アメリカで開催されたデトロイト・モーターショウで、フォードとマイクロソフトが共同開発した「Sync」が発表されました。
このSyncは「Microsoft Auto」をベースにしたモバイル機器活用車載システムで、アップルのiPodをUSB接続して活用できるのはもちろん、携帯電話やPDA、小型ノートパソコンなどを接続することも可能です。USBとBluetoothの2種類の接続オプションがあるので、活用できる機器はかなりあると言っていいでしょう。
音楽プレイヤーの接続については、MP3、AAC、WMA、WAV、PCMのファイルフォーマットに対応、形式さえ問題なければUSBメモリからの再生も可能みたいです。
また、自動車に搭載される、という特性上「ハンズフリー」がすごいです。携帯電話のハンズフリーは珍しくありませんが、Syncには音声認識・音声合成機能が搭載されていて、携帯電話のメールを読み上げたり、電話したい相手の名前をいうだけで電話がかけられる、といったシロモノです。この間、ドライバーはハンドルから手を離す必要がありません。
この音声認識機能は、オーディオ操作にも使え「前のトラックを再生する」なんてことまでできちゃうんですよ。スゴイの一言。
今年の秋に、アメリカで販売されるフォーカスをはじめ12車種の上位クラスモデルに順次搭載されていくとのこと。将来的には、トラックも含めてすべてのフォード車に搭載されていく予定なんだそうです。
※下の写真は、Syncが搭載された新しいフォーカスの運転席です
Posted at 2007/01/19 16:47:52 | |
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