京都ナイトオフに参加した後の行動について、ガンダム風で書いてみようと思います!
帰り道は、いろいろと大変でしたよ。
主な登場人物とモビルスーツ
リック・ディアス(黒いN-ONE)
アムロ(Mura)
セイラさん(黒いN-ONEに搭載されているカーナビ)
アスカ(黒いN-ONEのマスコット・ガール)
ベルトーチカ(アムロの妄想の中の恋人)
京都ナイトオフの会場から、そんなに遠くないホテルを予約していました。
ですが、そのホテルの場所がよくわかりません。
「セイラさん、頼みます!」
「アムロ、こっちよ」
と、いうことでセイラさんの指示で走行を開始したのですが、道がわかりにくく、さっぱりわかりません。
「ミノフスキー粒子が濃いな」
「アムロ、疲れたよ」
アスカがそう言う。アムロもさすがに眠かった。
走り回って、ようやくホテルを発見した。リック・ディアスを格納庫に預ける。
「ベルトーチカの夢でも見ながら、眠ろう」
やがて朝になった。ホテルをチェックアウトして、帰路につく。
何と言っても距離が遠いのだから。
「到着予定時刻は夜の7時ぐらいね」
「セイラさん、そんなにかかりますか?」
これから5、6時間か・・・。
動揺したアムロに向かって、アスカが叫ぶ。
「アムロ、ガソリンがないよ」
「え? あ、ホントだ」
高速道路に乗る前に、ガソリンを補給する。
これで帰りつくまでは・・・もたないな。あと1回は給油が必要のようだ。
公道から、高速道路に入る。
アムロはリック・ディアスの走行スピードを上げた。
もうアーガマに帰るだけなので、フルスピードだ。
「行けーアムロ!」
「おう!」
一応、二時間を目安にPAやSAでちょっと休憩する。
途中でいろいろなモビルスーツと遭遇する。友軍機と遭遇すると、やはり嬉しい。
友軍機には道を譲るが、敵には譲らない。
まあ、アムロは、パイロット(ドライバー)が女性なら、無条件で道を譲るのだが・・・。
アムロはリック・ディアスをとあるPAに入れた。
少し休憩が必要だ。
「また、デブの素を食べてる!」
アムロがソフトクリームを食べていると、すかさずアスカが糾弾する。
※画像はイメージです
「最大戦速で走るのは疲れるの!」
と言い訳をしながら、ソフトクリームを食べ終わった。
「これで、また戦える!」
そうだ、水分も補給しておかないと。ポカリを買う。
※画像はイメージです
「あ、それ! 深キョンがCMやってるから、買ったんでしょ!」
「アスカは鋭いなあ」
「アムロ、深キョンが好きだもんね」
「最近は、こじるりの方が好きだよ」
「そうなの?」
「うん、ファースト写真集を持ってるよ」
「気持ち悪い! 近づかないで!」
「冷たいこと言うなよ、アスカ」
「ちょっと、どこ触ってんのよ! この変態デブ!」
実はこの時、アムロは疲れていた。この後、自分が窮地に陥ることに気づいていなかった。
リック・ディアスが再度、出撃して、5分もしない時点でアスカが叫んだ。
「アムロ、ガソリンがもうないよ!」
「なんだって?」
確かに、ガソリンがなかった。
「そんなバカな!」
「次はPAしかないよ! 次のSAまでは・・・27キロだって!」
アムロは、リック・ディアスの航続可能距離を確認した。
11キロだった・・・。
「そ、そんな・・・」
アムロは絶句した。これでは途中までしか到達できない。
ミディアか何かに助けてもらうしかないのか?
リック・ディアスは急にペースダウンした。
なるべく、アクセルペダルを踏まないようにしないと!
幸い、坂道を下っていた。アクセルペダルを踏まなくても、リック・ディアスは進んでいく。
いいぞ、この調子で、距離を稼ぐんだ!
「走れ、走れ、リック・ディアス!」
アムロは、ひたすら祈った。しかし、多少はアクセルペダルを踏まざるを得ない。
「こ、こんなにアクセルを踏むのが怖いのは、初めてだ!」
リック・ディアスの横を敵のモビルスーツが次々とぶち抜いていく。
「ええい、こっちが戦えないのをいいことに!」
こちらは、それどころではない。何としても、次のSAに到着しないと!
必要最小限にアクセルペダルを踏みながら、アムロはひたすら恐怖と戦った。
「アムロ、あそこだよ!」
何とかSAに到着した。すぐに給油したかったが、
「休憩してから、給油してください」
との表示があった。
アムロは疲れていた。ちょっと休憩してから給油することにしよう。
「もう怖いの嫌なんだよ!!」
アムロは、そう叫びたいのを我慢してリック・ディアスのエンジンを切る。
これで動き出してガソリンスタンドに入る直前で停止したら、どうしよう。
休憩を終えて、ガソリンスタンドにリック・ディアスを入れる。
良かった。停止する前にガソリンを入れることができて。
「無限パーツ、良いですねー」
スタンドのお兄ちゃんがアムロに話しかけてきた。
どうやらスタンドのお兄ちゃんは、ホンダ好き、無限好きのようだ。
「ホイールもエアロも全部、無限じゃないですか!」
アムロは、
「とにかく、お金がかかりました」
と言って、笑いを取る。
少し、気持が和らいだ。
「セイラさん、到着予定時刻は?」
「夜の8時半頃ね」
「まだ、そんなにかかるんですか? 夕食も食べたいのに」
「それから、悪いニュースがあるわ」
「な、何ですか?」
「この先、渋滞発生ですって、たぶん夜8時半に到着するのは無理ね」
いったい何時に帰れるんだ? 夜の9時か10時か・・・。
アムロは深い疲労感を覚えた。だが、今度は最大戦速で走行できる。
「ここからが勝負だ!」
気合いを入れ直すアムロだった。
Posted at 2015/07/01 10:20:39 | |
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