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明石暇夫のブログ一覧

2017年02月23日 イイね!

オランダ出張

2月10日から2月18日までオランダのアムステルダムに出張で行ってきた。自由の国と言われるオランダで、しかも首都アムステルダムの中心に滞在していたのに、ホテルに缶詰になっている時間が長く、自分の自由になる時間はあまり無かった。それでも、夕食などで外出した時など、時間が許す限り街を観察してみたので、気づいた点をランダムに書き記しておく。

・アムステルダム中央駅は東京駅のモデルになったと聞いていたが、あらためて全体を見ると、たいへん風格がある構えに圧倒された。



・街を歩きながら歴史を感じさせる建物の数々を眺めていて、どうにも落ち着かない不安な感じを覚えた。すぐに気づいたが、建物がどれも傾いて立っているのだ。



これは写真に撮って後から見ても一目瞭然である。おそらく、埋立地に建てられているため、不同沈下を起こしているのだろう。地震がない地域だからこれで良いのかもしれないが、どうにも落ち着かない気分だった。

・自転車は完全に交通システムの一部になっていて、ちょっと大きな通りには茶色の自転車専用レーンがあるし、歩道にもバイクや自転車を置くスペースがふんだんに確保されている。さすが自転車大国と言われているだけのことはある。



でもその割りには、自転車やスクーターでヘルメットを被っている人をほとんど見掛けなかった。あくまで自己責任なんだろう。あと、不思議なことに、ロードバイクはほとんど見掛けず、大半の自転車が実用車然とした地味な形のだった。これはドイツ、イタリア、イギリスでもそうだったから、日本だけが例外なのかもしれないが。

・ドイツ人の同僚によると、ドイツではバイクの改造が厳しく制限されていて、ネットショッピングの無かった昔、標準より口径の大きいキャブレターを買うことさえ出来なかったという。このため、そういう規制の無いオランダで買ってくるというのは普通にあったとのこと。また、マリファナが合法であるというのは有名な話であるが、アムステルダム中央駅からほど近い繁華街でも、それを出すコーヒーハウスをたくさん見掛けた。自由の国というのはどうやら本当らしい。

・街で見掛けたスクーターの大半はべスパだったが、ホンダのジョーカーらしいのを発見した。



不思議に街の雰囲気には合っていたが、どうしてこんな所に?と思ってよく見たら、ホンダではなさそうだ。白い方は、Firenzeというバッジを頼りに調べたら、どうやらFlex Techという中国製のコピー品らしい。フィレンツェというと、べスパを世に送り出したピアジオ社の地元で、いわばスクーター発祥の地ではないか。大胆なことをする人たちだ。黒い方は、Bella 50というバッジがあったが、これも中国製のコピー品らしい。

・オランダというと、昔はDAFという自動車メーカーがあったが、ボルボに吸収されてしまった。その流れを汲むネッドカーは国内で唯一の量産車工場だったが、三菱が手放した今は、ミニやBMWを組み立てているという。どうやら、オランダでは自動車産業は今も昔もそれほどの存在感がなかったようだ。そのためか、走っている車の生産国や車種は何でもありで、これといった傾向を見つけることは出来なかった。

ひとつ驚いたのは、最近出たばかりのトヨタC-HRが早くも走っていたこと。タクシーはベンツのCクラスやEクラスが多かったが、プリウス、クライスラー300Cなんて変り種もあった。



・陸、海、空ともに交通の便が良い場所だけあって、料理はあらゆる国のが選べた。オランダ料理はあまり期待できないと聞いていたが、魚介類がふんだんにあったのが私には有難かった。サーモンは素材も味付けもごく普通と思ったが、ムール貝の蒸し物はなかなか美味かった。



・アムステルダム中央駅から王宮に向かう大通り沿いに、「SEX MUSEUM」なるものを見つけた。日本で言うと、東京駅と皇居の間に秘宝館があるようなものか。さすが自由の国である。



「性の喜びを知りやがって!お前許さんぞ!」と思った訳ではないが、入場料4ユーロを払ってのぞいてみた。展示品は、絵画、写真、塑像、絵皿、そして道具類などで、ほほうという感じではあった。写真を撮るのはOKだったが、みんカラのブログに貼ると速攻でID削除になりそうなので自粛。ただ、展示品の質、量を考えると、わざわざ時間を作って行くほどの場所ではないと思った。

・帰国する日の午前、オランダ海洋博物館を駆け足で見学してきた。オランダ東インド会社のイーストインディアマン号という船を復元したレプリカが係留されていたが、二百数十年前の船にしてはたいへん立派な造りなのに驚いた。ただ、時期的に、日本から巻き上げた佐渡の金、石見や生野の銀が、この船に化けたような気がしてならなかった。



今回の出張で、1年近く取り組んできたプロジェクトが無事に終わって、本当にほっとした。これのために毎週夜遅くに行っていた欧州とアメリカとの電話会議も必要が無くなった。ただ、2月10日(金)にアムステルダムに着いて17日(金)に離れるという日程の間、休日は無く、本当に限られた範囲しか観光できなかった。次回欧州に行くときには、何とか時間を捻出してこの街にもう一度立ち寄り、レンタサイクルで街を散策するとか、運河クルーズを楽しむとかしてみたい。と思わせるほど魅力的な場所だった。スキポール空港は欧州でのハブ空港で、市の中心へは電車で10数分の距離なので、ここを経由する旅程を組めば出来るはずではあるが、次にいつ欧州に行く用事があるか、の方がハードルが高いかもしれない。。
Posted at 2017/02/23 23:27:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2017年02月19日 イイね!

ポルシェ930の車検と整備

ポルシェ930の車検と整備2月18日、車検整備で工場に預けていたポルシェ930を引き取りに行った。

私の930の車検と整備は、ここ数年間は大阪・堺市のHモータースにお願いしていたが、栃木に転勤した今も車は明石にあるので、ここに依頼するためには飛行機か新幹線で栃木から明石まで2回往復しないといけない。入庫か引き取りのどちらかを長男に頼むことも考えたが、初めての道で慣れない930を運転させるのも不安が残るし、それ以前に、学校とバイトで忙しそうなので、この案は無しにした。

さてどうしようと思っていたら、Hモータースのおやじさんの娘さんがやっているという神奈川店の存在を思い出した。調べると、小山から電車で行くにもそんなに不便ではなさそうだし、堺の店で修行した人がメカニックを務めているらしい。ここなら安心と思い、2月5日に自走で明石から厚木のHモータースに持ち込み、18日に、海外出張から帰国して成田空港に着いたその足で、電車を乗り継いで引き取りに行った。

幸か不幸か先回の車検から走った距離が少なかったためか、点検の結果、車検に通らない不具合はひとつも無く、清掃、フルードの交換くらいで済んでしまった。あと、今年の正月に福山に行った時にサンルーフが閉まらなくなり、車載工具を使って手動で閉じたのがそのままになっているという問題があったが、原因は、ギアハウジングを固定するボルトの脱落だった。修理はこれの取り付け、左側ギア高さ調整、クラッチローラー(中古品)の交換で完了した。ちなみに、ワイヤー切れの場合、2本あるワイヤーの1本が2万数千円とのことで、消耗品でない部品はやはり高価なようだ。

という訳で、今回の車検と整備に要した金額は、法定費用も全部入れて16万円を少し切るという、破格の安さだった。これは、28年も前の欧州製のスポーツカーとしては驚異的と思う。ひとつには89年カレラは930の最後の年で完成度が高く、壊れにくいというのはあるが、本当に感謝なことだ。あと、今回の出張には、40cm x 60cm x 30cmくらいの大きめのキャリーバッグを使い、これが載るのかどうかを確認しないままに出発してしまったが、リアシートの背もたれを倒した上にちょうど載った。また、平べったいスーツケースならフロントのトランクに問題なく載るし、この場所には、A型ベビーカー(タイヤが大きい方)の、縦と横の両方に畳むタイプも収まった。私はゴルフはしないが、ゴルフバッグ1個が積めることも、ポール・フレール氏の著書「ポルシェ911ストーリー」によると、当初から開発目標のひとつだったとのこと。というような実用性の高さも、維持費の安さとともに、今まで持っていられた理由のひとつだと思う。

この日は、アムステルダムを出たKLM機が午前10時頃に成田に着き、午後1時過ぎにはHモータースで車を引き取ることが出来た。その後、厚木住みで最近退職した職場の先輩とコメダでお茶をして、次に、この近くに住むみん友さんのS-1さんとのミニオフ会、それから、小田急の電車の網棚に置き忘れてしまった海外出張のお土産を相模大野駅で回収するという一日だった。相模大野を出る頃は7時が近かったが、全通した圏央道(ガラ空きだった)の恩恵で、あっという間に小山に帰着した。今回の出張で、1年近く取り組んできたプロジェクトが終わって肩の荷が降りたところに930が戻って来て、先輩やみん友さんとのオフ会も出来て、出張の疲れも吹き飛ぶような楽しい1日となった。(小並感)

という訳で、930は、3月12日にあるBBOC芦有ドライブウェイ詣でに合わせて明石に乗って帰るつもりなので、しばらくは手元にあります。つきましては、近場でドライブにおすすめのコースがあれば、ご教示いただければ有難いです。ただし、路面凍結の心配が無い場所限定にて…
Posted at 2017/02/19 21:47:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | 日記
2017年02月08日 イイね!

マーチ12SRを選んだ理由

マーチ12SRを選んだ理由ヴィヴィオの後継にマーチ12SRを導入したことを2月2日のブログで書いた時、この車を選んだ理由を説明するのは後にしようと思っていたら、みん友さんでポルシェ911SCSに乗る冷やし まーさんが、コメントという形で、それをほぼそっくり代弁してしまった、じゃなくて、してくださった。あまりにも的を射ているので、ここに全文を再掲しておきます。



==引用開始==

メーカー謹製の和製ホットハッチ
なかなか楽しそうな気配ですね〜

この時代のコンパクト。ヨーロッパ車
だとおいそれと手を出せない車齢
となってきますが、日本車だと
まだ安心して乗れますね!

ぜひ末長く大切にしてあげて
下さいませ〜

==引用終わり==

以上おわり、だとあまりにも芸がないので少し補足すると、まず、ヴィヴィオの次の車はコンパクトハッチバックにすることは、かなり以前から考えていた。これは、単身赴任先でひとりで乗るのがほとんどであること、コンパクトで軽快な車がもともと好きであること、明石の自宅では、長男がかつてはレガシィB4、今はBMW3シリーズという、3人以上の遠出にも向く車を乗っていること、などからごく自然に決まった。軽自動車にしなかったのは、ヴィヴィオよりもう少し余裕があるのが欲しかったということで、私も少し年をとったのかもしれない。

コンパクトハッチバックというと、日本車で真っ先に思い出すのはスイフトであるが、スイフトは2代目(ZC31)より3代目(ZC32)がかなり良くなっているのを試乗して実感しているので、どうせなら3代目にしたいと考えた。ただ、これはつい最近まで新車で売られていたので、後でいつでも程度の良いのが買えるはず。

次に、同じスズキのスプラッシュはかなり真面目に検討した。シャシーに関しては、高速道路を走っている時、とても車重1トン程度の車とは思えない安定性を見せてくれて、2代目スイフトよりもさらに出来が良いと思った。ハンガリー製ではあるが、スズキがきちんと品質に目配りしているなら日本製と同じ感覚で維持できるはず、というのも魅力ではあった。ただ、マニュアル車の設定がないことがやはり引っかかり、涙をのんで候補から外した。

さて、他にどんなのがあったかな、と思ったときに、みん友さんで、私と同じ1989年のポルシェ911カレラに乗る旧車王国さんが、マーチ12SRにお乗りなのを思い出した。愛車紹介のページを見ると、ご自身と息子さん用に2台もお持ちとある。あれだけ沢山の車を乗り継いだ人が2台も買うくらいだから、よっぽどいい車に違いない、と思っていろいろ調べたら、開発は日産の子会社のオーテックが手がけたこと、エンジンはわざわざストロークの短い1.2Lを選び、カム、ピストン、バルブスプリング、フライホイールまで専用であることなどを知った。日産車を知り尽くしたオーテックがここまで手を掛けて開発したのだから、ノーマル車とは段違いの出来であるのは間違いないだろうし、普通のマーチと同じ保証を付けてディーラーで売っていたのだから、耐久性や信頼性も他の日産車と同じレベルで確保されているはず、と考えるに至り、これを選ばない手はないと思った。

では、欧州車はどうだったかというと、コンパクトハッチバックの本場ではあるが、手ごろな価格で買える年式のは信頼性に疑問があり、普段の足としては踏み切れなかった。あとは、欧州車の(欧州製の)オートマチックは構造を問わずどれも信用しておらず、マニュアル車の一択で考えている中で、例えば現行型シトロエンC3のような、本当に欲しいモデルにマニュアル車の設定が無いことがネックになった。

というわけで、マーチ12SRというのは比較的簡単に決まった。後はボディータイプであるが、どうしても3ドアが欲しくて、これにはこだわった。前期型にしかなかったので選べるタマがたいへん少なかったが、理由は好みとしか言い様がない。K12型マーチのスタイリングは5ドアももちろん好きではあるが、3ドアの方が、特に斜め後ろから見た姿が格段にスポーティーで、せっかく買うならこっち、と考えた次第。

そうしてやって来たマーチ12SRの3ドア、エンジンは7000rpmまで良いフィーリングでスムーズに回るが、低いギアならそれほどのスピードにはならず、日常的に楽しめる。シャシーも、記憶にあるノーマルのK12型とはまったく別物で、格段にシャキッとしていて、思い通りに反応してくれる。その割りには乗り心地はそれほど犠牲になっていないし、快適装備もひととおり揃っている。シートも専用設計のようだが、掛け心地もサポートもかなりいいと思う。燃費はまだちゃんと測っていないが、かなり良さそうだ。という訳で、私の使い道にはほぼ理想的と思える。日産やるじゃん。そして、この車を選ぶきっかけとなった旧車王国さんの慧眼にあらためて感謝です。
Posted at 2017/02/08 22:07:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | マーチ12SR | 日記
2017年02月06日 イイね!

スズキ歴史館を再訪した

2月3日(金)、浜松に出張した折りに、スズキ歴史館に行ってきた。2015年4月以来、2度目の訪問である。

1Fには、最近相次いで発売された新型スイフトと新型ワゴンRが置かれていた。



最近の車の外装デザインは、洋の東西を問わず、線が多いとか、釣り目であるとか、やたらあっちこっちを尖らせているとか、光り物の多用とか、「良いデザインは最小限のデザイン」という言葉が好きな私には、どうにも煩雑に見えて食指が動かないものが多い。これは、爆買いを得意とする大陸方面の上得意様の好みに合わせているというのは勘繰り過ぎか?それに対して、新型スイフトは、比較的シンプルな形でありながら存在感があり、しかも一目でスイフトとわかる形で、好ましい。もちろん中身もしっかり進化しているし、何と言っても、いちばんベーシックなモデルで車重を840kgに抑えているというのが素晴らしい。早く乗ってみたい。

これに対してワゴンRの方は、前傾して見えるセンターピラーが、とある大き目のミニバンを連想させて、「…」という感じだった。



個人的には、ワゴンRは初代こそが、老若男女誰が乗っても似合う、最も良いデザインだったと思っている。



そういえば、以前にネットで読んだ記事によると、ランボルギーニ・カウンタック等のスーパーカーのデザインを手掛けたことで有名なマルチェロ・ガンディーニ氏は、普段の足にワゴンRを使っていたという。欧州で売っていたワゴンRというと、2代目をベースにした、日本でいうワゴンR+であるが、それを高く評価しているとのことだった。



これを読んだ時はちょっと驚いたが、実用車でも、ルノー・シュペール5やシトロエンBXのような、他の誰にも出来なかっただろうデザインを生み出した天才にそう言わしめたのはすごいと思う。

そうは言っても、新しいワゴンR、中身は大幅に進化しているらしい。その中でも目玉のひとつは、以前はSエネチャージと呼んでいたのをハイブリッドと銘打ったシステムにグレードアップしていること、特に、クリープ走行と称して、発進から10秒間はモーターだけでの走行が可能になったことだろう。この、最初のひと転がりでエンジンを使うかどうかで燃費は大きく変わってくるはずで、ホンダのIMAシステムがトヨタのTHSにどうしても勝てなかったのは、このことが原因だったと考えている。だとすれば、スズキの新しいシステムは最小限の費用で最大の効果を得られるはずで、素晴らしい狙いだと思う。

3Fの歴史的な車両を展示するスペースは、以前に来た時にひととおり見ていたので、最近気になっていたモデルをじっくリ見た。フロンテクーペである。



あのジョルジェット・ジウジアーロ氏の原案が元になっているといっても、出来た車自体はまったく別物に見える。それを、この小さなサイズでこれだけ恰好よくまとめたセンス、あらためて大したものだと思った。そこから新規格に合わすために幅を10cm拡げたセルボも、デザイン的に違和感がない。また、丸型ヘッドライトのためか、見た目が大きく変わっているのに、これはこれで上手くまとまっていて、40年後の今見ても流石と感じた。



そういえば、イグニスを初めて見たのは2015年の東京モーターショーだったが、真っ先に思ったのは、「初代セルボから引用されている部分がかなりある」ということだった。



今回、そのセルボとフロンテクーペを見ると、リアクオーターウィンドウの後ろが切れ上がっているのと、その下にあるルーバーがそっくりである。ヘッドライトとフロントグリルを合わせた部分も、雰囲気はフロンテクーペに似ている。よく見ると、リアコンビランプとホイールも似ているように思える。自社の歴史を大切にしている姿勢の現れだと思った。

昔の車からデザインを引用するのは最近の流行ではあるが、極端な話、元が他社のパクリだったら、いくら何でもそれは出来ないだろう。その点、スズキ車は、明らかに何かに似ているというデザインは昔からほとんど無く、これは何気にすごいことじゃないだろうか。ともあれ、外装デザインが、軽量化への熱意や走りの良さなどと合わせて、私がスズキ車全般を好きな理由のひとつになっているのは間違いない。(といいつつ、ヴィヴィオの後釜には日産車を買ってしまいましたが。)
  
ところで、今回スズキ歴史館を再訪したのは、大事な目的がひとつあった。同社の鈴木修会長の著書「俺は、中小企業のおやじ」のサイン本を買うことである。今や日本を上回る生産量を持つインドへの進出が実現したのも、当時社長だった同氏の熱意と行動に負うところが大きかったし、ジムニーやアルトの生みの親でもある。同じ自動車メーカーの経営者でも、トヨタの豊田章男社長とは全然タイプが異なるけれど、経営者として超一流であり、スズキの中興の祖といえる存在であるのは、異論がないと思う。また、この本には、同氏がどうやってリーダーシップを発揮してきたかが詳しく書かれていて、たいへん勉強になった。

その修会長のサイン、御年87歳とは思えない意気軒昂さが伝わって来る。仕事が思うようにいかない時でも、これを見たらやる気が出そうな気がする。



スズキ歴史館でもうひとつ買ったのは、湯呑みである。一見、魚の名前がぎっしり書いてある、いわゆる寿司湯呑みに似ているが、これに書いてある魚の名前は「すずき」だけである。これで毎日お茶を飲んでいたら、私も鈴菌保菌者になるかも?


Posted at 2017/02/06 12:52:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2017年02月02日 イイね!

ヴィヴィオが去ってマーチがやって来た

4年半乗ったヴィヴィオ2号は、昨日、V@mのメンバーであるゴリラ乗りさんに引き取られていった。熱意も技術もお持ちの方なので、きっと有効に活用してくださることでしょう。

昨晩、小山の自宅で送りだした時の走行距離は、18万2756kmだった。私のところに来た時は、9万4千kmだったが、その約9万kmの間、故障で走れなくなったことは、不注意でバッテリーを上げてしまった時以外に一度も無かった。まあ、2WD、スーパーチャージャー無し、マニュアルというシンプルな仕様なので、壊れそうな箇所がほとんどないともいえるが、本当にありがたいことだった。日本車というかスバル車はやっぱり優秀ですね。



で、ヴィヴィオの後釜としてやってきたのは、

2004年 日産マーチ12SR 3ドア 5速MT



前期型にしかない3ドアにこだわったので、選べるタマ数が極度に少なかったけれど、さいわい、偶然にも掘り出し物を見つけることが出来て、現車を見に行って10分で即決した。やはり、中古車を選ぶ時は、目と目が合った時が勝負、という感じですね。

今日から任意保険をマーチに移し、早速通勤に使い始めたが、今までに気づいた点は下記のとおり。

・燃料計の動きが怪しい。半分以上残っているのに突然Eを指して警告灯が点いたりする。おそらく燃料タンク内のセンサーユニットの問題だろう。

・今朝はそんなに寒くなかったのに、水温低警告灯がなかなか消えない。ヴィヴィオ同様オーバークール気味かも。水温計が無いので現状を把握することもできない。OBDから信号を取れる機器をつないでみるか?

・サイバーナビにCDを入れたら、イジェクトボタンを押しても取り出せなくなった。借り物では無く自分のCDなので急ぎではないが、どうしたものか?

あとは、エアクリーナーのダクトが外してあり、吸気口を茶こしのような金網で覆ってあるが、前のオーナーが、吸気音を聞くためか何かのために改造したのだろうと思う。ヒューズボックスが宙ぶらりんになっているので、早く対策しないといけない。

といった細かい問題はあるが、基本的にはボディーもシャシーもエンジンも調子は良さそうで、一安心。これからガンガン使い倒していくから、頼んだぞ!
Posted at 2017/02/02 12:45:53 | コメント(6) | トラックバック(0) | マーチ12SR | 日記

プロフィール

「最近手に入れた遊び道具、外装はイマイチだが機関は好調だし、電装を6Vから12Vに変更する改造が無事に済んだのでご機嫌😄」
何シテル?   01/27 17:38
兵庫県明石市住みの暇人=明石暇夫です。栃木に単身赴任しており今は小山市に住んでいます。なお、理屈っぽいヤツだと思われがちですが、実際はそれほどのことはないと思っ...

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1989年モデルの欧州仕様を2001年に個人売買で入手しました。以来いちばんのお気に入り ...

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