目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
まだ暫く使えそうではあるが、多少編摩耗もしているので、Fブレーキパットを交換する事にしました。ブレーキフルードも2年程交換して居ないので、一緒に作業します。
ブレーキパットは2012年11月にYオクで、新同品(装着100m)を200円で落札して有った、台湾製SOKブレーキパットのストック品を使用します。(200円+80円+98円=378円)
今回も空いた時間に、出先の公園で作業する為、必要な量のブレーキフルードを小型の容器に詰め替えて来ました。後はブレーキパットグリスです。
最初の作業は新しいブレーキパットを取り付ける為に、ブレーキキャリパーのピストンを押し戻す為、キャリパーのブレーキフルードがブレーキマスターのタンクに逆流する為、予めマスターシリンダータンクのブレーキフルード抜き取って、溢れない様にします。
ブレーキフルードは溶解度が非常に高いので、塗装やABS樹脂などプラパーツもボロボロにしてしまいますので、付着させない様慎重に扱う必要が有ります。もし付着した場合は、速やかに水で洗い流しましょう。(ブレーキフルードは吸湿性が有るので、水で洗浄出来ます)
また焼き付けされて居ない塗装はブレーキフルードが付着すると、塗装が剥離しますので、注意が必要です。
2
次にブレーキキャリパーを8mmのヘキサボルトを外し、車体から取り外します。
次にピストンを押し戻す作業に入ります。この作業には専用の工具が有るのですが、今回はブレーキパットも交換しますし、出先の作業なので、車載工具のマイナスドライバーをブレーキパットの間に差し込み、テコを使い押し戻しました。
3
キャリパーハンガーを押し戻しながら、ブレーキパットを取り外します。
ブレーキキャリパーの清掃をしながら、パーツに異常がないか点検します。
ピストンは錆の発生も無く、ゴムブーツにも破れ破損は、漏れ滲みも良く確認します。
右側の新しいブレーキパットの接触部分に、パットグリスを薄く塗布しておきます。
4
清掃済みのキャリパーに新しいブレーキパットを取り付ける作業です。
最初にキャリパーの奥にステンレスのテンションプレート取り付けます、裏表と向きを間違えない様に、元の様に取り付けます。
次に台座の大きい方のパットをキャリパーホルダーのスライドピンに通して取り付けます。
最後に小さい方のパッドを、ピストンの前に切かけを合わせ取り付けます。
此れでブレーキパットの交換は完了です。
キャリパー本体を車体にヘキサボルトで取付ます。
5
ショートタイプのL型ヘキサレンチは締めるのに力が入らないので、緩める時と同様、ヘキサレンチに眼鏡レンチを繫いで、締め付けます。
ブレーキマスターシリンダーのタンクに、ブレーキフルードを充たし、ブレーキレバーをポンピングし握りしろを出し、レバーを握った状態でキャリパーのブリーダーボルトを緩め、古いブレーキフルードを送り出します。
タンクのブレーキフルードを切らさない様、注意しながら、此の動作を繰り返し、古いブレーキフルードを新しいブレーキフルードに交換します。
6
アドレスの場合は100ml程送れば、大体新しいブレーキフルードに切り替わると思います。
ブレーキフルードが交換出来たら、最後にブレーキマスターのフルードを適正レベルにして。タンクのキャップを閉めます。
最後にブレーキキャリパーとブレーキマスターシリンダーとその周り、周辺を水でしっかり洗い流して下さい。特にプラパーツは念入りに洗浄します。
此れで作業終了です。車体の水を拭き取綺麗にして完了です。
本日の作業時総走行距離 117070.5Km
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク