5月2日(日)
午前4時頃に起床。
まだ雨は降っていませんでしたが、まもなく降ってきそうな空。
気象レーダーを見ると雨雲が西から接近中。
どこに向かって走ろうか悩みます。
天気図を見てみると、前線を伴った低気圧の中心が九州北部沿岸を通過していくようです。
これなら九州北部にいたほうが早く天気が回復するでしょと、須恵PAのスマートICから一般道へ。
そして、福岡市内へ。
するとすぐさま、雨が降り出します。
福岡高速でも走ってみようかと思いますが、雨なので諦め、福岡市内のハイドラ駅CPを集めながら西へ。
福岡県道54号線に出て海沿いを走ります。
海は雨と霞のせいで最悪です。
そんな状態でも初めて走る道なのでどうにか進んでいける感じです。
この県道、途中ゴルフ場の横を通るのですが、そこだけ雰囲気ががらっと違ったなという印象だけあります。
あと、野北漁港に向かっていくとどんどん道幅が狭くなっていたような。
その後、芥屋(けや)海水浴場まで走り、山道(市道?)を越え福の浦へ。
この辺りの道を走っていると牡蠣ありますみたいな看板をよく見た気がしますが、有名なのかな。
その後は、国道202号線で沿岸を進みます。
糸島から唐津の区間は夏に一回走っているですが、青い空と綺麗な白い砂浜が印象的でした。
虹の松原の中を抜けていきますが、雨が強くなっていきます。
唐津市内を抜け、国道204号線を走っていると、急に雨が弱くなり、雨が止んだり。
少し視界も良くなり、楽しめる瞬間もあるかなと思っていると、沿岸から七ツ蒲に向かう道の入口が私を呼んでいたのでUターン。
あの間を走り抜けた先に何があるのかなと心躍った入口です。
横にある急勾配の道もこれもなかなかだなーと思い眺めるだけにしました。
この後は小友漁港に寄り、国道382号線で呼子市内へ。
イカのところであるというイメージはあったので、イカの刺身を食べてみたいなーと思っていました。
まだ午前9時頃だったと思いますがもうお店の前に長い行列が。
プチ渋滞も発生しており、すぐにここから脱出。
また雨が降り出し加部島は諦め、国道204号線を西へ。
佐賀県道217号線、109号線を通り鷹島へ。
島を周遊していると、海に面した小さな棚田があります。
看板などはなかったので、有名な棚田ではないと思います。
ひっそりとあるここの棚田は何か感慨深いものがありました。
そして、ここもすごいなと思った鷹島海中ダム。
入り江にダムって今まで見たことがなかったです。
島に大きな川、谷があるような感じはなく、この島にダムを作る究極の選択だったんだろうと思います。
そして、再び国道204号線、佐賀県道342号線へ。
この県道の少し開けた場所が何かよかったなという記憶が残っています。
その後、雨は止み、高尾山公園展望台、大山展望所などを巡ってみます。
太陽が出てきたり青空が見えたりという状況は依然とありません。
このような天候で景色を一望しても盛り上がりに欠け、やはり厳しいなと次回天候の良い日にリベンジですね。
ということで、国道204号線で平戸まで一気に走ります。
松浦方面から平戸に行くのは初めてで、平戸大橋入口の交差点からこんな雰囲気のところだったなと記憶が蘇ってきます。
4年前の6月、土日休みを利用して雲仙の辺りから平戸まで車中泊ドライブをしていました。
あの日も天候は曇時々小雨といった感じで天気はよくありませんでした。
入念に下調べをしてここに行こうというようなドライブではなく、中学校高校の時に使っていた地図帳に出てくるような見開きのページに九州が収まるぐらいの縮尺(100万分の1)の地図を見て、この辺り行ったことがないから行ってみようかというくらいの動機で長崎県内を中心に走っていました。
平戸には日曜日の午後2時くらいに訪れ、どこかの駐車場にあった看板の地図で生月島っていう島に車で行けることを知りました。
あまり時間がないけど、とりあえず行ってみるかと道の駅 生月大橋まで走りましたが、生月島までに向かう沿岸の道路やそこから見える生月島や大橋の風景はおーすごいなと思ったものです。
この日は道の駅までですぐに自宅へと帰ったのですが、着いたのが深夜2時だったか3時だったか。
次の日の仕事が猛烈にしんどかったですね(笑
そのため、道の駅 生月大橋から先へは行ったことがありませんでした。
みんカラを初めてから生月島農免道路(サンセットウェイ)を知り、こんな場所があるんだ、こりゃもう一回行かないとだめだよねって思っていました。
そして、やってきました。
生月島農免道路。
おー風景は確かにすごいと思いましたが、そこまで気持ちが高揚するということはなく、意外に冷静でした。
その理由としては、良い写真をいっぱい見ていたからだと思います。
天候が悪いということもあったと思います。
風景に関しては今日は運が悪かったんだと思うようにしていましたが、そのことも気にならないような感覚を味わうことができました。
この道、走っていると勝手に集中させてくれます。
1本目、道の駅から灯台方面へ走っているときにこれはと薄々と感じるものがありました。
復路もうーんこれはと思い走っていました。
そして、2本目、3本目と走り、これは楽しいぞと感じはじめます。
今日は雨も降っているし、薄暗くなってきていたので、このくらいにしておこうと途中で往復するのを辞めましたが、天候が悪くても楽しませてくれる道って過去にあったかどうか。
ここに来るまでも厳しい状況が続いていたし、今日は写真を撮るということもほとんどありませんでした。
本日一番の出来事でしたし、いい体験ができたと思います。
次回来た時にまた走りにこようと、生月島から佐世保方面へ進みます。
そして、市内でちゃんぽんを食べながら明日の作戦会議です。
明日の天気は晴れ予報。
西海市の沿岸でも走ってみようかと道の駅 さいかいまで移動し、車中泊するのでした。