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Avensistの愛車 [トヨタ アベンシス]

37万8710キロ 動悸息切れ - 点火コイル交換

カテゴリ : エンジン廻り > 点火系 > 取付・交換
目的修理・故障・メンテナンス
作業DIY
難易度★★
作業時間1時間以内
作業日 : 2017年07月07日
1
 走行は37万8710キロ、以前ちょっと触れましたが、2000rpm以下で時々の動悸息切れ(失火)が、頻発するようになりました。

 救心という薬をインマニに入れてみたりしましたが症状は改善されませんでした。というのは冗談で、以前は時々しか出なかった症状が最近は頻発するため診断がしやすくなりました。

 診断機にかけてみましたが、何も特に記録されておらず、感知もされませんでした。幸いにもガソリンとLPGをスイッチ一つで切り替えができるため、どちらの燃料においても症状が起きることから点火系が怪しいということになりました。

 まずは基本からで点火プラグのテスト、抵抗値の測定、去年交換したばかりの点火コードも抵抗値測定、圧縮圧測定、診断機によるクランク角センサーからの波形も全て正常でした。
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 となると、残るは当初から疑惑の点火コイルとなります。以前同型廃車のアベンシスから点火コイルももらってきましたので、それと交換してみると症状が治ることから点火コイルが有罪という判決を下し、新しい点火コイル2つを注文し、届いたのがこちら。

 なぜ2つ注文したかというと、この3S-FEエンジンは、最終型で以前はデスビ方式だったのを最終型では2つのコイルによる直接点火方式に変更されているからです。一つのコイルが1,4番気筒そしてもう一つが2,3番気筒を点火する仕組みになっています。
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 3S-FEの点火コイル、調べてみると結構出ているもんなんです。今や台数もかなり減っているはずなのですが、日立も2016年からラインアップに追加しましたし、怪しい中国製なども含めると数10社から出ているところを見るとまだまだ現役なんですね。

 また他のエンジン、たとえば兄貴分の5S-FE、カローラやターセルなんかでお馴染みの4E-FEや5E-FE、ハイラックスやハイエースなんかの3RZ-FE、リーンバーンの7A-FEにも同じものが使われているので個数は結構出ているのかと推測されます。

 純正番号を確認すると、1,4気筒用と2,3気筒用は異なるのですが、同じもので、本体側面に気筒の表記の有無により番号が異なるだけです。

 信頼性を配慮し、今回はNGKのものを選択しました。日本製を期待していたのですがポーランド製でした。
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 質感としては、純正であるデンソー製がしっかり作ってあるのに比べて、こちらはいわゆる欧州プラスチック(経年ですぐ割れたりボロボロ崩れるタイプ)のケースで取り付けステーと点火コイル本体もぐらぐら数ミリのあそびがあります。
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 端子も純正が金メッキなのに対し、こちらは普通の銀。メッキがかかっているのかは不明ですがコネクターとの締り具合も緩めで頼りないです。
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 先述した通り、このエンジンは元々デスビ・エンジンの設計だったものを直接点火方式にするためコイルを追加しているがゆえ、コイルはやや後付感があります。

 コイルを搭載するに当たって、それを固定するブラケットがインマニに共締めされており、点火コイルを交換するにはスロットルを外す必要があります。

 振動対策を徹底する設計だと思われます。
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 LPGシステムの配線やベーパライザーなどもあるため通常の無改造車に比べると作業は、しにくかったです。

 以前デスビの駆動用シャフトが入るべきところの封印からオイル漏れが発生しているのも確認しましたので次回対処しようと思っています。
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 このようにブラケットごと外し、2つのボルトをゆるめ点火コイルを交換します。この手間があるため、今回は2つとも新品にしたわけです。

 ちなみに、点火コイルは以前にも一度、走行距離的には20万キロくらいで不調が出たため交換した経緯があります。

 そして、今回外した点火コイルも5万キロ走行の中古のものを使いましたので、大体20万キロほどでまた不調に至った計算になります。

 仮に大体20万キロ前後でコイルがやられる信頼性が確保されていれば、一般的なユーザーの大半は車両所有期間この
不調を経験せずに済むわけで、これは優秀です。

 新品の点火コイル交換後は動悸息切れもすっかり解消し、手術成功となりました。今後このNGKの点火コイルがどれだけの耐久性を持っているかモニターしていこうと思います。

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この記事へのコメント

2017/08/09 22:04:26
いつもながら興味深く読んでいます。
その中でも、スキャンツールが汎用PC製なのが気になりました。
日本の整備工場は、ほぼほぼ専用スキャンンツールを使用しています。
PC接続なら、車の故障診断の情報取得が便利でいいですね。
知らないだけで、日本製のOBDⅡ接続可能なPC用コネクタが販売しているのかなと調べてみましたがありませんでした。
車の歴史は、英国のほうが断然古いので、このような整備機器の充実もやはり違いますね。
コメントへの返答
2017/08/10 03:35:36
 こちらでは2003年より、いわゆるEUの法律により自動車業界の公平化が図られ、診断機をはじめとする整備関連の事項に対して、一般の整備工場や部品メーカーでも介入できるようにすることが義務化されました。従って、それまでディーラーのみの独占状態だったのが、整備関連の情報の開放化が進み診断機へアクセスもしやすくなりました。

 この背景には排ガスの浄化に関して重点が置かれており、ディーラーのみが診断・修理となると市場の停滞はもちろん整備不良車増加の可能性で環境問題へ繋がるという見解があったようです。

 こちらも整備工場は専用のスキャンツールを使用しているところが大半ですよ。私はこの古いノートを診断機専用に使っておりますが...。普段使うノートは汚れたりしたら嫌ですから別にあります。(笑)

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1991年以来、イギリスでひっそり暮らしております。 物心ついた時から車が好きで、仕事は主に自動車関連の書籍(整備書・取扱説明書など)の翻訳やコンサルタン...
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