今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、ホンダのNワゴンです。
ラグビーワールドカップ記念仕様の軽自動車なのに白いナンバーです。
ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張りを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
次にナビからPSTケーブルで音信号をグローブボックス下までひいて来て、Nワゴン専用チューンのピュアコンにつないで、周波数幅とインピーダンスを調整して純正のドアスピーカーと後付けツイーターに分配します。
ダッシュ上の何も付いていない場所に・・
スタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
Nワゴンのドアスピーカーはリスナーから見てかなり下に付いていて、グリルの音ヌケも悪いので、コイルの巻き数をかなり少なめにして上限周波数を伸ばしています。
巻き数が極端に少なくていいからと、逆に無くしてしまうとそれはそれで変で、絶妙なチューニングが必要になります。
Nワゴンは発売直ぐに実車を買って実験して確認しているので、その絶妙なチューニングは多くの方から好評を頂いています。
ここまではスイスイと作業は進んだのですが、デモカーと差異があって、助手席のシート下にカー用品店で取り付けたパワードのウーファーが付いていて、ドアスピーカーの音の下の方の周波数とウーファーの音域がかぶさっていて、低音の量は出ていても解像度は低いという状態になっていました。
こんな場合はLCTというパーツを取り付けて、ミッドの下限周波数に制限をかけて、ゲインも上限周波数の設定もマックスになっていたウーファーのコントロールを、ゲイン半分の上限周波数は70から80ヘルツぐらいに設定しました。
そしてイコライザーの設定も変えて音を整えて、一度お客様に聴いて頂きました。
お客様は運転席で自分は助手席に座って、「ウーファーのゲインを上げれば量は増えますが、クオリティーは下がるので、この辺がちょうど良いのでは・・」とご説明しました。
実はお客様がお好きなアーティストの女性ボーカルの方と自分はお会いして生の声を聞いた事があって、しかもラジオ番組の打ち合わせで直接携帯に連絡を取っていたので、本人の写真入りのラインが自分の携帯にある状態でした。
普通カーオーディオの専門店のオーナーがエイベックスのアーティストの声を生で聞く事はありませんが、ラジオ番組の制作の関係で本人の声を知っているので、誰も知らない声を自分だけ知っているという、ある意味反則の音調整です。
ベーシックのWパッケージとLCTの追加でNワゴンのオーディオの音はかなり生音に近づいて、お客様は納得して宇部店を後にされました。
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