MICHELIN X-ICE XI 3 235/45R17  

【総評】
VABのヴィンターケッテ（雪上履帯）に選んだミシュランのX ICE XI3です。雪国在住でなくスキー場に行くまで高速道路での通行が多いのでドライ路面での性能も重視して前車BL5の時からミシュランを選んでいます。価格は1本当たりの値段です。

前車のXi2と比較してトータルで性能が上がっていると感じます。雪道や凍結路面でもXI2よりグリップします。
車両が異なりタイヤサイズも違ううえに、5年使っていたのと比較するのは公平ではありませんが、安心して運転できました。

ドライ性能をあまり犠牲にせずたまに雪国に行くような使い方には最適だと思います。

非降雪地帯での使用にはもう一つピレリのウインターSOTTO ZERO3などもあり舗装路重視ですが、あちらはより舗装重視で氷雪路対応をカタログでも謳ってないので自分の選択肢には入りませんでした。
http://www.pirelli.com/tyre/jp/ja/car/sheet/winter_sottozero_3.html

昔ピレリのウインター190を使ったことがありますが・・・あれも氷は弱かったです。最近のタイヤ屋さんのブログからピレリは設計はよくても製品管理に難があることが多いということを読んだのもミシュラン選んだ理由です。昔はP6とかP7にあこがれた自動車好き少年だったのに（笑）

【満足している点】高速でしっかりしている。スピードレンジH（許容速度210㎞）は伊達じゃないです。普通のスタッドレスはQレンジ（特定の条件での許容速度160㎞）なので比較するとトレッドゴムの硬さ以前にタイヤの構造自体がしっかりしていると感じます。

また前回のXI2より雪上・凍結路ともに性能アップしています。ブレーキ・コーナリングとも以前より運転しやすく感じました。


【不満な点】特になし。
XI2で採用された技術もカタログに載ってないですが一部引き継がれていますね。隣り合ったブロックの倒れ込み（一番外側と2番目のブロックの間）を防ぐ「サポーティングノブ」やセンターの溝に凸凹付けた「ステップグルーブ」、ショルダー部の形状「ラグ・ショルダーエッジ」の技術はXI3のカタログには乗っていませんね。

それらの技術をXi2で解説しているページ　http://www.michelin.co.jp/Home/Products-Services/pattern-detail/Winter/LatitudeX-IceXI2

関連情報URL：http://michelin.co.jp/x-ice/