昨年の12月中旬の話になりますが、
みん友さんの「-abu-」さんとオーディオ関係の作業を兼ねてプチオフをさせていただきました♪
-abu-さん、アップが遅くなってしまいゴメンナサイm(__)m
以前-abu-さんとお会いした際、現在RX-8に搭載しているオーディオユニットをTTクーペに移設したい旨の話を相談いただいたため、快く承諾。
今回は、取り外し・現物確認を行うため、RX-8にてご登場いただきました(*‘∀‘)
当日は福岡市内の某所にて待ち合わせ。
そして志賀島まで2台でツーリング♪♪
志賀島の海岸沿いを走るエイト、コーナーをひらりひらりと駆け抜け大変カッコよかったです!
フーガは車重が災いしてついていくのがやっとでしたがw
某駐車場にて作業開始&プチオフ♪
軽量コンパクトなロータリーエンジンの恩恵により、ボンネットがとても低いエイト(´▽`*)
まさにフロントミッドシップ♪
レシプロエンジンでは実現不可能な搭載位置です(@_@)
一応フーガもフロントミッドシップをうたっているのですが…(汗)
エイトの特徴の1つ、観音開きのドア♪
ドアの開閉をさせていただきましたが、フロント・リアドア共にガッチリと重量感ある造り。
観察すればするほど、特殊な造りというのを意識させられますね♪
作業の方は、オーデイオの取り外しのみでしたのでササッと終了。
逆に、取り付けは結構手間がかかるんですよね~(-_-;)
そして、何とエイトに同乗させていただきました♪
となると、インプレ大好きな自分としては、エイトについて何も書かずにはいられない‥(笑)
ということで、下記に同乗インプレを記載させていただきました(´▽`*)
一部マニアックな表現や専門用語等出てきますが、ご了承下さいませm(__)m
【マツダ RX-8同乗インプレッション】
1. パワートレイン
エンジン : 13B 2ローター NA
トランスミッション : 6MT
駆動方式 : FR
とにかくスムーズで滑らかな回転感覚のロータリーは感動もの(´゚д゚`)
この感覚、レシプロエンジンでは味わえません…
エンジンの静粛性も相当高い感じでした。
車自体でのエンジン音の遮音はそこまで行われていない感じでしたが、アイドリングではかすかに聞こえる程度。
回すとロータリーサウンドが心地よく車内に入ってきます。
表現するとしたら、「燃焼の鼓動が伴ったモーター」という感じでしょうか。。←わかりにくい表現でスミマセン
レシプロエンジンでは、回転数が上がっていけば行くほど振動・騒音共に大きくなり、エンジンが苦しがるような感じがあるのですが、ロータリーにはそれが当てはまりません♪
まさに、「どこまでも回るようなエンジン」です。
同乗させていただいた際、6000回転強まで回していただきましたが、レブリミットの9000回転までまだ3000回転弱もあるという‥
普通の実用エンジンでしたら、よく回って6500~7000までですから、あの回転域からまだ伸びていく感じは、ちょっと新感覚でしたね♪
絶対的なパワー感は20kg強のトルクなりですので、「速い!」というほどではありませんが、ローギアなギア比が効果的に作用しており、結構な加速感を感じます。
というか、公道で高回転まで回せるのはこのクラスまでではないかと‥(汗)
気になる低回転域のトルクですが、確かにレシプロエンジンと比較するとプアーではあります。
また、ロータリーの特性上、あまりに低回転域を多用すると、燃焼室にスラッジが蓄積してくるなどの症状が出るそうです。
そのため、-abu-さんに話によると基本2000回転以下は使わないようにされているとのことでした。
※発進時や極低速域は除く
基本2000回転以上となると、結構賑やかにエンジン音が入ってきて如何わしく感じる面もあるのではないかと危惧されるところですが、前記のようにとにかく回転感覚がスムーズで静粛性も高いので、まったく気になりません。
~パワートレインの総評~
乗せていただく前は、もっと荒々しい感じのスポーツユニットかと思っていましたが、意外にもスムーズでジェントルな印象でした。
2. ボディー・サスペンション
サスペンション(前/後) : ダブルウィッシュボーン / マルチリンク
ブレーキ(前/後) : Vディスク / Vディスク
車両重量 : 1310kg
前後重量配分 : 50: 50
車高調 : MazdaSPEED
まず、乗り込む瞬間からドアの厚みが国産車にしては厚めで、ずっしりとした感触。
観音開きの構造のため、ドア各部のシールがシッカリ行われており、外部からの遮音性は想像以上でした。
ボディの方ですが、走行距離13万キロの車両でありながら、ヘタった印象は皆無。
もちろん段差を乗り越えた際に、フロアが振動したりすることもありません。
横乗りにて軽くスポーツ走行をしていただきましたが、車の動きが素直で、素性の良いFRのお手本のような動きをします。
ノーズの入りがとても軽快♪
最終的な挙動としてはオーバーステア傾向な感じ。
ただ、突然流れ出したりすることは無く、あくまでも自然に挙動が変化します。
これは振り回しやすい車ですねw
キャビンにできるだけ寄せて搭載したエンジンなど、重量配分が効いているのでしょう♪
乗り心地ですが、移動中に後ろからフーガで見ていた限りでは、結構車が跳ねていたような感じに見えましたが、いざ乗ってみると非常にしなやかな足回りでビックリ( ゚Д゚)
確かに固めですが、不快な突き上げは無く、エイトのキャラクターにはこのぐらいの硬さがマッチしているように思いました。
ボディー、足回りともに完成度が高かったです。
3. その他
・内外装
随所にあしらった、ロータリー(おにぎり)型のアクセントが良いですね♪
所有する満足度を高めてくれます。
内装の雰囲気は、派手さこそないですが、車のキャラクターにマッチした感じ。
また、走行距離の割には、内装各部からのきしみ音やビビり音の発生が気になりませんでした。
・居住性
フロントシートは広いスペースが確保されていますが、予想以上だったのがリアシートの広さ。
レッグスペース、ヘッドクリアランス共に十分確保されています。
これは大人4人でも十分快適に移動できますね♪
・燃費
-abu-さんいわく、約8km/L程度とのこと。
ロータリーは燃費が悪いイメージがどうしてもありますが、この数値でしたら意外や普通。
4. 気になったところ
・センターコンソールの小物入れ付近が熱くなる
これは-abu-さんがおっしゃられていたことなのですが、エイトに関する資料を色々と見たところ、本当の様です‥(汗)
冷たいドリンクなどを置くのは避けた方が良さそうですね。。
5. まとめ
新車で200万円台の車としては、非常に完成度が高かったです。
そして、やっぱりエイトの特徴といえば「至高のRENESIS 13Bロータリー」!
自分の初めてロータリーについて詳しく見ましたが、開発初期は特に苦難との戦いだったようです((+_+))
興味のある方は是非♪ ↓
ロータリーエンジン(ウィキペディア)
現在、ロータリーは市販されておりませんが、次世代型ロータリーを開発中とのこと。
今回の件でロータリーに非常に興味が出てきましたし、とても楽しみですね♪
最後は話がそれてしまいましたが(汗)、インプレッションは以上です。
この後、SAB東福岡に移動し電装品を中心に物色。
ひと通り物色した後、食事をし、この日は解散いたしました。
【走行地図】
そして、帰りはもちろん"下道"移動w
最後になりましたが、-abu-さん、この度もお会いできて良かったです。
エイトにも同乗させていただきありがとうございました(#^^#)
至高のロータリー、本当に味わい深かったです♪
あのフィーリングは是非一度体験した方が良いです、直列何気筒とか、マルチシリンダーなどといった概念が崩れますね。。。
様々な車を見て触って、体験できることは貴重な機会ですし、今後も大切にしていきたいと思います(*‘∀‘)