩れ建物は傾いている。

ＰＭ１７：００　自家用車に乗り換え自宅に向かう。あたりは完全に暗くなり大渋滞。丁度その頃家族から連絡が入り全員無事で避難所にいるとのこと
家までも３０分かからないのに渋滞をすり抜け裏道を変えることとしました。
途中亀裂や段差などがあり車高の低い俺の車は結構底をすりながら何とか家にたどり着いた。

ＰＭ１８：３０　部屋にはいると食器棚が入口をふさぎ棚という棚は倒れて入れたものではなかったが何とか入り食料、等をかき集めて避難所に向かった。

ＰＭ１９：００　避難所は小学校であったが教室に入りきらないひとが廊下などにたくさんいる。
こんな光景みたことがない。
とりあえず今夜は避難所で一夜を明かすしかないな・・・

ＰＭ２２：００　ラジオからは荒浜で２００～３００の遺体・・・
信じられないことばかり起きている。夢であってほしい。
そう思いながら外にでてみた。街灯も何もついてないこんな街中で星が綺麗に輝いている。こんな状況いつまでつずくのか・・・不安な夜を過ごした。