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2015年12月16日 イイね!

[売却しました]ホンダ・S660 当初予定よりも随分早く手放すことに。 

[売却しました]ホンダ・S660 当初予定よりも随分早く手放すことに。 まだ納車待ちをしている方には大変心苦しいが、私の「S660」ライフは終了とした。早い話が売却したのだ。購入当初からあまり長期間保有は考えていなかったが、このタイミングでの売却は想定外だった。
少し振り返ってみると、2013年の東京モーターショーで「ハスラー」と「S660」の購入を即決。「ハスラー」は諸般の事情により、OEM車のマツダ「フレアクロスオーバー」に変わったが、モーターショー閉幕後直ちに発注し、翌年2月末に「コペン」と入替で納車。一方「S660」は当初の噂より発売が遅れ、2015年4月まで待たされた訳だが、私が気がついた時には既に水面下での事前予約が殺到で年内納車は絶望的と言う状況の中、運良く(?)近所で初期配車枠が売れず持て余していた稀有な販売店をキャッチ出来たお陰で状況は一変。3月末発注→7月末納車となった。(まぁ逆を言えば、お祭り騒ぎの中でも売れ残る様な駄目な販売店でもある訳で、見事にアフターは最悪だった。)
ここで問題が発生。よもや「S660」がこんなにも早く手に入ると思わず、その直前にネットで発見した格安屋根開き物件として「二代目デミオ」のキャンバストップ仕様を衝動買いしていた。そんなこんなで自身初の経験となるマイカー三台所有体制に突入となった。まぁそれぞれそんなに高価なクルマではなく、維持費の安い軽自動車二台と、全てが気楽(笑)な激安中古「デミオ」だから助かった。(三台分の自動車保険はそれなりの金額になったが)なんにしても、今年はクルマ趣味を充分満喫出来たと思う。
さて本題の「S660」について、納車から約四ヶ月・2500km程を走行し売却となった。率直なところ、「S660」を買った事に満足しているし後悔は無いが、あまり深い愛着を感じる事が出来なかった。背景には棚ボタ的に「S660」が買えてしまった事があるかもしれない。
贅沢な話だがエンジンに対しボディや足回りが勝ち過ぎていて、スポーツカーとしての刺激や面白みに少々欠けた様に感じている。今後はもう少し癖があっても良いから、スポーツカーを駆る実感とか乗りこなすヨロコビを追及し、絶え間なく熟成を進める事をホンダには期待。特に、クルマのキャラクターにマッチしない事務的なエンジンサウンドは要改良ポイント。音量ではなく、音質の問題。パワーリアウインドウを積極的に下げて、エンジンサウンドを聴きたくなる様に作り込んで欲しい。過去のホンダVTECエンジンと同じにはならないだろうが、多少燃費を犠牲にしても手を入れるべきポイントだ。私の環境で「S660」の平均燃費は18.5km/L(満タン法)であった。あらためてMTは元来燃費が良いことを証明した訳だが、このクルマに低燃費なんて微塵も期待していない。もっとギア比をロー側に振って低速・低回転域の加速力を増しても良いのではないか。いずれ「TypeR(?)」をリリースする為にあえてやり残した部分なのかもしれないが、個人的にはもう少し辛口の味付けを期待していた。
正直、以前乗っていた「コペン」の方が全般的にドラマチックな味付けで、特にエンジンはサウンド・パワー共に(体感的には)スポーティだった。アチコチからギシギシ・ゴリゴリと低級音が鳴っていた事も許せるほど楽しいクルマだった。愛らしいスタイルも気に入っていたし。
一方で、「S660」の美点はミッドシップレイアウトの素性が生きるコーナリング。ハイグリップなネオバを履くこともあって、喜々としてコーナーに飛び込んでいけるのは大したもの。アジャイルハンドリングアシストの効果もかなりあるだろうが、不自然なフィーリングではなく、不必要に山道を駆りコーナーを攻めたくなるのは美点だ。また、軽スポーツとしては贅沢な四輪ディスクブレーキも特筆に値する。フィーリングも良く、実際の効きも素晴らしい。コーナーの立ち上がりでもう少し加速力が欲しくなるのは前述のとおりだが、やはりこのクルマはクネクネと入り組んだ山道を走り込んでナンボのクルマ。軽自動車初の6MTもショートストロークかつカチカチと節度感のあるシフトフィールはホンダスポーツの共通点で、「S660」を積極的に選ぶ理由となるものだ。私は約2500km程の走行距離に終わってしまったが、その大半を山道で存分に「S660」のコーナリング性能を楽しみながら距離を刻むことが出来たのは良い経験となった。世間では案外理解されない様だが、法定速度+α程度の速度域でも充分にスポーツカーを楽しめるのが軽スポーツの魅力である。
当然ながら全て承知の上で購入したつもりではあったが、やはりちょっとした手荷物なども全く積めないストイックなパッケージ(特に二名乗車時)はこのクルマに乗る回数を減らす要因となった。純粋にドライブを楽しみたい。そして物理的にもそれが許されるタイミングで有れば問題はないが、現実的にはドライブを楽しんだ先でショッピングをして帰る程度の事は日常茶飯事。そうなれば「S660」ではないクルマを選択するか、ドライブ終了後に別のクルマへ乗り換える手間が発生する。「コペン」と最大の違いはこの部分。また、折角のオープンカーであっても巻き取り式の「ロールトップ」は取り外し・収納が面倒で実際に屋根を外して走行したのは数回程度。どうしても短時間のドライブや雲行きの怪しいときは躊躇してしまった。まぁ同時期に簡単便利で大開口の「デミオ・キャンバストップ」が在籍していたから「S660」の不便さが際立ったのかも知れぬ。若い頃に乗っていたスズキ「カプチーノ」も屋根の開閉と外したトップの収納が面倒でほとんど屋根を開けなかった事を思い出した。もし私が遠方の職場までクルマ通勤をするとしたら、「S660」で通うのも悪くない。通勤なら荷物も限られる。
「S660」は未だ納車待ちが長く、今注文しても来年夏以降とか。そのお陰で買取価格も驚きの条件が提示された。車両本体はおろか、付属品や諸費用まで含めた支払総額にほぼ匹敵する買取金額だったのは助かった。現時点で「S660」の後継車は決めていない。これからは何かと動きが鈍くなる冬のシーズン。また来春以降にじっくり考える予定。とはいいつつも、「アルトワークス」が遠くの方からこちらへ手を振っている気がするのだが...。


Posted at 2015/12/16 14:28:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2015年09月21日 イイね!

[1000km突破]ホンダ・S660 台風や大雨も去ってようやくドライブ再開。

[1000km突破]ホンダ・S660  台風や大雨も去ってようやくドライブ再開。ホンダ「S660」の累計走行距離が1000kmに到達した。つい先日「デミオ」が100,000kmに到達したばかりで、キリ番到達が続いている。早いもので「S660」は納車からまもなく二ヶ月となる。雨の日など、天候がイマイチな日は「S660」の出番が無いため、8月のお盆以降はほとんど稼働せず終わってしまった。ようやく台風・大雨も収まり、天候回復。シルバーウィークは「S660」を中心に走らせたい。
先日、ホンダのお店で新車一ヶ月点検を実施。納車整備中の「S660」が二台入庫していて、試乗車と私の「S660」を加えると4台の「S660」が偶然にも顔を揃えた。無料点検に加え、オイル交換とフロントガラスの撥水加工を実施。「S660」と言えども、 オイルや作業工賃はすべて軽自動車の統一価格が適用されるらしく、申し訳ない位にお安く済んだ。洗車も500円で開店中はいつでもやって頂けるとか。
神経質な方は新車の「慣らし」をキッチリとやるのだろうが、最近の私はあまりこだわらない主義。特に、「S660」は自ずと高回転域を使うため、「慣らし」期間中の回転数縛りは守れそうになく、当初から遠慮無くガンガン回している。驚くことに、燃費は過去給油二回分のデータとして18.3km/L・20.5km/Lをマーク。AT/CVT車より実効燃費は良いだろうと思っていたが、こんな凄い数字をアッサリ出すとは思わなかった。とは言え、「e-燃費」のユーザー平均値が18.5km/L(6MT)と計測されているので、このクルマの実力としてはこんなところか。正直、燃費よりも、走りの楽しさの方がこのクルマには重要。個人的にはアクセル開度に対してもう少しアグレッシブな味付けでも良かったと思う。そして、エンジンサウンドにもう少し色気というか、過去のホンダ・スポーツエンジンらしい快音が加わればもっとこのクルマは楽しくなる。私はあまり社外パーツを装着しないクチだが、少し対策を考えたいところ。
以前から、仙台のクルマ屋さんはメーカーを問わず総じてレベルが低いと感じているが、今回「S660」を購入した店舗も全然ダメ。まぁ電話一本の飛び込みで即決した契約だったから、セールス氏にとっても棚ボタ的で思い入れの無い客なのかもしれないが、書類のやり取りや納車の日取りまで全てこちらから連絡しないと何も進まない。結局、契約から納車まで一度もセールス氏から連絡は無かった。当然(?)納車後のフォローも無く、新車一ヶ月点検の案内もハガキ一枚無し。流石にこんなクルマ屋とお付き合いを続ける必要もなく、早々に宮城県外のお店へ替えることに。まぁ何となく予想はしていたとはいえ、困ったもんです。
今回「S660」を撮影するためにカメラを新調した。「S660」は手荷物の積載も困難なクルマだから、コンパクトタイプとはいえ、デジタル一眼レフ(マイクロ・フォーサーズ)と交換レンズ等を持ち歩くのは大変。気軽に撮影出来るコンパクトカメラで高倍率・バリアングル液晶が付く、ニコン「COOLPIX S9900」を選択。結構良い絵が撮れる気がする。


Posted at 2015/09/21 03:05:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2015年08月03日 イイね!

[ファーストインプレッション]ホンダ・S660 ようやく山道で本領発揮。

[ファーストインプレッション]ホンダ・S660 ようやく山道で本領発揮。「S660」が納車されて初めての週末。天気は良いが、もはや災害レベルの猛暑にクラクラしつつも「S660」の走りを堪能すべく、山道へ向けて走り出す。途中でホンダ「ビート」と数回すれ違ったが、熱い視線を感じた。(勘違いかも知れないが..。)やはり「ビート」のオーナー様にとっても気になるクルマだろうか。逆に私は「S660」と「ビート」を乗り比べてみたいものだ。思い返してみても、しっかりと「ビート」を駆った記憶が無い。確かスズキ「カプチーノ」を購入した頃、「ビート」の中古車も試乗させて頂いた様な気もするが、もはや曖昧な記憶である。既に小学生の頃からクルマ屋さんを巡ってはカタログを頂戴し集める事を趣味としていたから、どうしてもその頃に邪険にされたメーカーの印象が悪く、特に「ホンダ」が大嫌いであった。それ故、ホンダ車を長らく無視していた傾向があり、結果として試乗経験も少ない。後に「S2000」を購入するのだが、その際も長らく嫌っていたホンダ車を買って良いものかと約1ヶ月位は悩んだ(笑)記憶が有る。まぁ今となっては過去の話。今回「S660」の購入に何ら迷いは無かった。御存知の通り(?)今の私が嫌うメーカーは「日産」と「三菱」である。共に以前は熱狂的に好んでいたメーカーなのだが。
さて。肝心の「S660」のファーストインプレッションだが、納車から約400kmを走破し、色々と見えてきたことが有る。総論を言ってしまえば、よく出来た部分とかなりイマイチな部分が同居するクルマ。要するに、今日の自動車としては結構な荒削りであり、マーケティングやクリニック調査を経て開発される平均点主義の乗用車的な手法では誕生してこないタイプのクルマだと言えるのではないか。
「S660」を賞賛する記事は掃いて捨てる程あるので、あえて「オーナー」としてイマイチと感じる部分を2つ述べたい。まずは、メーカーOPで装着した「センターディスプレイ」(internavi POCKET連携対応)と、オーディオ(iPod対応のUSBプレーヤー/AM・FMチューナー)の使い勝手は壊滅的に悪い。まぁ慣れてくれば解決される部分もあるが、説明書の記述も不足しているし、画面を見ていても操作方法が判りにくい。例えば、iPodのプレイリストを切り替える方法などは未だに判らない(笑)。また、スマホにインストールした「internavi POCKET」のアプリと連動し、カーナビ画面をセンターディスプレイに表示させるのだが、これも四苦八苦してようやく映った(泣)。しかも、画面が鮮明ではなく、正直1万円台で売っているユピテルのポータブルナビが格段に使いやすい。これは要改善ポイントだろう。但し「S660」は後方視界が悪いクルマで、軽自動車といえどもバックカメラは必須。そういう意味で「センターディスプレイ」はお買い得と思う。
先日の納車報告でも書いたが、エンジンサウンドもイマイチ。エンジンの出力やフィーリングに不満は無いのだが、いかにも3気筒エンジン丸出しのガサついたサウンドはモチベーションダウン。パワーリアウインドウを下げてエンジンサウンドを積極的に聞きたいという気にならない。今後、エージングが進むことで改善されていけば良いのだが。どちらも乗車中は常に視界に入り、耳に入る部分なだけに早急なる改善を期待している。
一方で、「S660」美点も沢山書いておこう。何と言ってもシフトフィーリングの良い「6MT」に尽きる。ホンダスポーツのセオリーに則り、超ショートストロークであり、スコスコとシフトゲートに入る。これは先日試乗した新型「ロードスター」で若干期待に届かず、ガッカリした部分でもある。特に新型「ロードスター」は信号待ち等の停止時にシフトレバーがブルブル振動しているのが不快だった。(個体差かもしれないが)このシフトフィーリングだけで「S660」を買う人が居てもおかしくない。むしろもっと刺激的にクロースした設定でも良かったのだが、それは好みの問題か。但し、ミッションのダイレクト感では「S2000」に若干のアドバンテージが有ったと記憶しているが、それも僅かな差である。
そしてターボ化されたとはいえ、高回転までストレス無く吹け上がるS07A型エンジン。むしろ、今どきのターボエンジンとして珍しい低回転域でトルクが細いタイプ。当然ながら高回転域を多用することになる訳だ。草食系のエコエンジンに慣れてしまった人達にとって、相当異質で扱いにくいエンジンに感じるのではないかと心配になる。しかし、小排気量スポーツの醍醐味はエンジンを遠慮無く高回転域までブン回して走ることだろう。既に私は慣らし運転を諦めました(笑)。このエンジンを「6MT」で操るわけだが、当然ながら頻繁なシフトワークが要求される。エンジンのトルクに任せシフトダウンをせず追い越しをするのは難しい。しっかりとシフトダウンが必要。ついでに言えば、街中で6速は(合法的に)常用出来ない。70km/h以上で最低でも2000rpmは回っていないとノッキングが出る。6速は高速道路で巡航するためのポジションと考えるべきだろう。これを「楽しい」と思うか、「面倒」と思うかで「S660」の評価が変わる様に感じる。ライバルと言われるダイハツ「コペン」と大きく違う部分でも有る。恐らく、「S660」もCVT車はかなりフィーリングが違うと思うが。
そして、鋭いコーナリング性能に一役買っている(と思う)「アジャイルハンドリングアシスト」も面白い。かなり強引なラインでコーナへ侵入しても、グイッと鋭く切れ込んでいくのは大したもの。LSDの切れ味とは少し異なるが、「アドバン・ネオバ」のハイグリップタイヤと合わせ、ミッドシップ・スポーツの醍醐味を味わうことができる。軽自動車では贅沢な4輪ストラット式サスや4輪ディスクブレーキも大きく貢献している。ついでに言えば燃費が良すぎる(笑)事。遠慮無くアクセルを踏んでエアコンも全開で稼働しているが、メーター内の平均燃費計は20km/L前後で推移。正直、燃費なんて気にするクルマではないのだから、もっと過激な走りに振って欲しいくらいだ。
日本の狭くてクネクネと続く峠道をコキコキと「6MT」を駆使しながら走ることが楽しいクルマ。どうせ荷物もロクに積めないし、車内も窮屈で快適とは言いがたいクルマ。結局のところ前を向いて「走ること」に没頭する事がこのクルマ唯一の目的であり、最大の楽しみであろう。ただ、それ故に日本のクルマ事情に照らせば購入・維持のハードルは結構高いクルマ。すべて理解した上で購入したつもりではあるが、やはり「S660」でドライブした先で買い物をして帰りたい事はある。また、急な降雨に備えて傘を収納するのも大変。今後も色々と悩ましいことも有るだろう。これから「S660」を買われる方のために少しでも参考になれば幸いである。
冒頭で述べた通り、「S660」は隅々までしっかりと考えられ作りこまれたクルマでは無いが、ここまで走りに特化したスパルタンなスポーツカーがこの国で商品化まで漕ぎ着けられた事が奇跡だと感じる。「S660」が今後どう進化し、将来的にどんな評価を集めるのか非常に楽しみなクルマ。とりあえず、クルマ好きとしてホンダの英断に賛同し購入する事で一票投じる事が出来たのは良かった。


Posted at 2015/08/03 21:00:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2015年07月27日 イイね!

[本日納車されました~]ホンダ・S660 "α"(6MT) 再びホンダのSへ。

[本日納車されました~]ホンダ・S660 "α"(6MT) 再びホンダのSへ。突然ではありますが、本日ホンダ「S660」が納車となった。正直思っていたよりも早い納車で驚いた。今年の3月末に正式な発注を終え、7月末に生産予定だと口頭で説明を受けていた。とは言え、完全に通りすがりで一見さんの販社で契約したこともあり、口約束だけの納期が本当に守られるのか半信半疑(笑)であったが、結果はそれよりも少し早まって7月中旬に生産が完了。そういう意味では、注文が殺到し、クルマが取り合いになっている首都圏に比べ、新しいモノをあまり好まない気質の仙台は穴場だったのかも。私が購入した販売店では第一号納車との事だ。
早速、慣らしも兼ねて高速道路を中心に250km程走ってきた。実は「S660」を運転するのはこれが初めて。事前の試乗も出来たのだが、今回は先入観が無いニュートラルな状態で納車を迎えたかったので自粛していた。早速簡単なファーストインプレッションを書いておく。
グレードは「α(アルファ)」の6MTで、メーカーOPはセンターディスプレイ(バックカメラ付)とシティブレーキアクティブシステムを装着。本体価格はOPも含め226.6万円(税込)。これを高いと感じる方も少なからず居るだろうが、私はむしろ「S660」はバーゲンプライスだと思う。もしこのクルマが欧州メーカーで生産されていたとすれば簡単に倍以上の値付けになるだろう。「S660」はハンドバッグの置き場所すら悩む完全な趣味のクルマ。実用車の常識で評価すべきではない。
何にしても、まずは「低い」。乗り降りも結構大変だが、これだけでスポーツカーに乗っていると気分が高揚するのも事実。そして結構エンジン音が遠慮無く侵入してくる。ボディ剛性(感)は想像以上にガッチリしていて、ドアが閉まる音も「S2000」にも似た低く太い音で驚いた。スカットルシェイクが皆無とまでは言わないが、これだけガッチリしていれば安心感すら感じさせる。脚は思っていたよりもソフトでよく動く印象。ステアリングも軽い。これは先日試乗した新型「ロードスター」にも通じる部分。エンジンはホンダの得意分野でターボ付きでも高回転までストレス無く吹け上がるタイプだが、もう少しサウンドのチューニングに期待したいところ。3気筒特有の安っぽさを感じてしまう瞬間がある。正直、アウトプットは先代「コペン」に搭載されたJB-DET型直列4気筒ターボエンジンの方が刺激的だったと記憶している。但し、JB-DET型はあまり高回転まで回す意味がなかったから、「S660」のS07A型とはキャラクターが違う。低中回転域のトルクはコペンに劣るが、高回転域まで息の長い吹け上がりは「S660」の特徴だろう。最近モヤモヤしたフィーリングのCVT車が氾濫しているから、「S660」の6MTは結構新鮮味があるのではないか。今どき珍しく、しっかりと適切なシフトポジションを選んでクルマをコントロールする必要がある。失敗すれば失速し、ノッキングも発生する。でもそれこそがマニュアル車を駆る楽しみでもある。シフトストロークはかなり短く、手応えもシッカリ。「S2000」との比較ではミッションの剛性感で一歩譲るが、これだけでも「S660」を買う理由になる。燃費も良好で、車載燃費計の数値では21.0km/Lを記録していた。
久しぶりにしっかりと乗りこなすには多少の時間と距離を共にする必要が有ると感じたクルマ。確か「S2000」を買った時も同じように感じた記憶が有る。ND型「ロードスター」ではなく、「S660」を選択したことに後悔はない。「ロードスター」の後ろ姿が好みでは無い事と、全幅が1735mmである事。個人的には軽量化も含め、全幅は1695mmに留めて5ナンバーサイズへ回帰して欲しかった。その点、「S660」は軽自動車の規格内に収まっていることに価値を感じ、一票投じることとした。さて、これから暫く難しいハナシは抜きにして「S660」で走り回ることとしよう。

Posted at 2015/07/27 23:27:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2015年03月30日 イイね!

[ニューモデル]ホンダ・S660 (エスロクロクマル)「走る喜び」の実現

[ニューモデル]ホンダ・S660 (エスロクロクマル)「走る喜び」の実現ホンダは新型2シーター・オープンスポーツの「S660(エスロクロクマル)」を4月2日に発売する。また、発売を記念した特別限定車「S660 CONCEPT EDITION」を660台限定で発売する。
「S660」は、見て楽しい、乗って楽しい、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂ぶる本格スポーツカーを追求し、「Heart Beat Sport」をキーワードに、Hondaらしい「走る喜び」の実現を目指して開発された。スポーツカーの醍醐味である、曲がる楽しさを最大限に体感できるよう、高い旋回性能にこだわり、ミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)レイアウトを採用。低重心と理想的な前後重量配分である45:55を実現した。また、高剛性と軽量化を両立した専用開発ボディーは、風や空を感じ、非日常的な運転環境を味わえるオープンエアな空間であると同時に、コンパクトで包まれ感があり、人とクルマの一体感をもたらす快適なドライビング空間とした。さらに、「走る楽しさを、誰でも気軽に味わえるようにしたい」という想いから、エンジンには低回転域から力強く、高いアクセルレスポンスを可能とする専用のターボチャージャーを搭載。トランスミッションには、軽自動車として初となる、新開発の6速マニュアルトランスミッションの採用に加え、スポーツモードを備えた7速パドルシフト付CVTも設定し、スポーツカーらしいドライビングと日常での扱いやすさを実現した。
限定モデルを除く、「S660」の販売計画は800台/月。グレードはベースモデル「β」が198万円(6MT/CVT)。上級モデルの「α」が218万円(6MT/CVT)となる。ボディー色は全6色を用意するが、ベースモデル「β」はプレミアムスターホワイト・パール、プレミアムミスティックナイト・パール、アドミラルグレー・メタリックの3色に限られる。上級モデルの「α」はこれらに加え、プレミアムビーチブルー・パール、カーニバルイエローII、フレームレッドの全6色から選択が可能になる。「ビート」の事を懐かしく思い出す世代に「カーニバルイエローII」とは洒落が効いている。
クルマ好きにとっては、間違いなく今年最大のニュースとなるであろう「S660」の発表である。本来ならば、もう少し早く登場しているはずだった。リコール対応など品質問題を抱えたホンダにとっては問題の連鎖を断ち切るためにも必要な期間だったのだろう。ようやく現れた「S660」はそんな暗いムードを吹き飛ばす様な明るいニュース。「マツダ・ロードスター」のフルモデルチェンジも間違いなく今年のビッグニュースである。世界的にこちらの方がニュース性は高いだろうが、恐らく日本市場では「S660」の方が大きな話題になるだろう。
「S660」は軽スポーツのカテゴリーとして、「コペン」や「アルトターボRS」と比較される事があるだろうが、本質的には全く違うジャンルのクルマと理解すべき。何故なら、大量生産される事を前提に開発された汎用性の高い乗用車系プラットホームを利用する「コペン」や「アルト」と違い、「S660」はその大部分を専用開発した純然たる「生まれながらのスポーツカー」である。「S660」は軽自動車の尺度で考えれば高価にも感じるプライスだが、その内容をじっくりと見ればむしろバーゲンプライスである事が判る。少し大袈裟に言えば、「S660」のライバルは「コペン」ではなくもっと小規模な生産体制で純粋に走りを楽しむために存在する「ロータス・エリーゼ」や「ケータハム・スーパーセブン」と言えるかもしれない。(もしくは生産中止になったホンダ「S2000」かも)逆を言えば、「アルトターボRS」の驚くべき低価格もこれまた賞賛されるべきだ。
「S660」に実用的なラゲッジスペースが一切用意されない事に軽い衝撃を覚えた。正直、「ビート」の経験から「S660」はラゲッジスペースにも一定の配慮をするだろうと勝手に思っていたが、見事に外れた。完全に走りを楽しむことだけを目的に開発された軽スポーツカー。このクルマがどの程度現代の国内市場で受け入れられるのかが興味深い。新型「アルト」を普段の下駄クルマに使い、「S660」をドライビング専用として使い分けるっていうのも楽しそう。まぁ2台分の置き場所が確保出来る事が前提であり制約となる訳だが、クルマ好きとしては夢の膨らむ話である。
個人的に「ホンダ・ビート」は若い頃に乗りたかったけれど、結局所有する事が叶わなかった1台。(その筆頭はアルシオーネSVX)「S660」を「ビート」の代わりに...という訳ではないが、折角メーカーが頑張って世に問うた以上は、クルマ好きとしてそれを買うことで一票を投じなければなるまいとは思う。後はそれがどのタイミングなのか。何にしても、非常に楽しみなクルマ。是非試乗してみたい。


Posted at 2015/03/30 23:11:29 | コメント(6) | トラックバック(0) | S660 | クルマ

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「[整備] #ジムニー ラゲッジフラットボックス制作 http://minkara.carview.co.jp/userid/177731/car/2280074/4001872/note.aspx
何シテル?   11/25 15:03
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