今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業からボルボのXC60です。
全車異型パネルのナビオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工と、ドアスピーカーの交換の作業を行いました。
XC60のドアはグリルが縦に長いので楕円が入っている様に見えますが、中身は16センチの丸型で、ミラーの後ろにツイーターが付いている2WAY構成です。
まずはドアの内張りを外して、外板裏とインナーパネルとドアポケットの3ヶ所に分けて防振材を貼ります。
スピーカー裏は下半分に工場でマットが貼ってあり、上半分は何も貼ってないので・・
響きの中心に防振メタルを貼って、車内からPSTのスピーカーケーブルを引いて来て、インナーバッフルを製作して組み付けます。
インナーバッツフルにはレインガードを取り付けて、JBLのP660の16・5センチのミッドバスを取り付けて、周りにシール材を貼ってから内張りを組み付けます。
そしてダッシュ上にスタンドを使って角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、フロント2WAYスピーカーを全て交換した形になりました。
純正の位置に比べたらツイーターの位置や角度が大きく変わっているのが分かり、正確な音色で聴きやすい音に変わりました。
車両アンプから取り出した音信号をグローブボックス下のピュアコンに送り、これまで他のボルボ車で使った値を仮に入れて音を鳴らして、エージングCDを使ってスピーカーを慣らしてから本格的な調整に入ります。
V40やV60と基本的に同じオーディオですが、着座位置とスピーカー位置の微妙な違いを詰めるためにピュアコンのパーツを交換して音を追い込みます。
車の近くにパーツを移動して来て、あれこれ交換して、ツイーターとミッドバスのつなぎ目が濃くなったり薄くなったりを繰り返して、「ここが一番生音に近い!」という組み合わせを見つけて、イコライザー調整に移りました。
ボルボのイコライザーは5バンドで、あまり細かく調整出来る方ではないのですが、事前にピュアコンで音を追い込んであるのと・・
イコライザーと別にバス・トレブルが付いていて、それを5バンドと合わせてパナメトリックイコライザー的な使い方をして、少ないバンドながら理想的な慣らし方が出来ました。
アンプ付きのイコライザーを追加すれば簡単にバンド数を増やす事が出来ますが、車両アンプから接続する時にイコライザー側の内蔵のハイローコンバーターでロスが出て、音に新鮮さが欠けた状態で多バンドのコントロールが出来るという事になってしまうので、今のところピュアディオでは車両アンプを使ったストレートでピュアな音を推奨しています。
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