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2009年03月26日

[R2車検につき]マツダ・ベリーサ導入決定! 前編

[R2車検につき]マツダ・ベリーサ導入決定! 前編 結論から言ってしまおう。スバル・R2の車検時期が到来したため、マツダ・ベリーサを迎え入れることにした。ようやく(?)マツダ車のオーナーになることが出来た。マツダ車は子供の頃から好きだった。亡くなった祖父は筋金入りのマツダ贔屓ファミリア好きで、私の記憶にある限り歴代のファミリアを乗り継いでいた。(彼にとって最後の愛車となったのがファミリアではなく、カペラだったのは「最後の贅沢」だったのかもしれない)祖父はエアコンもパワステもパワーウインドーも無い一番ベーシック(安い)なグレードしか買わなかった。そんなファミリアの助手席で私のクルマ好きが育まれた事は間違いない。いつも「ヨイショ」と言いながら重いステアリングを回していた事や曇ったフロントウインドーを走りながら雑巾で必死に拭いていたことを思い出す。(正確には最後の頃に乗っていたファミリアやカペラにエアコンは着いていたのだが、何度説明してもエアコンの使い方を理解しなかった...苦笑)だから私にとってもファミリアというクルマは非常に身近な存在で、初めて買った「モーターファン別冊○○○のすべて」シリーズは 1989年発売の7代目ファミリアだった。この型のファミリアは傑作だと今でも思う。流麗な5ドアHBのアスティナやスポーティなハッチバック(グレード名はインタープレー)が印象的だった。ファミリアといえば赤いXG(初代FF)と言うのは私から見ればもう少し上の世代だ。ちなみに、ベリーサの開発を担当した清地秀哲主査は「赤いファミリア(初代FF)」の現代版としてベリーサを開発したといっている。
これまでも何度かマツダ車を愛車にするチャンスはあった。RX-7やアクセラ、RX-8等を真剣に検討したが、結果的にこれらを落選にしてきた。(理由は燃費やリセール不安等の他、セールス氏の印象だったり...)実はベリーサについても今回下取に出したスバルR2を買うときに最終候補に残っていたが、当時考えていた予算で新車は難しく、中古車では希望の仕様がないと諦めた経緯がある。本当にようやく...そんな気持ちでベリーサを迎えた。ベリーサが登場した2004年6月に札幌のマツダへ見に行った。そこに佇んでいたオリーブグレーメタリック(現在は廃色)のベリーサをいたく気に入ったことを思い出す。後日試乗した際に、軽めのパワステとタイヤが大きすぎるのか足回りのドタドタ感が封じ込め切れてなかった事が残念だったものの、日本の1.5Lクラスコンパクトカーとしては印象的な内外装に加え、かなり静粛性に優れている事、サイズのたっぷりしたシート。そしてマツダ車らしく(?)切れ味のあるコーナリングが不思議とマッチしていて面白いクルマだと思った。その後2007年9月に再び、マイナー後のベリーサをテストする機会に恵まれた。前述したステアリングもマイナーを機に電動パワステへ換装されたことで印象が変わり、ネガティブなイメージが一掃された。各部が熟成されたのか、直進時やコーナリング時の安定性が増し、さらにドッシリとしたフィールが楽しめるクルマになっていた。ボディの剛性感や走りの安定感などはサイズ的にも近いVWポロを彷彿とさせるような手応えのクルマだと感じた。内装も前期型に比べ明るいチタン調のパネル塗色がブラックメタリック調へ変更されたことでかなりシックになった。価格を考えれば充分な演出だろう。雑誌やWeb系媒体を見てもベリーサはあまり高い評価を受けていない。(元々マツダ車は全般的に評論家受けが悪いが..)しかし、彼らは発売当初のモデルにしか試乗しないことが多い。幾多のマイナーチェンジを経て熟成されてきた晩成型のクルマにももう少しスポットを当てて欲しいものだ。Yahoo!で「ベリーサ インプレッション」と検索すると私の記事がかなり上位にヒットすることからも伺い知れる。コンパクトカーに上質感を求めるという開発コンセプトは非常に難しいジャンルである。最近の例ではトヨタiQも「プレミアム」というキーワードを多用してきたが、やはりセールスは順調と言えない(時期も悪かったが)ようだ。ベリーサについて言えば、月販目標2,500台を掲げて発売されたが、一番売れた2005年でも年間1.6万台(1330台/月)と苦戦している。しかし、その後も2006年:1.3万台→2007年:1.4万台→2008年:1.2万台とあまりセールスが落ち込むことなくコンスタントに推移しているのもベリーサの特徴。Carviewのユーザーレポートでもベリーサは総合評価8.9点を獲得している。(Carviewで8.9点を取っている車種は非常に少ない。)デミオという量販車種があるお陰で、ベリーサは気に入った人が買っているという事なんでしょう。長くなったので、また後編で。納車はもう少し先です。
(↓)2007年にテストした時に撮影した写真。なんとなく(↑)のファミリアと似ている気もする。
ブログ一覧 | クルマ購入記 | クルマ
Posted at 2009/03/26 07:52:27

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この記事へのコメント

2009年3月26日 9:35
ベリーサご購入、おめでとうございます。
うちの妻の実家もデミオからベリーサに買い換えて気に入っているようです。
トノカバーがオプションというのがデミオの時から気になっていたのですが、
運転してみるとトルコンのチューニングがうまいようで、発進時の加速が
すばらしかったことが印象に残っています。
これでS2000との2台体制ですか。なんかいい感じの組み合わせですね。
コメントへの返答
2009年3月28日 8:24
尖ったS2000の補完をするクルマなので、悪戯にスポーティさを求めるのではなく、ゆったり出来るクルマを指向していたのかも知れません。
私はほとんどクルマに荷物を積まないので、トノカバーは気にしてませんでした(笑)。でも、確かに着いてないですね。
2009年3月26日 18:17
写真のファミリア学生時代に一時期乗っておりました。実家に仕事の予備車として結構長く居たのですが、重ステ、エアコン無し、AMラジオのみ。中古で買ってもらったエチュードをガードレールに突き刺して廃車にした為仕方なく乗る羽目に・・・真夏に警備員のバイトの為に汗かきながら乗ったのはいい思い出です。100Km/h過ぎるとチンチンなる鈴を今でも思い出します。(笑)
コメントへの返答
2009年3月28日 8:26
エチュード!懐かしいですね。個人的にはベリーサの直接的な先祖はエチュードだと思います。
100km/hを超えたときの警告チャイム。懐かしいですね。
2009年3月26日 23:54
フィエスタを買う時に最後まで迷ったのがベリーサでした。今でも街中で会うとつい凝視してしまいます。

一応,兄弟車ですね^^

このスタイルやイメージを維持しながら2代目が出て欲しい1台です。
コメントへの返答
2009年3月28日 8:27
ベリーサはおそらく、一代限りじゃないですかね...。セールス的に大成功というわけでもないですし、国内専用車を展開する余裕もないかもしれません。個人的には現行モデルをマイナーチェンジしながらあと数年頑張って欲しいのですが....
2009年3月28日 11:21
遂にマツダですね!素直に嬉しいです。

写真と同じ赤いFFファミリアXGが初代の愛車でした。

真紅のベリーサ、四季を巡って映えるであろう画像&レポートを楽しみにしています!!
コメントへの返答
2009年3月28日 23:42
ついにマツダに辿り着きました(笑)さっそく、ZoomZoomしてきました。
やはり赤いFFファミリアXGを愛車にしていたという方は多いんでしょうね。一世を風靡したクルマですからね。最近、クルマ写真が手抜き気味なので、今年は頑張ろうかと思ってます。

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 現在はマツダ「ロ...
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