今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、トヨタのヴォクシーです。
その日はたまたま白いヴォクシーが2台並んでの作業でした。
アルパインのヴォクシー専用の11インチのビッグⅩを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
まずはビッグⅩを一度取り外して、裏から音信号を取りだします。
横18センチ・縦10センチの本体に横20センチの画面が付いている横にスイッチパネルを取り付けているから、あのスペースで11インチが入るんだな、とばらした所を見ると納得出来ました。
取り出した音信号はPSTケーブルでグローブボックス下に送り、MDF板を敷いた上に現行ノア・ヴォクシー用の値のピュアコンを取り付けました。
ツイーター用のアウトはダッシュに高域特性を重視したPSTケーブルで送り、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
最近ではFMラジオのCMではATX-25の専用のコマーシャルを流していて、福岡県では段々メジャーになって来ています。
ピュアコンのミッド用のアウトは純正配線に割り込まして、ドアの純正スピーカーを鳴らします。
元々低音は出すぎぐらい出ていますが、外板裏にベーシック防振を加える事で更に量が増して、余分な響きが無くなる事でしっかりした音で鳴ります。
外板裏は何も貼ってないので、ここの響きを無くすと音質アップだけでなく、静粛性もアップします。
そして内張りを組み付けたら全ての作業は完了です。
音調整はまずビックⅩのタイムコレクション機能をゼロにして、それからジャンルの違うCDをあれこれ鳴らしてからスピーカーを慣らします。
フラットで音のメリハリは付き過ぎだったので、数ヶ所マイナスに振って、これで楽器本来の音やボーカル本人の声に近くなったのでメモリーしました。
最後にヴォクシーをピットから外に出して、防水テストを行ってパスしたら出庫の準備です。
音が良いだけでなく、近年のゲリラ豪雨に対しても対策していて、万全の状態で納車を致しました。
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Posted at
2017/11/09 10:52:36