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辛口レビンのブログ一覧

2017年07月23日 イイね!

お連れ様はどちらですか ?


  一週間のご無沙汰でした、辛口おやじです。

今回は久々に良い話を一つ。

西日本新聞の記者コラムからの引用です。




      「お連れ様はどちらですか ? 」

       妻に先立たれた男性、客室乗務員の対応に・・・



     半世紀以上も連れ添った妻に先立たれた横浜市の知人男性からこんな話を聞いた。

   男性は葬儀を終えた後、故郷である佐賀県唐津市の寺に納骨するため、羽田空港から

   空路、九州へと向かった。


     遺骨を機内に持ち込めることは知っていた。 でも入れたバッグがかなり大きく、念の

   ため搭乗手続きの際に中身を伝えた。 機内に乗り込み、上の棚にバッグを入れて席に

   着くと、客室乗務員がやって来てこう言った。

   「隣の席を空けております。 お連れ様はどちらですか ? 」


     搭乗手続きで言ったことが機内に伝わっていたのだ。

   男性が、「ああ、上の棚です」 と説明すると、乗務員はバッグごと下ろしてシートベルトを

   締めてくれた。 飛行中には 「お連れ様の分です」 と飲み物も出してくれたという。


    「最後に2人でいい”旅行”ができた」 と男性。 その表情を見ていたら、こちらも温かい

   気持ちになった。


      以上、転載終わり。



   

羽田から九州への便ということですから、国内線での出来事だと思います。

遺骨の入ったバッグを棚から下ろし、予め空けておいた隣の席に移し、シートベルトを締め、さら

に飲み物まで出してくれたという航空会社のサービス。

乗客の側に立ったこうしたきめ細やかで心のこもった対応は日本ならではのものでしょう。

長年連れ添った亡き妻の遺骨を、物ではなく人として扱ってくれた航空会社の姿勢は本当に素晴

らしいと思います。

恐らくこの男性の方は生涯忘れることのない”旅行”を経験されたことでしょう。


今の世知辛い世の中に、一服の清涼剤となるようなこの良い話。

一つ残念なのが航空会社の名が明かされていないこと。

将来機会があれば是非利用したいと思うのだが ...


でもまあ、

こういったことは調べなくても自然と口コミで伝わるものなのかもしれませんね。


   ではまた。
Posted at 2017/07/23 18:35:46 | トラックバック(0) | 良い話シリーズ | 日記
2017年01月22日 イイね!

哲学的な話

哲学的な話
先日芥川賞が発表されました。

それに因んでというわけではないですが、今回は以前読んだ本

の中から興味深い作品を紹介いたしましょう。

少々難しい話になりますので、お時間が取れて尚且つじっくりと

腰を据えて読めるという方はどうぞ。  読む人それぞれの嗜好

にもよりますが、私自身は非常に面白い話であると思います。


それにしても、見よ ! このタイトル画像を !  芥川龍之介 !!

みんカラの格調を一気に押し上げるようなカッコ良さぢゃないですか ! (笑)


さて、芥川龍之介といえば誰もが知っているのが 「蜘蛛の糸」 という短編小説。

内容はご存知だと思いますので、特にここでは触れませんが、龍之介の小説には他にも色々と

興味深い作品がありまして、その中で今回紹介するのは 「神神の微笑」 という作品。

この作品には我々日本人の”本質”とは何か、或いは日本人を形成する”根本原理”とは何か、と

いったようなものが描かれている気がしますので、今回取り上げてみました。

内容は、戦国時代にキリスト教を広める為に日本にやって来たイエズス会のオルガンティノ神父が

日本の”神”と問答するという物語です。 このオルガンティノ神父は実在の人物ですが、内容はも

ちろんフィクションです。


では、一部抜粋して紹介を。

今宵は辛口爺が、あなたを芥川龍之介の世界に誘いましょう (^^)




       『 神神の微笑 』   芥川龍之介    1922(大正11)年



オルガンティノは言う。

  「南無大慈大悲の泥烏須(デウス)如来 ! 、私はリスボアを船出した時から、一命はあなたに

  奉つて居ります。 ですから、どんな難儀に遭つても、十字架のご威光を輝かせる爲には、一

  歩も怯まずに進んで參りました。 これは勿論私一人の、能くする所ではござひません。 皆

  天地の御主、あなたの御惠みでござひます。

  が、この日本に住んでゐる内に、私はおひおひ私の使命が、どのくらい難ひか知り始めました。

  この國には山にも森にも、或ひは家家の並んだ町にも、何か不思議な力が潜んで居ります。

  さうしてそれが冥冥のうちに、私の使命を妨げて居ります。 さもなければ私はこの頃のやうに

  何の理由もない憂鬱の底へ、沈んでしまふ筈はございますまい。

  ではその力とは何であるか、それは私にはわかりません。 が、兎に角その力は、丁度地下の

  泉のやうに、この國全體へ行き渡って居ります。」


そのように嘆くオルガンティノの前に、この國の霊(神)が現れる。


  「誰だ、お前は !?」

不意を打たれたオルガンティノは、思わずそこへ立ち止まつた。


  「私は、 … 誰でもかまひません。 この國の靈の一人です。」


老人は微笑みを浮かべながら、親切さうに返事をした。

  「まあ、御一緒に歩きませう。 私はあなたと暫くの間、御話しする爲に出て來たのです。」


オルガンティノは十字を切った。

が、老人はその印に、少しも恐怖を示さなかった。

  「私は惡魔では無いのです。 御覧なさい、この玉やこの剣を。 地獄の炎に燒かれた物なら

  こんなに清淨ではない筈です。 さあ、もう呪文なぞを唱へるのはおやめなさい。」


オルガンティノはやむを得ず、不愉快さうに腕組をしたのち、老人と一緒に歩き出した。


  「あなたは天主教(キリスト教)を弘めに來てゐますね、… 」

老人は静かに話し出した。

  「それも惡ひ事ではないかも知れません。 しかし泥烏須(デウス)もこの國へ來ては、きつと

  最後には負けてしまひますよ。」


  「泥烏須は全能の御主だから、泥烏須に、… 」

オルガンティノはかう云ひかけてから、ふと思ひついたやうに、何時もこの國の信徒に對する丁寧

な口調を使ひ出した。

  「泥烏須に勝つものはない筈です。」


  「所が實際はあるのです。 まあ、御聞きなさい。」


さう言って老人は、支那の孔子や孟子の教え、また印度の釈迦の教えも結局この國の中では変

質してしまつたと述べ、「泥烏須のやうにこの國に來ても、勝つものはない」と断言する。

これに對して、オルガンティノは、今日も侍が二、三人キリスト教に入信したと反発する。


老人は穏やかに言う。

  「それは何人でも帰依するでせう。 ただ帰依したと云ふ事だけならば、この國の土人の大部

  分は悉達多(シッタルタ・釈迦)の教えに帰依してゐます。 しかし我我の力と云ふのは、破壊

  する力ではありません。 造り變へる力なのです。」


老人は最後に小声で言ふ。

  「事によると泥烏須自身も、此の國の土人に變るでせう。 支那や印度も變つたのです。 西

  洋も變らなければなりません。 我我は木木の中にもゐます。 淺い水の流れにもゐます。

  何処にでも、又何時でもゐます。 御氣をつけなさい。 御氣をつけなさい。… 」



    以上、抜粋終わり。
  


   

芥川龍之介の「神神の微笑」の大筋でしたが、何か感じるものがあったでしょうか ?


”破壊する力ではなく、造り変える力”


外国から入って来る宗教等に対し拒絶や破壊をするのではなく、造り変えて容認することによって、

いかなる神であってもやがては八百万の神の一つに取り込まれていく。

釈迦、孔子、孟子、強力な一神教であるキリスト教も例外ではありません。

最初にも書きましたが、日本という国の文明の本質や根本原理といったものが見事に表された作

品だったと思います。


芥川龍之介は晩年深くキリスト教に傾倒し、自殺した時の枕元には聖書が置かれていたそうです。

それが故に、この国が持つ不思議な力に気付いたのではと言われています。

これは何も宗教だけに留まらないと思います。 

外国から入って来たありとあらゆるものが噛み砕かれ、日本流に作り直され、本家を凌ぐまでに進

化させてしまうというのはよくご存知だと思います。

世界の有色人種の国々の大多数が貧困に喘ぐ中、何故日本だけが発展・繁栄できているのか。

何故日本だけが先進国で有り続けているのか。 私はその理由もこの作品の中に描かれた通り、

この国だけに見られる強力な”造り変える力”にあるのではないかという気がしています。



というわけで、今回は芥川龍之介の世界にちびっと足を踏み入れてみましたが、如何でしたか ?


え ? 何 ?


どこが哲学的なんだって ?


いやいや、イメージ、イメージ (笑)


実は哲学とは何であるのか ...



書いてる本人がまるで解かっていないという (爆)
Posted at 2017/01/22 21:09:22 | トラックバック(0) | 良い話シリーズ | 日記
2016年11月26日 イイね!

行商のおばちゃんの話

行商のおばちゃんの話
現代の日本人が忘れつつある大切なものを無理やり呼び

覚ます「良い話」 シリーズ (笑)

今回は”行商のおばちゃん”の話です。

かつて我々が子供だった昭和の時代、どこの町にも行商

を生業にされていたおばちゃんがいました。 

自分の体よりも遥かに大きな荷物を背負いながら各戸を

周り、野菜や鮮魚を売り歩く姿を覚えておられる方も多いことでしょう。

もうとうの昔に絶滅したであろうこの「行商のおばちゃん」ですが、実はあの時代から現在に至る

まで延々と続けてきておられる方がいるのです。 しかも東京・銀座のど真ん中でです。

その方とは上のタイトル画像に写る方で、茨城県の石山文子さんとおっしゃる方。

今回はその石山さんの話です。



ではさっそく紹介いたしましょう。

2年ほど前のNEWSポストセブンその他からの引用です。



      「 待っている人がいるからやめらんねえ 」


    東京銀座には、”おばちゃん”と呼ばれて親しまれている有名人がいる。

  61年にもわたって行商を続けている石山文子さん(84才)だ。 石山さんは毎日、茨城県から

  1時間半電車を乗り継ぎ、銀座の街へとやってきては、地元農家でとれた野菜や地元鮮魚店

  の魚を売っている。

  石山さんの起床は午前4時。 支度を終えると、自分の体より大きなかごを背負い、自転車で

  県境を越えて千葉県我孫子市の布佐駅へ向かう。 

  乗る電車は決まって5時51分発上野行きだ。


  朝7時4分、地下鉄・東銀座駅に到着。 

  石山さんは、首にかけた手ぬぐいで汗をぬぐうと、シートに商品の陳列を始めた。

  この日は、採れたての野菜の他に、アジ、まんじゅう、嫁が漬けたきゅうりが並んだ。

  7時10分に営業開始。 すると開店を待っていたかのように、レストラン経営の男性が自転車

  でやって来た。 10年来の常連客で自宅用の食材を購入している。

  石山さんが笑顔で迎える。


  「おはよう。今日はね、トマトがおいしいよ」

  「じゃー、それちょうだい。 おばちゃんおいしそうなの選んでよ」

  「ハハハ、どっこいしょ」


  石山さんは立ち上がり、少し大きめのトマトを袋に入れていく。


  「あとアジもおいしいから買っていってよ」

  「(笑い) わかった」

  
  会計は1200円。 男性は 「ちょっと細かいけど」 と言って、千円札と五十円玉4枚を渡す。


  「あー、ちょうど五十円玉が欲しかったの。 いつもありがとね」


  おばちゃんの元には、いろいろな客が訪れる。 サラリーマンやOL、銀座に住む主婦、時には

  外国人観光客も。 とび職風の大柄な若者は、黙って代金を置いてトマトを掴んでいった。

  
  「一度もしゃべったことないけど、毎日来てくれるんだよ」 と石山さん。


     


  開店から2時間後の9時10分、商品は完売した。 石山さんは、また1時間半かけて、茨城の

  家まで戻る。 電車内では疲れて寝てしまうことが多い。 

  いつまで続けるのだろうか。


  「やめらんねえよ。 おれをこうやって待ってくれる人がいるからね。 1日でも休むと、”おば

  ちゃん、どうしたの ? 大丈夫 ?”って言われちゃうから」


  石山さんが行商を始めたのは23才の時だった。

  当時、辺りはまだ一面焼け野原。 そんな中を米一表を背負って毎日通って来たのだという。


  「昔は、なーんも無かったんだよ、着るもんも食うもんもなーんもねえの。

  20で嫁にいってよー、朝っぱらから洗濯してよ、わらでご飯炊いてよ、手なんか荒れちゃって

  真っ赤だよ。

  便所の中で涙こぼして、実家の方見て叫んだよ、帰りてーよー、帰りてーよーって、泣いて泣

  いて泣き抜いたよ」


  時折、目をぎゅっとつむり、ていねいに話しかけてくれた。


  「苦労ってもんはずいぶんしたよー。 まーず働いたよ。 80年働き続けても丈夫なんだから

  よ~。 大したもんだと思ってよ~。 息子たちにも言われんだよ。 ばあちゃん元気だよなー

  ってな」

  そう言うと、満面の笑みを浮かべ、豪快に笑う。

  
     


  石山さんが行商を始めた当初バラックばかりだった銀座の町並みは、1964年の東京五輪を境

  に近代化が始まった。 1967年には通りを走っていた都電が廃止され、ビルが次々と建ち、東

  京で一番のネオン街に変わっていった。


  「今は高いビルばっかり建っているけど、どんどん人がいなくなってる気がするね。 少し前まで

  は近くに麻雀屋さんがあって、朝に徹夜明けの人がよく買いに来てくれたよ」


  そう言って石山さんは、地下鉄の改札口に向かっていった。 

  数歩進んで振り返る。


  「だけど、人情は60年、変わんねえ」



   ☹        ☹        ☹        ☹        ☹        ☹        ☹



いかがでしたか ? 行商のおばちゃんの話。

私はこの石山文子さんに本当の日本人の姿を見た思いがします。

もう2年ほど前の記事になりますので、今年86歳になられているはずです。 現在も続けられてい

るのかどうかはわかりませんが、それにしても驚きですね。 平成に変わって28年、日本で一番の

都会であり繁華街である東京・銀座に、まだ 「昭和」 が残されていたわけですから。


この話を読んでみて改めて感じるのは、昔の日本人の”強さ”であろうと思います。 精神的にも肉

体的にも本当に強くてたくましいですね。 実際に石山さんのところへやってくる人たちは皆、口々

に言うのだそうです。 「おばちゃんに会うと元気をもらえる、安心する、ほっとする」、と。


そして、最後の石山さんの 「人情は60年かわんねえ」 という言葉。

とっても嬉しい気がしますし、温かいものを感じます。

今のこの世知辛い世の中に一筋の光が差すような思いもしますね (o^-')b



長くなりますのでこの辺で終わりにします。

今回の石山文子さんではないですが、行商のおばちゃんを記録した動画がありましたので貼って

おきます。 お時間のある方は是非どうぞ。

山形・庄内地方で近年までリヤカーでの行商を続けられた斉藤みつ子さんとおっしゃる方です。

   


最後に今回のブログとは直接関係はありませんが、今無性に聴きたい気分の曲です。

           ↓

海援隊の 「母に捧げるバラード」  昭和49年のNHK紅白歌合戦での映像です。

   


        今も聞こえる あのおふくろの声

        ぼくに人生を教えてくれた

        やさしいおふくろ

       ( 中略 )
       
        行ってこい どこへでも行ってきなさい

        おまえのごたあ息子がおらんごとなっても

        母ちゃん なあもさびしうなか 

        人様の世の中へ出たら働け 

        死ぬ気で働いてみろ

        働いて 働いて 働きぬいて 

        休みたいとか 遊びたいとか そんなことおまえ いっぺんでも思うてみろ

        そん時ゃ そん時ゃ 死ね

        それが それが人間ぞ それが男ぞ

       ( 中略 )

        今も聞こえる あのおふくろの声

        ぼくに人生を教えてくれた

        やさしいおふくろ

   



  ... やっぱり自分は古い人間か ... (笑)      また来週~
Posted at 2016/11/26 19:35:09 | トラックバック(0) | 良い話シリーズ | 日記
2016年11月13日 イイね!

日本のドンと呼ばれた男



     今から58年前、1958(昭和33)年に描かれた絵です。


     平成の今の世にはあまり見られなくなった構図の絵のような気がします。


     この絵をご覧になって、あなたは何か感じるものがあるでしょうか ?



    

母82才。 息子59才。

58年前ですので、今ですと母92才、息子69才くらいの感覚でしょうか。


この絵に描かれている方は戦後、”政財界の黒幕” または”右翼のドン”などと呼ばれ当時のマス

コミたちから散々に叩かれた方でした。

私が子供の頃にも度々メディアに登場された方でしたが、まず良く言われたことは唯の一度も無か

ったように思います。


しかし、今改めてじっくりと調べてみますと、それらのイメージはみな当時のマスコミたちが作り上げ

た虚構であったことがわかります。

先の戦争で犠牲になった英霊たちの弔いや、戦犯として処刑された者の家族や遺族たちへの支援

や救済に私財を投じるなど、その功績の方が遥かに大きかった方であったそうです。 

また戦争中は軍に協力してあおりまくったにも関わらず、敗戦後は知らん顔を決め込んだいわゆる

左巻きの進歩的文化人や知識人たちに悪を擦り付けられ生贄にされたのもこの方でした。


この絵に描かれた人物が誰であるのか ?、私と同世代で勘のいい方はもうお判りでしょう。

私らが若い頃は世間や子供向けにこんなCMを流して、世の中を啓発された方でもありました。



     


当時は戦犯崩れがわざとらしい、全国の競艇を取り仕切るギャンブルの胴元がなにを偽善じみたこ

とをしているのだと散々揶揄されました。

が、しかし今思えばその収益金が半島へ流れるパチンコなんかよりよっぽど役に立っていますし、何

よりも言っていることは子供たちにとってもとても大切なことだと思います。

あ、因みに私は競艇よりオートレース派でした。 (^^ゞ  ( 浜松に行けば両方あるのだ )



またこの方は、ハンセン病患者の救済にも多大な貢献をされた方であり、そのワクチンを改良する

際に自らの身体を差し出し、ワクチン接種の第一号被験者にもなられた方でもあるのだそうです。
                                                         (;゚Д゚)!


というわけで、超簡単でしたが辛口おやじの良い話。


今回は何をトチ狂ったのか、かつての日本のドン 『 笹川良一 』 氏の話しでした~ 



   

     また来週~
Posted at 2016/11/13 19:23:31 | トラックバック(0) | 良い話シリーズ | 日記
2016年09月19日 イイね!

トイレの落書き

トイレの落書き
一週間のご無沙汰でした、辛口おやじです。

大切なことを気づかせてくれる良い話シリーズ。

今回は”日本一心を揺るがす新聞の社説”として知られる

「みやざき中央新聞」 の記事から心に響く話をひとつ紹介

いたします。

かつて東京「はとバス」の経営を倒産寸前から見事に立ち

直らせた元社長の宮端清次さんが、当時ソニーの会長だった創業者の故・井深大さんの講演会に

参加して聴いた話だそうです。


では早速。


  ☺       ☹      ☹      ☹     ☹



  井深大さんがソニーの社長だった時の話です。

  最新鋭の設備を備えた厚木工場ができ、世界中から大勢の見学者が来られました。


  しかしそこには一つの問題がありました。

  それはトイレの落書きでした。


  会社の恥だからと工場長にやめさせるように指示を出し、工場長も徹底して通知を

  出したがなくならない。

  さらに社長命令でやめるようにと通達したが、それでもなくならなかった。

  そのうちに 「落書きをするな」 という落書きまで出て、これはもうしょうがないかなと

  諦めかけていたそうだ。


  するとしばらくして工場長から電話があり、「落書きがなくなりました」 と言うんです。

  「どうしたんだ ?」 と尋ねると、

  「実はパートで来てもらっているトイレ掃除のおばちゃんが、カマボコの板2~3枚に

  ”落書きをしないでください。 ここは私の神聖な職場です。”と書いてトイレに貼ったん

  です。 それでピタッとなくなりました」 と言いました。


  社長命令でも、工場長の呼びかけでもなくならなかったトイレの落書き。

  それがおばちゃんの一言でなくなったのです。

  井深さんは続けて、

  「この落書きの件について、社長である私も工場長もリーダーシップをとれなかった。

  パートのおばちゃんに負けました。

  その時にリーダーシップとは上から下への指導力、統率力だと考えていましたが、誤りだと

  わかったんです。

  以来、私はリーダーシップを影響力というようになりました」 ...




  ☹       ☹       ☹       ☹       ☹       



ほんのちょっとの短い話でしたが、いかがでしたか ?

リーダーシップとは基本的には上から下への指導力や統率力であることは間違いないことだと

思います。

が、しかしリーダーシップとは、時として上の人から下の人へ、だけとは限らない。

上下関係がなくても 「あの人の言うことなら聞くよ」 という人であれば、リーダーシップは自ずと

付いてくるということですね。


それにしても、同じ創業者の故・盛田昭夫さんと並んで 「カリスマ」 と呼ばれた井深さんに

”負けました”と言わせたこのおばちゃんはスゴイですね。(o^-')vカッコイイ !


”神聖な職場”という言葉に思わずシャキッとさせられます。
      


  以上、簡単ですがトイレの落書きの話でした。



内容とはそれ程関係ありませんが、おまけにある歌をひとつ。


  
Posted at 2016/09/19 20:28:09 | トラックバック(0) | 良い話シリーズ | 日記

プロフィール

「驚いたね~ まさか当選するとは思わなかったなぁ。それに「私自身、必要な説明をし、公私のラインを引かせていただいた。一定の信託はいただいたと思う。」って・・・
なに勝手に禊すませてんだ ?
国民は信託なんかしてないぞ !

何シテル?   10/23 21:10
上品とは無縁の田舎のべらんめぇ親父です。 身の程知らずの言いたい放題。 時として極論で語ることもありますが、昭和 の頑固親父の戯れ言だと...
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