井川ブログでは以前はNHKの朝の連続テレビ小説の話をしていましたが、毎回「朝の時間がもったいないから、次のシリーズからは見ない様にします。」みたいな事を書いていて、今回のシリーズ『わろてんか』は最初の頃はお笑い芸人の話dさからと見ていませんでした。
しかし最近では寄席小屋を自分で経営する様になって、ちらっと見てしまったら「経営者としてこれはダメでしょう!」みたいなシーンが多くて、結局途中から毎日観る様になりました。
でも鈴木京香さん演じるお母さんが言われる商売の極意がツボを得ていて、「その通り!」と言いたくなる内容で、毎日見ていました。
しかし寄席小屋も北村笑店となり、お母さんは安心してアメリカへと旅立ちました。
ここで安泰かと思ったら、好調で人手不足なのにもう一軒寄席小屋を増やすという危ない橋を渡る様な事をして、「自分ならここでは増やさないのに!」とハラハラしながら観ています。
そういえば自分が自営業を始める前に1ヶ月だけ働いたカー用品店があって、そこの社長が2・3キロぐらいしか離れていない場所にもう1店舗出店すると言っていて、「店を2店にすれば売り上げが2倍になる!」と言っていました。
社員は反対していて、「井川はどう思うか?」と聞かれたので、「このエリアでカー用品のシェアがこのぐらいあって、今の売り上げがこのぐらいで、他の店から少しずつお客さんが流れて来たとしても2店合わせて1・5倍ぐらいの売り上げしか見込めず、経費が倍になるから今の店で頑張って1・2倍の売り上げにした方が利益が出ます。」と言いました。
社長は「直ぐにやめないといけない!」と言ったものの、いろんな業者が「今更やめてもらっては困る!」となって、出店せざるをえない状態になっていました。
別に自分は経営を大学で学んだ訳ではなくて、直感だけで答えていて、「こんな事も分からない社長の下では働けない!」と直ぐに店を辞めて自営業を始めました。
その後その店は3店舗まで増やした後、2店舗を閉店して、結局1店舗のみの営業となりました。
そんな過去の経験があって、簡単に店を増やすというのは『怖い!』というイメージが付きまとい、毎日ハラハラしながら『わろてんか』を観ています。
そんな『わろてんか』のテーマ曲の、松たかこさんの『明日はどこから』のCDを買って、毎日車内で聴いています。
90年代は毎日聴いているからという理由で朝の連続テレビ小説の主題歌を調整用のCDで使っていた事がありますが、今考えてみたら本人に会って生の声を聴いた事の無いのにイメージだけで調整していて、それではなかなかツボが掴めなくて、「時間がかかる割には良いセッティングにならなかったな。」と、今となっては反省の日々です。
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Posted at
2017/11/28 18:49:14