先週金曜日、出張の帰り道…
15:00頃に片側1車線の高速道路を走行しながら、
この道路、こんなに傾いていたっけ? と。
ステアリングを少し左に切った状態じゃないと、真っすぐ走らない。
よく見ると景色も傾いているので、今まで気づかなかったけど
こんなに傾いた道路だったんだな…と思いながら帰路を急ぐ。
ジャンクションから片側2車線の高速に入って走ってみたけど…
それでもステアリングを切った状態が続き、何か変だ。
クルマの動きも、なんか重い気がする…と思っていたら、
車両右前方から、ザーと言うような何かが擦れるような音まで。
明らかにクルマが右に傾いている。
目前に迫るトンネル。
停まらなきゃ!
トンネルの入口手前に、非常駐車帯を発見。
ハザードを出しつつ後続車両が居ない事を確認し、ゆっくり減速して停車。
後続車両をよく見て安全を確認してから、右フロントタイヤを見ると…
思いっきり潰れています。
パンクでした。。。
いままで運転してきて、走行中にパンクに遭遇するのは初めて。
しかも高速道路上…
落ち着く事が肝心かなーと、まずは先輩に電話。
パンクして止まりましたーどうしよ?って笑いながら話しました。
これでずいぶん落ち着きました。
最初に三角表示板(停止表示器材)を設置。
高速道路上での停車時には設置しないと違反になります。
後続車の邪魔にならない所に、目立つようにって意外と難しく…
次に、道路緊急ダイヤル #9910 に電話してみました。
〇〇高速の上り線、××トンネルのすぐ手前の非常駐車帯で
パンクで止まってしまいました。どうしたらいいの?って。
電話の向こう側で、高速の監視カメラに映るワタクシを見ながら、
そこは〇〇〇キロポスト地点なので、
場所を伝えてレッカー等手配してください。との事でした。
停車位置が走行車線にハミ出しておらず、
他の車両の往来に障害や危険が無い場合は特に対応しないとの事でした。
次に、会社に報告。忘れると後々…ねぇー
リース車両なので、そこに連絡して進めることに。
リース会社の故障受付に電話して、パンクしたんだけどー
どーすんの?って聞いてみたら、
スペアタイヤは積んでる?
→あると思うけど…確実じゃない。荷物満載なのですぐに確認できない。
スペアタイヤが載っているかはリース会社側でも確認するが、
タイヤが無い場合はレッカー移動なので手配しますとの事で待ち。
レッカー車両がパンク車両の前に停まれるよう、
可能なら非常駐車帯の後ろに下げておくよう指示がありました。
安全を良~く確認しながら、超ゆっくりとクルマを後ろに移動。
待つのも確か、クルマの中じゃなくてガードレールの外だったよな…と思い
その通りにしていたけど…日差しが暑い。そしてトイレ行きたいけどガマン。
高速道路の本線近くでクルマから降りたことなんて無かったけど、
近くを走る車は大迫力ですね。恐怖以外の何物でもありません。。。
まだ晴天の昼間で良かったな…パンクしたけど無事に停まれて良かったな…
などと電話を切ってから待つこと約30分。レッカー到着。
こんな時のレッカーのおっちゃん、ヒーローに見えますよねw
まずはスペアタイヤの積載確認。
一人では走行車両が超怖くて出来なかったけど、
おっちゃんに一緒に荷室の荷物を降ろしてもらって…
荷室の下の収納スペースから発見!
対応いただいた内容はこんな感じです。
・車両の取り扱い説明書を確認。
・スペアタイヤの空気圧を確認、補充。(3.0→4.2kgf/cm2)
・右リアタイヤを外してスペアタイヤを装着。
・右フロントに外した右リアタイヤを取付。
作業は到着から30分くらいで終わりました。
車両に異変を感じてから再出発までは約90分でした。
スペアタイヤなので、80km/h以下で走るように!
早めにタイヤ交換して元のタイヤに戻すように!
いつも以上にゆっくり、安全運転で!
と言い渡されて無事に帰着できました。
ご対応いただいた おっちゃん、ありがとうございました。
帰着して思う事…
今回はリース会社経由で事なきを得たけど、
マイカーだったら…
コペンもセレナもスペアタイヤなんて装備していない。
今回のような事が起きたら…
・JAFを呼ぶ?
・自動車保険のロードサービス?
やはり気になるのは、かかる費用の事ですよね。
この機会に今回のトラブル(昼間/高速道路上/パンク)を例に
料金などを調べてみました。
ワタクシはJAFにも加入していますし、保険会社のロードサービスも使えそうです。
JAF会員(年会費¥4000)では
・スペアタイヤへの交換作業無料(非会員:19620円)
・パンクの応急修理1本まで無料(非会員:21520円)
・15kmまでのロードサービス(牽引)無料、以降¥730/1km
(非会員:21520円+牽引730円/1km)
自動車保険のロードサービスでは
保険会社により差があるとは思いますが…
・スペアタイヤへの交換作業無料
・パンクの応急修理は対象外で、ロードサービス(牽引)となる
・50kmまでのロードサービス無料
そしてトラブル時の連絡先は、自動車保険の故障受付で良いようです。
保険会社で対応できるなら、JAF要らないんじゃない?
とも思いましたが…
自動車保険+JAFで「
無料サービスの適用範囲拡大」なんてのもあって、便利そうです。
やっぱりJAFには入っといた方がいいのかな…
本当は、セレナにはスペアタイヤを搭載するのが良いのでしょうけど、
とりあえずは純正のスプレータイプのパンク修理剤に加えて、
パンク修理キットでも装備することにします。
お守り代わりと言ったところでしょうか。
【今回の教訓】
・クルマに異変を感じたら、安全な場所にすぐに停車して確認しよう。
※パンクしたタイヤで少し走行してしまったため、
パンク修理では済まずタイヤ交換になりそう。
・有事の際に、どこへ連絡するのかは調べておこう。
※普通は自動車保険の受付
・スペアタイヤを搭載しているかどうか、どこにあるか位は分かるように…(/。\) ハズカシイ
・スペアタイヤの空気圧も時々確認、補充しよう。
・
三角表示板や
パンク修理キット位は載せておこう。
ちなみに、パンクしたタイヤを後で良く見たんですが、
何も刺さっておらず原因は分からず。
悔しいので空気を入れてみたら…シューっと漏れている穴を確認。
とても細く、鋭いモノを踏んだようです。
日頃の行いですかね…おかしいなぁ…
今思うと、スペアタイヤを載せているのなら、自分で交換も出来たよなー
とも思うけど、高速道路本線上で作業するなんて危険ですよね。
SA/PA内や、一般道の安全な場所で停まれた場合はDIY交換も可能かと思います。
今回はプロに任せて、正しい判断だった…と言う事で。
皆様も、引き続き安全運転で!