画像はDSD音源をPCM 192KHz/32bitに変換し
それの解析結果です。
DSD音源を最近いじってますが、
これって、CDとかのPCM音源と全く違って
一定時間の音の強さを記録するんじゃなく、
一定時間内の音の密度を記録するそうです
・・・なんかイメージがつかないです。
量子化雑音というこれもイメージつきにくいものですが、
どうしても諧調がでてしまうデジタルだから、
無段階に変化するアナログと合わせると、
どうしても合わないところが出てしまい、それがノイズになるようです。
写真の場合は、網戸とかがモアレとなって変なもやもやが出てしまうあれですね。
・・・ただ、音の場合はちょっとイメージがつかないなぁ。
で、DSDの場合はとーーっても細かく段階を区切ることによって
その量子化雑音を高い周波数に追いやってしまうとのことです。
ちょうど同じ曲が同じアルバムでDSDとPCM両方手に入りまして。
同じアルバムのハイレゾ音源とCD音源ですね。
ラズパイオーディオでDSD対応DACにDoPですがDSD形式で出力して、
DACからイヤホンで。
途中でPCM変換しないDSDネイティブの構成
(DoPはPCM形式でDACに送る方式ですが、中身はDSDデータです)
それで聴き比べしてみると、やっぱり違うんですよね。
よくハイレゾのCMで言ってる細かいところまで聞ける
というより、音が満たされて溶け合っているって感じです。
比べると、CD音源はこっちの方が鮮やか?
と思えどもあっさりと物足りなく感じてきます。
これが量子化雑音を高い領域に追いやっているからでしょうか。
ピアノがはじけるところとか、とげとげしくなくまろやかに。
でも、ちゃんとはじいているんですよ。
ボーカルが目の目で歌っているように、
息遣いが聞こえると言ったら言い過ぎでしょうか。
安物イヤホンが一つも二つも上になりますよ。
で、このDSD音源を192KHz/32BitのPCMに変換してAudaCityにて解析してみました。
(DSDだと解析できないんだもの)
20KHz以上伸びているので、ニセレゾでなく正真正銘のハイレゾ。
注目は40Khzにできている山。
これが量子化雑音が寄せ集められた箇所なんでしょう。
DSDをPCMに変換してもDSDの特徴は残るんですね。
深いところまで、でなくても、音源を解析してみるのもまた面白い。
特に、海苔はまだしも、クリップするまで音圧を上げまくって
元の音を壊しているダメ音源を聴き分けるには、
実際解析して目で見てから聴いてみるのが早いです。
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Posted at
2017/07/22 00:24:46