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悪魔のエッセのブログ一覧

2015年06月16日 イイね!

散文 90

散文 90「なんでぇ このエッセ 」


「ドノーマルに だせぇホイール」


「見ているほうが恥ずかしいぜ」


「激ダサだよ」


「なさけねぇ音出してんじゃねぇ」


「マフラーくらいかえろよ」


「だいたいエッセというものが 解ってんのか?オマエ」














観光ではありません。

里心がついたんです。

私は数年間 群馬県に住んでいました。





某漫画が描かれる 随分昔のことです。


好んで走っていたのは

榛名山と碓井峠


なぜか 赤城山や妙義山は あまり行かなかったです。


そして 地元新潟のホームコースは実写版の撮影地ですから


レアなケースですね。
















「原チャリに煽られねぇように 頑張ってくれや」















はい。






頑張るしかありません。


しばらくぶりなので 原チャリも強敵です。









無謀という力で 熟練度をアシスト









5連続アンダーステアも 気にしない。




伊香保温泉では




アンダーヘアーも 気にしない。






旅の恥はかきすてです。







と…








私が意気込みだしたところで 助手席のツレがビビりだしました。










「やめようょ~悪魔ぁ~」



「サスだってスカスカだし オートマだぞ」







ここで



謎かけをひとつ。




整いました。







悪魔ブログとかけまして




走りの生態と ときます



そのこころは?














どちらも 下に走りたがります



























やはり…私は麓で心の湯治がまっているようです。
Posted at 2015/06/16 18:13:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年06月13日 イイね!

散文 89

散文 89間瀬走行会の前夜 奇妙な夢をみた。



なぜか私は 川沿いのホテルに宿泊していて



最上階のナイトバーで飲んでいる。




水面にネオンが反射して とても美しい。





マスターに川の名前をたずねると…






一級河川の





「三途川です。」





と無機質にこたえられた。



そしてこのホテルの名前は







「リバーサイドホテル 三途」


だという。


要するに 天国に一番近いホテルというわけだ。





私は


激しく狼狽し混乱したところで 目をさましました。



寝汗をかいていました。




初夏の清々しい朝


ベッドに美しい女性がよこになっていたならば



絵になりますが



ナイトテーブルの上にあったのは



無造作に置かれた







「ワゴンRのキー」



でありました。








「あの車 じ~ちゃんの車と同じだね?」





そんなことを言われながら



いよいよ ゼッケンをはることになるのでした。





間瀬サーキットで




「かりもの」を 「かわりもの」が乗る 罰ゲーム走行会





たいしたタイムは出せませんでしたが




流石 国民的軽自動車。横転の危険性をのぞけば


意外に よく曲がり よく止まることに感心しました。


しかし


ストレートスピードはターボにもかかわらず

とても遅い…。



コーナーでタイムをかせがなくてはいけない不思議な車でした。





ワゴンRの「R」はレーシングの「R」だなんて発言すると




「熱でもあるのか??」

と言われそうだけど


みやちゃん提供写真の 「この一枚」 をみると




まんざらでもないかな?


なんて 思ったりもします。







こうして悪魔の



甘酸っぱい




「ひと夏の経験」





が無事終わったのでした。










ちなみに





生きながらえた ワゴンRは







末端価格 7万円前後で




今後 闇流通するらしい……。





なお




ハヤシのホイールは価格に含まれておりません。




あと







悪魔の命もです。


Posted at 2015/06/13 13:41:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年06月04日 イイね!

散文 88

散文 88車にはニオイがつきまとう。



嗅覚が感じとるものには


スポーツドライブした後の


タイヤ ブレーキ オイルの焼けたニオイ



時には



クーラントの溢れたニオイ。



全開 で走った車からは 様々なニオイが入りまじり 嗅覚を刺激します。





「闘う獣の 汗」



とでもいうのだろうか…。





硬質で神聖なニオイ。










一方





嗅覚ではなく 感覚的に受けとるニオイ


つまり



「雰囲気」



というものがあります。






主観的なものなので それぞれに感じるものですが







人間には異質なニオイを嗅ぎわける「力」があるようです。




特に 自分の好きなカテゴリーの車は




どういう車か?



どういう人物が乗っているのか?





意外と的確な想像だったりすることでしょう。







経験則という根拠のないものですが


不思議なほど オーナー像が見えてきます。






すなわち





車は


「自分を写し出す鏡」



であると言えるでしょう。












しっかりデオドラントしないと



性癖まで写し出されそうです。














悪魔もリセットすべくリセッシュしますが


異臭過ぎて



リセール不能です……。












あなたの車は どんなニオイがしますか?







えもいわれぬ悪臭ではありませんか?











残念ながら






わたくし























臭い車だいたい友達。

Posted at 2015/06/04 20:16:42 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記

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