
新型国内発表前ですが試乗記や購入契約がネット上で話題になっておりかなり気になっていた新型B8買物帰りの夕刻ディーラーが空いていたので立ち寄りました。駐車するといつものサービス担当M氏が来て「本日はどうされましたか?」と聞かれ「特に用事ではないんですが新型パサート入庫しました?」と訪ねたらバリアントHL試乗車が丁度、数日前に入ったとのことで2階整備エリアよりわざわざ降ろしてきてくれました。

目当てのセダンは今後入ってくるとのことでしたが車内は共通なので簡単に見ました。

エンジンルーム内もGolf7と同様でエンジンカバーも省略されむき出しです。ウインドウォシャータンクが助手席側(セダンは運転席側か??)になり結果ウォシャーチューブの取り回しが助手席側になっていました。

インパネ周りはゴチャゴチャしておらずVW車共通のすっきり感が漂いハザードもB7より押しやすい場所と思います。ドアミラーの取り付けがドアパネルになり結果、三角窓ができドアミラー周りの死角が少なくなり狭い場所での駐車時視界には改善ですね。

一番気になっていたドアヒンジ、先日クロポロ様にインプレ頂きだいたいは判っておりましたがドア開を中間位置で止めるストッパー機構がこれまでの下部ヒンジのカムからドア中ほどのステー(Golf7タイプ)になっておりました。Golf7に比べたらステーは細くはなくドア開時の引っ掛かり感はありましたがかちっと位置が固定するカムを残して欲しかった。
見学していたら担当営業が来たので試乗を希望したらまだ営業も乗っておらず距離計が24kでナンバーがおりたてのためダメとのこと。残念。
<総評>
試乗したらまた違う感想になるかもですがACC、自動ブレーキなど電子デバイス充実、ユーティリティ向上と引き換えに車の個性、独自性が希薄になってますね。まあ大衆車VWに車種の個性を求める小生が間違っているのかとも思いますがMQBの功罪は有るのではと思います。
コンソールボックス、フロント・リア ドリンクフォルダーあたりもGolf7と共通になり残念です。また現行ダッシュボードの下半分が硬質プラできしみの原因になるんですがB8面積は少なくなったようですが相変わらず硬質プラが残っておりました。ボンネットを開ける時の先端に付いているリリースレバーが非弱でこれもGolf7と共通なんでしょうね。コンソールボックスが小さくなり結果、肘掛部分が小さくなりこれも残念です。
最大の失望がVGJのやり方です。鉄チンホイールの受注販売TLなんかをラインナップに入れるよりTDIや1.8TSI、Rラインなどを発売開始と同時に入れて欲しい。ドン亀B7で散々な目に遭わなかったのか?パサ売る気が有るのか不思議です。
言いたい事書きましたが新型、ドアを閉めたときの密閉感と音は現行よりかなり良いレベルです。私が愚痴ったこと細かいことで車の基本性能とは違う次元の項目で試乗したら そんな細かいこと払拭されるかもしれませんがコスト低減、軽量化の合理化は少々残念です。
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2015/06/27 15:49:49