見た目は普通っぽいんだけど…!?　其の②

今回は最近、かなり気合を入れてカスタムに邁進している『Ｋさん(仮名)』のTCRエスティマをご紹介致します!!

このマシンもワタクシ同様、見た目はノーマル風ですが中身は…なカスタムが随所に施されております。

先日、偶然にも某ガレージで作業をする機会がありましたので、オーナー様が見ていない隙を狙ってカスタムポイントを激写してしまいました…。

早速、カスタムポイントをチェックしてみましょう!!

外観は若干低い程度の車高にブラックアウトされたヘッドライト＆コーナーレンズ、ENKEI製RPF1(18×7.5J,OFFSET48)ホイールにBS製POTENZA RE050(225/45R18)を組み合わせ、FUJITSUBO製Wagolis(シングル出し)でジェントルなエキゾーストサウンドを奏でるライトチューン仕様に見えます!?

次ははボンネットを開けて、中身を覗いて見ます。

ブラックアウトされたヘッドライトにはHIDがコンバートされており、ナイトラン時の視界確保対策はバッチリです。

HKS製パワーフローリローデッド(改)も装着されておりますし、バッテリーも純正最大容量のパナソニック製CAOS(カオス)70B24Lに変更されております。

そして、画像では見えませんがエアダクトの奥にはタケローズ製ブーストアッププーリー(0.5kg仕様)も仕込まれてたりします。

近頃、定番カスタムになりつつありますが、アルテッツァ純正トルセンLSD＋ファイナルレシオ変更の駆動系カスタムです。

エンジンパワーを効率良く駆動系に伝達し、車両重量が重いTCRエスティマをスムーズに加速させる必須のカスタムパーツもバッチリ装着されております。

続きましては脚周りのカスタムです。

テイン製スーパーワゴンに走行シチュエーションに合わせて室内で減衰調整が可能なEDFCを組み合わせ、更にはスプリングのバネレートも変更されている特別仕様です。

そして、コーナリング時のロールを抑える為にスタビライザーはクスコ製,純正比133％の強化品に変更されています。

また、低車高によりスタビライザー装着位置を補正する延長スタビライザーリンクはKIM WORKSにて特注製作されたシャフト径が太い強化タイプが装着されています。

リア側のホーシング位置を補正するラテラルロッドはタナベ製がチョイスされております。

その他にもブレーキパッドはWINMAX製の特注品(対応温度域:0℃～700℃)ですし、ディスクローターはDIXCEL製スリットローターに変更されているので、安心してハイスピードをコントロール出来る仕様にカスタムされております。

エンジン本体はノーマルですが、補機類は色々とカスタムが施されています。

スパークプラグはDENSO製イリジウムに変更されてますし、ケーブルはSUN自動車のホットワイヤーが装着されています。

もちろん、永井電子製MDI-DUAL9950も装着されておりますので、点火系カスタムは完璧です!!

巷ではオカルトチューンと呼ばれがちな電装系カスタムも積極的に実施されています。

ROSSAMブランドで有名な『疾るんですF130PREMIUM』や車体各部へのアーシングとマフラーアーシング、＋ライン強化ケーブルが装着されています。

TCRエスティマに関しましてはトルクアップやヘッドライト光量アップなどの効果が確実に体感できますのでオススメのカスタムです。

そして、内装系はオーナー様の持病である椎間板ヘルニアを緩和しつつもスポーツドライビングを可能にするべく、ドライビングシートがRECARO製LS-L(ブリンプ正規品)に変更されています。

適度なホールド性とコンフォート感を両立したこのシートにオーナー様は大満足のご様子です。

また、ステアリングはMOMO製RACE 350mmをチョイスしています。

他にもフィールド技研製SFC HYPER-RやシエクルブランドのTRECが装着されています。

最後はスポーツ走行の要である、アライメント調整です。

車高調やボディ補強バーなどのカスタムパーツを装着しても、クルマ自体がしっかり真っ直ぐ走らなければ、意味がありません。

オーナー様は東京都小平市にある、タイヤ館,小平店でアライメント調整をしておりました。

店長の相川浩明様が直々に各部の調整をしております。

画像左側のオーナー様は作業の成り行きを興味津々で見守っております。

アライメント調整完了後、テストランから戻って来たオーナー様は操縦性の変貌に大変驚いておりました!!

オーナー様はこのTCRエスティマを更に進化させるべく、日々の労働に勤しみながらもカスタムプランを模索しているそうです!?

今後のカスタムが楽しみな1台です。