WEBERウェーバーキャブレター整備

走り納めツーリングの前にキャブと点火タイミングのトラブルでプチオーバーホールして、通常走行ではだいぶ良くなったのですが、アイドリングが1000回転以下に落ちない状態がなおらず、ツーリングでも常に1200～1500回転あたりでした。そこで、大晦日ではありますがキャブを外して点検しました。一応汚れはキャブクリで落としてあります。
実は昨日この症状があったので、スロットルバルブのリターンスプリングを交換していました。

リターンスプリングには異常はなく、交換の必要はありませんでした。
新品のウェーバー純正スプリングでしたが、元々ついていたスプリングは強化スプリングだったようで、そちらの方がバネ定数も高くよいもののようでした。
よく見るとスプリングの力だけではちゃんと閉まっていません。バルブシャフトの軸が左右でずれているようです。ウェーバーではよくあるトラブルですが、調整といっても・・・結局、ドライバーの柄で叩いてみたらスムーズに閉まりました。
本当に微妙な（目では確認できない）ずれのようです。

とりあえず装着してみたら、今度はキャブの左右のバランスが崩れました。
バランスを整えます。
ここで、点検した方のキャブが強めに出ていればいいものの、逆だから嫌な感じ。。

これで回転は500回転まで落ちることが確認。
やれやれですが、ちょっとしたタイミングでまた1000回転くらいになったりします。ｗ
今も3000回転くらいのパーシャルでクシャミが発生したりしますが、もうこんなもんでいいかなと。※IJを濃くすると治るはずですけど。

どうも、目くじら立てて完璧に調整するよりも、少しくらい問題が残っていた方が、可愛らしくていいみたいです。
ようやくちょっと分かってきたみたい。この方が永く乗っていられそう。ｗ

ん～　成長してるっぽい！