~翌朝お詫びm(_ _)m
扉写真に不具合があり訂正したモノの利かず、一度再投稿してます。
早くに「イイね!」を着けて下さったしー・えっちさんにはご迷惑おかけしました。
ちょっとよそ様のブログで空気を読まず「路面電車はまぁいいモノですよ」なんて書いたので、反省込みで。
実はこちらにもかじってるのであれこれ思うとこはあるのですが。
今市民交通として見直されてるのが、道路に普通に電車を走らせちゃおうと言う路面電車。
50万都市/地域では有効な交通手段として21世紀以降見直されてきてはいる。
とうとう廃線同様の鉄道線を郊外路面電車として復活させた例も出たほどだ。
今日本でこの路面電車型の交通を運用するのは20社ほど。
1960年代に車の通行を阻害するからと主要都市で廃止してきた結果だ。
以降は先にも言ったように札幌/広島/堺/岡山を除くと50万都市レベルの交通手段に落ち着く。
(都電/世田谷線は沿線住民単位として(^^ゞ)
でも道路を車に差し出したモノの交通渋滞は悪化の一途だしバスは有機的に交通網を組める一方影響を受けやすく運用面で乗客に対して煩雑になる。
そこで見直されてるのが路面電車、いや、欧州の交通事情を見習ったLRTだ。
広島では1960年に郊外線と市内線の車両規格を統一して直通運転を始め、99年にはドイツから超低床車を導入して基幹交通としての路面電車を体現した。
前者は燃料高騰であえぐ郊外バスを駆逐し、後者は交通弱者に立った交通機関に覚醒することとなる。
とくに超低床車は97年に熊本で初めて採用されて以来日本各地の事業所で採用され、これが日本LRTの実現と言われるまでとなる。
ただ広島ではこの超低床車を運用してことし15年になるが、ソレによって大きく変わったことがある。
高齢者などの交通弱者の比率が拡大かつ固定されてきた。
LRTと呼ぶ路面電車の運用が交通弱者に浸透してきたのだ。別に軌道を欧州並みにLRTにした訳じゃない。
路面電車は施設を伴うから然程路線の拡張は出来ない。ただ大きな軸に設定されてればその単純さ故に直通性や超低床から乗降性の良さが支持される。運用が細分化されたバスと大きく違うのがこれ。
バスは改善されたとはいえ依然乗降性にバス停の配置を含めて難があるところも交通弱者には辛いとこ。
ただここで一つ矛盾がある。
交通弱者は交通事業者には心許ない顧客でもある。
そう運賃や乗車頻度に糸目をつけられない顧客とは言えない。
広島市だって高齢者身障者に運賃補助をやってる。これは儲けとは言いがたい。
広島では辛うじて観光と安価な交通機関としても理由が立ってるから何とかやっていける。
しかし交通事業者はなんだかんだ言うがけっきょく儲けがなければ事業は展開できない。
上記の50万都市規模ではかなり難しい相談になってくる。
となると期待してしまうのが交通事業を利潤だけで賄えそうな東京大阪の都市地域圏のLRTだ。
冒頭はここを言ってしまった。
ただ指摘を受けたようにこちらでは別の問題がある。
利潤が立ちそうな路線は既に既存民鉄が手を着けて路線を組成し、形の上では整備されてる。
その上LRTかよとなるとこれはインフラの無駄である。
しかし都市部でも地下鉄やバスを使い着けない交通弱者や客層が居ると思う。
LRTの再構築は価値はあると思う。さじ加減は厳しいが。
LRT発祥の欧州では地下鉄や日本で言うJR線との直通運転まで成されてる。
ここまで出来るのも東京大阪なればこそ。
突飛無いがメトロ銀座線なんか車両限界が元々低いから効果が高そうなんだが。
福井やかつての新潟みたいに鉄道車両がそのまま道路を走るのは厳しいが、東京の一路線だけでも幹線にLRTを走らせて市井の道路に乗り入れるぐらいの思いつきはあっていいように思う。
そしてこちらで新しく有機的な運用が出来れば地方に本当の交通過疎にも一石を投じられる。
車を運転出来ない人の交通を、真面目かつ突飛に考えてもいいと思う。
(と、車のコミュニティーでこんなこと言う大あほσ(^◇^;)
Posted at 2014/06/04 22:41:52 | |
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