※この記事は、ボクの個人的な思いを書いています。
他人の行動や考え方を否定するものではありません。
お気に障るようでしたら、閲読をお控えください。
世の中にはLEDがたくさんありますね。
クルマ用のLED商品もたくさん開発されて、カーショップにもいっぱい並んでいます。
でも、ボクのマーチには、ほとんど採用していないのです。
何故か?
理由①
電球との互換性に疑問がある。
ブレーキランプやヘッドライト、ウインカーなどもオリジナルは電球に合うように設計されています。
そこには反射鏡とレンズ、電極などの機能部品があります。
電球の光源は、電極から一定の位置にフィラメントが来るように規格が決まっていますので、そこから発する光を反射して、レンズで屈折して、外部に発するのです。
当然、LEDバルブも同じ電極に入るように規格どおりに作ってあります。
でも、フィラメントの位置とまったく同じ位置に光源が来ているかというと、そう見えないモノが多い気がします。
この位置のずれが、ボクにはどうも気になります。
明るくするために、LEDをたくさん張り付けてるバルブも有りますが、数が多いものほど、位置が合ってないかと。
写真のテールランプは、全面的に光って見えますが、反射板のデキが悪いと真ん中だけ光ってるように見えたりするんです。
ルームランプとか、反射板を気にしなくていい場所なら、これは問題ないかもですが。
理由②
節電の必要を感じない。
LEDの特徴のひとつに、省電力があります。
家庭用のLED電球とか、ホントに小さなワット数で明るいのでステキです。
これを自動車に使えば、エネルギーの節約になる♪
なんて思っていたこともあるのですが。
自動車の電気を節約すると、そのぶんガソリンの節約になるだろうか?
おそらくならない。
電気を発電するのって、実は難しいのです。
オルタネーターで発電して、クルマの電気製品で使ったり、バッテリーに貯めたりする。
そのために必要なのが電圧を揃えること。
電圧を揃えるのに、いちばん簡単なのは、高めの電圧を作って、必要以上の部分を切り捨てる方法なのです。
これがレギュレーターってやつですかね。
昔のスクーターでは、ヘッドライトのスイッチを切ると、かわりにセメント抵抗器に電気を流して、電気を熱にして捨てていました。
ヘッドライトを消しても、いっこも節電にはなっていなかったんですね(^_^;)
消費を少なくしたら、発電量も下げないと意味がないのだろうと思います。
もちろん、標準以上に電気製品を追加してる場合などは、節電の効果があるかもですが。
理由③
初期投資が高い(^_^;)
単純に値段が高いです。
電球だったら2~300円くらいのモノが、LEDだと数千円したりね。
理由④
信頼性がない
商品が高いけど、安いのも有って。
でも無名ブランドの製品とか、作りがアヤシイです。
部屋のLED電球もPanasonic製は壊れないけど、安いヤツはすぐチカチカします(^_^;)
理由⑤
似合わない
クルマがね、あんなフインキのマーチだから、ピカピカの光でなくてもいいのよ。
ボヤっとしてるくらいが、ちょうどイイかも( *´艸`)
なんていう理由で、ウチのマーチにはそれほどLEDが入ってません。
ハイマウントブレーキランプだけ、自作のLED化になってます。
LEDはキレがいいですよね。
カーメーカーが最初から採用してるLEDは非常にデキがいいので、羨ましいです。
Posted at 2015/09/30 22:06:35 | |
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