以前から試乗してみたかった国産車の一つ。ジュークnismoRSに試乗してきました。
元々それほどスポーツカーやスポーツグレードには興味は薄いのですが、以前、ノベルティグッズ欲しさに行った日産ディーラーで乗ったノートnismoSとマーチnismoがなかなか面白かったので、ジュークnismoからバージョンアップしたジュークnismoRSにもぜひ乗ってみたいと思っていました。(
ノートnismoS試乗、
マーチnismo試乗)
決算期の商談が多い時期はディーラーさんも忙しいでしょうから、冷やかし試乗はさすがに邪魔だろうと思って避けていましたが、4月も下旬に入り、また、フェアの新聞に折り込みチラシが入っていたので、以前お邪魔したnismoスペシャルショップ(かつGT-R取扱店)であるプリンス系ディーラーへ伺いました。
日産といえば、最近エクストレイルのハイブリッドが発表されたところ。
これまでの日産のハイブリッドといえば、スカイラインとフーガという高価格帯のFRしかなかったので、ハイブリッドにしてはリーズナブルな価格であるエクストレイルも気になっていたのですが、発表されたものの、まだ発売前とのことで、見ることさえできませんでした。
エクストレイル・ハイブリッドの話を聞かせていただいた後にジュークnismoRSの試乗へ。
なかなか見た目もかっこいいです。(元々、ジュークのスタイリングが好きだというのもありますが。)
内装も、アルカンターラを多用し、また、ノートnismoではオプションだったレカロシートが標準で装着されているなど、結構お金かかっている感満載です。
また、タイヤは、国産車では珍しくコンチのスポーツコンタクトが装着されていましたが、これが、メーカーの標準装着タイヤだとすると、相当こだわったタイヤ選択だと思われます。(ミシュランが標準という国産車は聞きますが、コンチが標準装着というのはちょっと聞いたことがありません。)
エンジンについては、ルノー乗りにとってはなじみの深い(クリオ4のRSでおなじみ)MR16DDTで、214psを発揮します。
トランスミッションはCVTですが、8速のマニュアルモード付で、パドルシフトでの操作も可能です。
で、実際に試乗してみましたところ、ノートやマーチに通じる乗り味で、硬いといえば確かに硬いのですが、しっかりとしたボディに、ちゃんと動くサスペンションで、嫌な感じはしませんでした。高架上の道路の継ぎ目を乗り越えても一発で動きを止めるような感覚がして、むしろ、硬いながらもいい乗り心地とさえ感じました。(メガーヌのGT220より、RSの方が乗り心地がいいと感じたというのと同じような感覚。)
パドルシフトは、何回か使ってみましたが、エンジンブレーキが欲しい時以外は必要性は感じられませんでした。また、CVTの嫌な感覚もさほど感じられませんでした。
パワーも、腕に覚えなんて全くない私にとっては、十分すぎるレベルでした。(刺激的というほどのパワーはないですね。シャシーがよくできているからかもしれませんし、4WDだからという面もあるのかもしれません。)
全体的に非常に面白いクルマで、独身で、それほど広いクルマの必要性もなく、クルマにお金をつぎ込めるシチュエーションならば、選択肢の一つかな?と思えるクルマでした。
価格は、ナビ・オーディオレスで340万円と、車格を考えると相当高いですが、最近は国産車も相当な値段しますし、ノートnismoではオプションのレカロシートが標準装着だと思うとなかなか魅力的と思います。(独身だとしても買えるかどうかわかりませんが。)
価格的には、輸入車とも思いっきりバッティングするレベルですが、ジュークのスタイルは唯一無比ですし、パーツ代や工賃も含めた維持費を考慮すると、ジュークという選択肢もアリなのかな?と思いました。(元々日産ファンなもので。)
↓ザウルスが展示してありました。懐かしい!
Posted at 2015/04/26 00:41:27 | |
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試乗(国産車) | 日記