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kumayuのブログ一覧

2012年08月17日 イイね!

ドライブラリー「風の巡礼 第35章 はるか天空の村から」

ドライブラリー「風の巡礼 第35章 はるか天空の村から」夏の連休も残りあと3日、となった8月17日、ドライブラリー「風の巡礼 第35章」に行ってきました。

こちらのコースは、長野県松川町の中央道松川ICをスタートして、伊那谷から南アルプスのふもとを駆け抜け、飯田市南信濃の「道の駅 遠山郷」がゴールとなる約100kmのコースです。


ゴールが、先日参加させていただいた(以下、「前回」と表記します)ドライブラリー「OnTimeラリー9」のスタート地点と同じ、となるコラボコースで、一度に2コースを走ることができるようになっています。

8時に自宅を出発、コーススタートは9時30分。今回は、スイフトでの参加になります。

スタートしてしばらくは、伊那谷沿いののどかな県道や広域農道を走ります。
天気も良く、目の前に雄大な南アルプスが聳え立っています(トップの写真)。

チェックポイントとなっている歴史のあるお寺や旧跡を巡った後は美しい渓谷沿いの道になり、4000m超の「矢筈トンネル」を抜けると「OnTimeラリー9」でも訪れた、しらびそ峠へ。


気が付くと、まわりの山々を見下ろすくらいの標高に達していました。

前回の時はガスがかかって視界がなかったのですが、この日はきれいに見渡せます。

今回、往生したのは、虫がよく寄ってくること。スイフトのイエローのボディーカラーは、普段からなぜか虫が好んで寄ってくるのですが、ここではアブや蜂が何匹も寄ってくるので、クイズを解くために乗り降りするときなど、車内に入り込まないように細心の注意が必要です。
なにしろ、大きな蜂が向うからボディやウィンドウにコツコツ当たってきますので冷や汗2、窓開けは厳禁。運転中は、せっかくの涼しくて美味しい空気を味わう事ができません。

そんな中、今回も「御池山クレーター」を通ります。

はるか昔、ちょうどこの地点に隕石が衝突してできた大きなクレーターを見る事が出来ます。
(上の写真は前回の時に撮ったものです)

前回は何も見えなかったので、今回再び、そのクレーター部を見渡せる所に行ってみました。


なかなか全容を掴むことはできませんでしたが、ここから見渡す山々の眺望はよかったです。

この日はまだまだ休みの人も多いのでしょう。こんな山の中の林道でも、結構な通行量がありました。4輪だけでなく、バイクや自転車のグループ、さらには徒歩の人も。

そうこうするうちに、前回よりも賑わっている「下栗の里」に到着。すでに13時を回っていました。

前回と同じく、今回も後ろに写っている食事処で昼食にします。


今回いただいたのは、「もりそば(大)」。

ちなみに、前回いただいたのは、下の写真の「天空そば定食」


腰のある蕎麦が非常に美味しかったです。
量は並と大が選べたので大にしたのですが、見た感じはそれほど多そうには見えなくても、実際に口にするとけっこうボリュームがありました。

腹ごしらえした後は、やはり今回の目玉の1つ、「天空の里 ビューポイント」を見に行かねば。
急峻な山の中、斜面にへばりつくように建っている家々を眺めることができる有名な「ビューポイント」は、ここから徒歩20~25分ほどのところにあります。

前回の時は視界が悪くて行かなかったのですが、今回は絶好の眺望日和。靴を運転用からウォーキング用に履き換えて出発。

途中で車道から細い登山道に入ります。ビューポイントから戻る時も同じ道を通るのですが、道幅は狭く、片側は急斜面。向うからやってくる人とすれ違う時は、片方が止まらないといけません。


こんな感じの道を歩きます。

多くの人が通っていたのですが、皆さん大変マナーが良く、「こんにちは」「ありがとうございます」と言葉を交わしてすれ違います。何も言わずに通りすぎるような人は皆無で、非常に気持ち良い光景でしたわーい(嬉しい顔)

ビューポイントに到着。

実際に見ると、ちょっとした感動がありました。
写真で見た光景ではありますが、雄大な山々と、そこに抱かれるように点在する家や道路との対比は、やはり写真よりも実際に見た方がよりはっきりと感じることができます。
お天気が良くて、本当によかったです。

しかし、ここに到着したあたりから、青空が見えているのにもかかわらず、どこからか雷鳴も聞こえてきました。
山の天気は急変しやすいと聞きます。早々に車に戻り、残りのコース走行を開始。

国道に降りてしばらくすると、ポツリポツリと降ってきました。やがて雨はだんだんと激しくなり、12cpの「和田城跡」に到着する頃には本格的な雷雨に。クイズを探しに行くにも、車から出るのをためらうくらいです。
ゴールの「道の駅 遠山郷」では、雷雨はさらに激しくなっていました。前が見えないくらいで、路面もところどころで激しく水が流れています。
実は、ゴール後、前回の「OnTimeラリー」の時のクイズも少し確認したかったので再びコースを走行しはじめたのですが、しばらく走っても雨の勢いは収まらず、クイズどころの話ではなくなってきてほうぼうの体で戻ることになります。

「矢筈トンネル」を抜けると、そこは嘘のように雨も小ぶりで、しばらくすると路面も乾燥路になっていました。
このまま下道で帰路につきます。飯田からR256経由でR19に抜けたのはいいのですが、並行する中央道のUターンラッシュ渋滞の余波か、R19も大渋滞。また雷雨は少し激しくなる中、時間をかけて帰宅したのでした。

ということで、今回は絶景を楽しめるコースを満喫しました。参加する時は、お天気を入念にチェックした方がいいかもしれません。

休みも残りわずかです。あとの2日は、ゆっくりと骨休めして、翌週からの仕事に備えることにします。

※こちらのドライブラリー「風の巡礼」は個人の方が作成・運営されているドライブラリーです。
参加規約を守ることができる方でしたら、どなたでも参加できます。詳しくは下記の関連URLへ。




Posted at 2012/08/18 23:12:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブラリー | 日記
2012年08月14日 イイね!

【2012年夏 遠征記 その5】山形散歩

【2012年夏 遠征記 その5】山形散歩その4 からの続きです。

長きにわたった遠征記も、ようやく最終章を迎えました。

仙台の宿で気持ち良く目が覚めます。朝食後、駅に出向いてお土産の牛たんを買い込んだ後、9時にチェックアウトして出発。
次に向かうは・・・山形県山形市。仙台から高速で1時間ほどの距離です。

10時30分頃、山形市内のコインパーキングに到着。今回は持参の折りたたみ自転車で巡ります。
晴れ間が見えて、暑くなりそうなお天気です。

まず最初に、山形といえば・・・ということで霞城公園と旧済生館へ。


霞城公園。お城の建物はあまり残っていませんが、二ノ丸あたりの石垣と堀はかなりな部分が残っていました。


その一角に旧済生館の建物はありました。今は山形市郷土館となっており、建物は国の重文に指定されています。明治初期の洋風建築が良い感じです。

館内の見学は無料です。
元は病院として使われていたもので、館内には山形市の歴史のほかに、当時つかわれていた医療器具などが展示されています。


館内です。


中庭を囲うように、グルリと円形の廊下と部屋があります。3層の建物とこの円形の1階部分が珍しい造りですね。

ここから、いよいよ街歩き(サイクリング)開始です。
街歩きの前には市内地図を入手しないといけません。実は、館内の案内コーナーに貼られていた市内地図がちょうど街巡りによさそうなサイズと内容でしたので、受付に同じものが無いか尋ねたところ、切らしていて無い、とのこと。諦めて立ち去ろうと思ったところ、受付の男性が呼び止めて「これならありますよ」と別の地図を出してくれました。さっきのよりも若干サイズは大きめですが、内容は遜色無いもの。ありがたくその地図をいただきます。


大手門。向こうには最上義光公の像があります。


石垣のすぐそばを、JR奥羽線が走っています。福山城や水戸城、明石城など、お城の中やすぐ隣を鉄道が走っている光景はあちこちで見られます。


文翔館。旧県庁庁舎です。向こうに見えるのは旧県会議事堂。
市内には、このような歴史のある建物を随所に見る事が出来ます。


千歳館。今でも現役のレストランになっています。


「御殿堰」。江戸時代に整備された17km以上の水路「御殿堰」沿いに、洒落た飲食店などが並んでいます。


七日街通りと大沼百貨店。人通りも多く賑わっています。


「ほっとなる横丁」と言う屋台村がありました。山形の郷土料理などが味わえるそうです。


「山形まなび館」。元は小学校の建物です。この建物、県内初の鉄筋コンクリート校舎、とのこと。建てられたのは昭和2年。昭和初期の鉄筋コンクリートの建物は珍しいですね。デザインも凝った造りで興味深いです。


七日町の通り沿いにある「丸太中村近江屋」と向うは「寝装野村屋」。どちらも江戸時代の建築です。

ひととおり巡った後、駅前に戻りました。


駅近くに飲食店街がありました。夜は賑わうのでしょうか。昼間は営業している店も少なく静かでした。

駅構内に戻ります。駅は帰省客などでにぎわっていますが、その一角に若い女性を中心とした人達が列を作っています。よく見ると、郊外の大型ショッピングセンターに向かうシャトルバスを待つ人達でした。

駅の西側にまわります。こちらは、再開発の真っ最中でしょうか、広い敷地に、新しい施設が建ち始めています。

その中の1つ、霞城セントラル。市内を巡っていると、どこからもこの高層ビルが目に入ります。

ここで昼食にします。
山形といえばやはり「芋煮」でしょう。
とあるお店に入ります。頼んだのは芋煮のほかに、「鶏飯」という、鶏肉の入っただし茶漬け。


鶏飯はさらさらと口当たりの良いだし茶漬けに柔らかい鶏肉が非常によく合っていました。
芋煮も、芋のほかに牛肉、こんにゃくと具沢山で、これも何杯でも入りそうです。

お腹も満足したところで、いよいよ帰路につきます。時刻は14:00。明日の朝までには帰宅していないといけません。

駐車場に戻る途中、自転車で走っていると、後ろから自転車に乗ったまだ10代とおぼしき若い男性が「すみません」と声をかけてきました。
「これ、落ちましたよ」照れくさそうに言う彼の手にはペットボトルの冷凍ジュースが。私がさきほどコンビニに寄って買い求めたものです。
どうやら、自転車のハンドルにひっかけていた袋が破れて落ちたようで、拾ってわざわざ追いかけてくれたのです。
お土産の牛たんを保冷パックに入れてあるのですが、もう少し冷却を補おうとここで買い求めた冷凍ジュースでした。

昨日の松島駅のご婦人、先ほどの済生館の案内の男性、そしてこの少年と、今回も地元の人達の親切が身に沁みた旅となりました。

駐車場に戻り、自転車を畳んで荷室に収めて14時過ぎに出発。ここから自宅までのロングドライブの開始です。

山形市から赤湯までR13、ここからR113で新潟県の胎内市に出て、あとは日本海東北道~北陸道を日本海沿いにひたすら走ります。

途中の新潟黒埼PAで定番お土産「新潟チップス」を購入して、三条ICちかくの栄PAでご当地ラーメン「三条ラーメン」の夕飯。この時17時。
北陸道をそのままひた走り、富山から山沿い(東海北陸道経由)か海沿い(そのまま北陸道経由)かを選ぶところで、遠回りになりますが海沿いを選択。しかも福井県に入ったところでわざわざ高速を降りて、越前海岸の方まで回っての夜のシーサイドドライブを楽しみます。

そのまま下道経由で、自宅着は夜の1時。経路の割には意外と早く到着しました。


今回の総走行距離と平均燃費です。

総走行距離は1515km。帰路に若干遠回りした割には意外と短かったのでは?
やはり、行きに長野~群馬~栃木と中央部を通ると距離も短くなるようです。

そして平均燃費は20.9km/L。こちらはもう少し伸びてもよかったかな?というのが正直な感想です。

ということで、今回も良い旅となりました。

ここまでの長文、最後までご覧になられた皆様、どうもありがとうございました。
Posted at 2012/08/16 22:50:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2012年08月13日 イイね!

【2012年夏 遠征記 その4】仙台散歩(夜)

その3 からの続きです。

ホテルで一息つき、日が暮れはじめる頃、夕飯と夜の仙台散策に出発します。

まずは夕飯。
駅前の、とあるビルの地階に良さげな郷土料理のお店がありましたので、そこに入ります。

最初に生ビールビールをキューッと一口。暑い中歩いてきた体には、これがいちばん沁みますうれしい顔
肴には・・・


お昼に引き続いての牛たんの塩焼きと、焼き牡蠣の仙台味噌のせ。

牛たんもさることながら、牡蠣にのせられた仙台味噌の風味の良さにも感心しました。見た感じは赤味噌で、私も赤味噌は食べ慣れていて好きなのですが、いつも食べているこちらの赤味噌(豆味噌)の濃厚さとは一味違い、仙台味噌は大豆のほかに米糀も入っている関係でしょうか、より柔らかく優しい味でした。牡蠣の旨みと味噌がバランス良く両方とも引き立てていて、これは美味しいですうまい!


次に頼んだのは「松島の海の幸」海鮮サラダと、東北の地酒の冷酒(銘柄は失念しました)。

海の幸を肴に地酒をチビリチビリとやっている、この時間が良い時間です。

1人なのでカウンター席ですが、1個あけた隣には、ビールを片手に静かに読書をしている男性が1人。すぐ隣の席には、スーツケースを手にしたやはり1人旅っぽい女性が後からやってきて、こちらも料理と冷酒を静かに味わっています。
料理とお酒と、そして周りのお客さんの雰囲気が、非常に居心地の良い空間を形作っていました。

しばらく佇んだ後、お店を後にします。ここからは気持ち良い酔いの中、夜の散策。




夜の仙台駅とアーケード街。お店も営業中で、まだまだ賑わっています。

国分町通りにやってきました。

昼とは打って変わった、活気のある夜を迎えています。まだまだ夜はこれから・・・なのでしょう。

一番町四丁目商店街では、「竹灯り」のイベントが行われていました。先日の七夕祭りで使われた竹を使って、ろうそくの明かりを通り沿いにずらりと並べたもので、とても幻想的な光景を作っていました。





この日1日のみの開催のようです。良い時に訪れることができましたわーい(嬉しい顔)


アーケードから1つ入った所が「虎屋横丁」。こちらも飲み屋さんが並んでいて賑わっています。
夜に入っても、人の途絶えることがありません。みなさん、さまざまに仙台の夜を過ごしているようです。


途中でみかけた、地元のセルフうどん屋さんに入ります。やはり、お酒の後の〆はうどん?


こういう時の薄口しょうゆのうどんは、たまらなく美味しいですね。


こうして、楽しい夜がふけていきます。

夕飯後、1時間以上散策したでしょうか。ホテルに戻る頃にはかなり汗をかいていました。
これからはゆっくりとシャワーを浴びて、ゆっくりと眠りにつくだけです。

こうして、昼過ぎから夜まで、ほぼ半日ほどの仙台散策でした。
街歩きのしがいのある街だとは来る前からわかっていましたが、実際に目にするとやはり東北随一の都市、良い街歩きができました。

翌朝は、いよいよ次の目的地に向かいます。

その5 に続きます。
Posted at 2012/08/16 19:49:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2012年08月13日 イイね!

【2012年夏 遠征記 その3】仙台散歩(昼)

【2012年夏 遠征記 その3】仙台散歩(昼)その2 からの続きです。

松島から仙台に戻ったのは、14時前でした。
ここからは仙台市内の街歩きです。

駅前は歩行者用のデッキが縦横無尽に張り巡らされており、どの方向にも大きな車道を渡ることなく、自由に歩くことができます。

いつものように駅前の案内所で市内地図をもらってから出発。


駅の北側。パルコなどのデパートが並んでいます。


駅から西にまっすぐのびる「青葉通り」。仙台随一のメインストリートです。

この青葉通りと並行して伸びるアーケード通りを歩いていきます。


「パピナ名掛丁」入り口。

この「パピナ名掛丁」から「クリスロード」「マープルロードおおまち」と、西に向かってアーケード街が長く続いています。どこまで行っても、まっすぐ歩けないほど大賑わいです。

通り沿いには、仙台らしく牛たんの店やかまぼこの店も多く見受けられました。その中の1軒のかまぼこ店で、気になる食べ物を発見。


ひょうたん揚げ。
かまぼこに、溶いた小麦粉をつけて揚げたものにケチャップをつけていただきます。いわば「アメリカンドック」のソーセージがかまぼこに代わったもので、サクサクの衣の中にふんわりと柔らかいかまぼこという食感がなかなか楽しく、おいしくいただきます。


東二番丁通り。ずらりと並ぶオフィスビルに通りを行き交う多くの人。


「マープルロードおおまち」と「ぷらんどーむ一番町」との交差点。
駅からずっと続いてきたアーケード街はひとまずここで終わりますが、ここからはさらに南北に長い商店街が続いています。


一番町四丁目商店街。人の流れは途切れることがありません。

天気は曇り気味ながら蒸し暑く、この先の百貨店でひとまず休憩します。
クーラーの効いた涼しい店内でほっ、と一息。しばらく休憩用の椅子で、疲れた足をマッサージしてから、地下食料品売り場へ。
私がこういう時に無性に飲みたくなるのが、生搾りのフルーツジュース。

たいていのデパ地下には、フルーツジュースを飲ませてくれるスタンドがありますが、やはりここにもありました。
メロンジュースを買い求めます。
氷とメロンを一緒にミキサーにかけて作られたメロンジュースは、キンキンに冷えた中にフルーツだけのさっぱりとした甘味があって、暑い中を歩いてきた疲れと熱が一気に吹き飛びました。
これは、美味しいを通りこして、体全体に快感がすみずみまで行きわたります。
(あまりもの気持ちよさに写真を撮るのも忘れてしまいました)
下手なスポーツドリンクの何倍もの疲労回復効果があるのではないでしょうか。

メロンジュース1杯で元気回復。ふたたび街歩きを開始します。


商店街をぬけると、定禅寺通りの広い道路にさしかかります。通りの真ん中の並木道が美しいです。

ここからは国分町通りを南下。


国分町通り。飲食店が集まる、仙台随一の歓楽街です。昼はまだ営業していない店も多く、人通りもそれほど多くないのですが、夜になるとかなりな賑わいを見せるのでしょう。

国分町通りから青葉通りを西へ。次に向かうは仙台城址です。


大橋。
橋の向こうが仙台城址。森が広がっています。
このような緑豊かな森が市街地に隣接しているところなど、やはり「杜の都」と呼ぶにふさわしいですね。

さきほどの百貨店から歩くこと約30分近く。途中から陽射しも強くなり、体中から汗が噴き出してきました。


仙台城址の入り口。
いまだ、塀や石垣の一部が崩落していて、その修復作業が続いています。

ここから本丸までさらに1kmほどの登り坂が続きます。


登り坂の途中、こちらも石垣の修復工事をしています。

大汗をかきながら、ようやく本丸に到着。伊達政宗公の銅像(トップ写真)と仙台市街地の眺望が迎えてくれました。


城址から見る仙台市街。

ここで一旦、仙台駅まで戻ります。
さすがにこの暑さの中、駅まで歩くのは厳しいので、帰りはバスで戻りました。

時刻は17時近く。
ホテルにチェックインして、ひとまず部屋で休憩。
ここまでの汗をシャワーで流した後、ストレッチ体操で疲れ切った足を回復させて、この後の夜の散策に備えたのでした。

その4 に続きます。
Posted at 2012/08/16 10:34:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2012年08月13日 イイね!

【2012年夏 遠征記 その2】松島へ

【2012年夏 遠征記 その2】松島へその1からの続きです。

群馬県の下仁田を出発した後は、上信越道~関越道~北関東道~東北道と一気に移動します。
北関東道の宇都宮上三川ICで降りた後は、R4をひたすら北上。
夕飯を挟んで福島県の郡山まで走った後、再び東北道に乗って、23:00頃に福島市の松川PAに到着。ここで仮眠をとります。

気が付いたら翌8月13日の朝6時過ぎでした。
エンジンを切ったまま眠っていたのですが、そこまで暑くなかったせいもあり、朝までぐっすりと眠ることができたようです。

今日は、いよいよ次の目的地へ・・・そう、タイトルからもおわかりだと思いますが、今回は東北方面の街歩きです。まず向かうは日本三景の1つ、宮城県の松島。

国見ICから再びR4を北上。仙台市内に入ったのは10時少し前でした。

駅近くの、宿泊予定のホテルの提携駐車場に車を停めます。車はこのまま明日まで停めっぱなしにして、ここからは電車で移動することに。


仙台駅。仙台は学生時代に夜行列車で通過したことがあるだけで、実際に足を踏み入れるのは初めてです。

ここから松島まではJR仙石線で向かいます・・・が、その前にちょっと早めの昼食です。

仙台といえば・・・そう、牛たんうまい!
駅の構内に、牛たんと寿司のお店が並ぶ、その名も「牛たん、寿司通り」という一角があり、朝の10時過ぎからすでに営業していました。



いくつかお店があって目移りしますが、すでにこの時間から行列を作っていた「利久」というお店に並びました。
ほどなくして店内に案内され、「牛たん定食」をオーダーします。


「利久」の牛たん定食。分厚い牛たんの炭火焼と麦飯入りごはん、テールスープ、それにとろろまでついています。

これだけ分厚い牛たんを食べるのは、正直初めてでした。私の地元の焼き肉店では、普通、タンといえばもっと薄くスライスされて出てきます。
口にすると・・・肉の柔らかさ、炭火焼の香ばしさ、それに食べ応えのある肉厚感と、もともとタンが好きな私には美味しいのなんの・・・しかも、朝食もとらずに、ここまでお腹を空かせてやってきていますので、尚更です。
そして、テールスープもしっかりとテール肉が入っていて、旨みのあるスープとともに非常に美味しくいただきました。これは嵌まりそうです。

一気に食べ終えて、まずは大満足して駅に向かいます。
ちょうど快速電車の発車に間に合う事が出来ました。これだと、約25分で松島海岸駅に到着します。
車内はそこそこの混雑で、やはり観光客らしき人達も目立ちました。


松島海岸駅に到着。


駅前は観光客や帰省客でごった返していました。写真右側には、松島を巡る遊覧船のチケットを買い求める長い行列が続いています。
また、左手のバスは、震災の影響で未だ不通となっている区間を走る仙石線の代行バスです。ここから石巻方面に向かうのでしょうか、こちらも車内は満席でした。

駅の前の国道を渡ると、目の前に松島の絶景が見えてきました。穏やかな海に、大小さまざまな島がいくつも浮かんでいます。

海沿いに歩き、隣接する小島に建てられた五大堂へ。


陸続きではないので、五大堂に向かうには海にかかったこのような橋を渡ります。
橋板の間からは真下に海面が見えますので、ちょっとした吊り橋感覚でした・・・冷や汗2


五大堂からみた松島の海。穏やかな海を、幾隻もの船が行き交っています。

戻ってから、再び国道を海とは反対側に渡って、次に向かうは瑞厳寺。
国宝の本堂をはじめとした堂々とした建物と洞窟群、参道の立派な杉木立が印象的です。


いくつもある大きな洞窟と、その前に並ぶたくさんの石仏。

参道をのんびり歩いた後は、再び国道沿いに。

駐車場は満車で、道路も渋滞気味です。

国道沿いには、たくさんの土産物店や食事ができるお店が並んでいます。
その中の1つのお店で「牡蠣カレーパン」という看板が目に入りました。


「ここを訪れた9割のお父さん、お母さんが・・・」の謳い文句が気になって、1つ買い求めます。
齧り付くと、このあたりの名産物でもある牡蠣がいくつも、カレーパンの中に丸々入っていました。確かに牡蠣の旨味もあいまって、普通のカレーパンとはちょっと違った味わいで、なかなかいけます。

次に気になったのは、「豆腐揚げかまぼこ」。
注文を受けてから揚げてくれるので、熱々が味わえます。
外の「カリッと」感と中のふわふわ感が絶妙で、こちらも美味しくいただきました。


肝心のかまぼこに焦点が合っていなくてすみません。

遊覧船には乗りませんでしたが、自分なりに景色も食べ物も堪能して、ここで仙台市内に戻ることにします。ただ、行きと同じ経路ではつまらないので、JR東北線の松島駅まで歩くことに。


歩くこと約20分、東北線の松島駅に到着します。
こちらは、仙石線の松島海岸駅とは対照的に人の姿も少なく、静まりかえっていました。

仙台行きの電車が到着するまでの間、改札を通って駅のホームに佇みます。


長いホームと旧い跨線橋、聞こえるのはセミしぐれだけ・・・何十年か前の夏にタイムスリップしたようで、ホームに蒸気機関車が客車を引っ張って滑り込んできても不思議ではない雰囲気です。

このような、歴史を感じさせながらも、ひと気のない小さな駅のホームに佇むのは大好きです。

ベンチに座ってそんな良い雰囲気に浸っていると、1人のおばあさんが「どちらの汽車(電車ではないです)にお乗りで?」と私に話しかけてきました。

仙台行きは、方向的にこのホームだろう、と私は勝手に思い込んでいたのですが、おばあさんの話では次の電車は松島駅で折り返すので、線路を挟んだ反対側に到着する、とのこと・・・私を見て、乗るホームを勘違いしていると察してくれたようです。
お陰で、電車が来て慌てて移動する事態も避けられて、彼女には感謝感謝です。丁寧にお礼を返したのは言うまでもありません。

旅先に出ると、こんな思わぬ親切に出会うことがありますが、これも旅の楽しさの1つです。

向かいのホームに移動すると、しばらくして仙台方向から折り返しの電車がやってきました。
この駅に似合うような、直角の背もたれの客車ではもちろんなくて、車内は通勤用ロングシートの、ごく普通の電車でした。

その3 に続きます。
Posted at 2012/08/15 21:07:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | 小旅行 | 日記

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何シテル?   01/20 22:53
ルーミーやハスラーで行く、ドライブラリーと下道ドライブ、1泊や日帰りの街歩き小旅行、更には日常生活で興味のあるお話などなど、ブログで細々と綴っていきます。 ...
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