師走も師走というこのタイミングで
風邪こじらせて臥せっているRed13です。(´д`;)
クリスマスに公開された例の動画。
既に70万回以上再生されておりますね。
VIDEO
みんカラ上でも凄い勢いで拡散してますし、
僕のみん友さんや、リアル交友の方でも
「初めて(モーターヘッド)買ってみたよ!(・∀・)」という声が
かなりある!
僕も発売日にゲットしてきましたが、
なんか、勿体なくて、まだ全部読んでません(笑)。
で、
ワタクシ、この『モーターヘッド』、1号以外の2号以降、全て持ってます。(*´ω`)
“にわか”とは違うのだよ、にわかとは!(☆Д☆;)
…って言いたいだけです…www
ええ、小さい男ですwww
あ、ちなみに、ウアイラが表紙の11号が抜けてますが、
会社のロッカーに入れっぱなしだったのを忘れてましたww
最初は偶然、4号を見つけたのでした。
時間つぶしに立ち読みしようと寄ったクルマ雑誌コーナーに
平積みされてた表紙にグッと惹き付けられました。
直感的に
「これはふつーのクルマ雑誌じゃない。なんかヤバい臭いがするw」 と思い
パラパラとめくると「MHゼロヨン」と名打った
アヴェンタと隼がガチゼロヨンしてるクレイジーな企画!
その次のページでは997GT3 vs ドラッグチューンしたVW Type1(いわゆるビートル)!
V8積んだ930 vs 5.7L化したS30!
ブッ飛んでる、あたまオカシイwww
ガムボール3000、ケン・ブロックインタビュー、深夜の首都高、ハイエンドホイールのうんちくなどなど、扱うネタは多方面。
まぁ、出てくるクルマはGENROQ的なのが多いですが、
でも、この本は
「クルマで遊ぶ」 をトコトン突き詰めた世界だ、と感じました。
もう、一発でヤられました。(*´ω`)
すぐにバックナンバーを取ろうと思ったら、1号は既に絶版。Σ(°Д°;)
密林で調べたら1冊10000円くらいのプレミア取引されててビビった。
さすがにそこまではアレなんで1号は諦めて、ふつーに買える2号と3号を取り寄せました。
そして次の5号。
特集は「開き直ってレーシング。」
この5号で、ワタクシ更に引きずり込まれました。
穴が開く程読みました。全ての文章読みました。(;゜Д゜)
ドンピシャドストライクのクルマばっかり!!
“走り”に特化したクルマは美しい!
それ以降も、発売ほぼ同時に購読し続けてます。
“突き抜けた(金もたんまり掛かった)カスタムカー”をメインに置きながら
GT3やニュル24、フェスティバル・オブ・スピード、ラリークロスのレポート等もあり、
またクラシックヴィンテージやオフロードも取り上げたりと、
「クルマ遊びならなんでもあり」で、色んな方面の内容を一冊で読めるので
自分の興味の無い分野も「へー、そうなんやー」とチラ見できる。
ワタクシ、ふつーにしてたら“ゲンバラカスタム”やら“レクサスの撃沈エアサスの話”なんて、まず触れませんからwww
LBワークス、FABデザイン、RWBなんていうものも知り、
ハイエンド鍛造ホイールにも多少詳しくなりました。
今の僕の赤ターボ号のキャリパー塗装や、ボディの差し色、ホイールチョイスなんかは
この本の内容から着想を得た部分が少なからずあります。
ですが。
僕が『モーターヘッド』に惹かれてる理由は、実は別にあります。
スーパーカー沢山載っててかっこいいー。とか
こんなイヂリ方するんやー、へー。とかじゃないんです。
それは、この本が
「キレイゴトを言わない」 所。
…という表現だと語弊があるんですが、
なんというか、ストレートに書くのは若干躊躇うんですが…
だいたい毎号、“あうとろー”な内容の記事が数ページ入るんですよ。
大抵は“夜中の首○高”ですけど、
ぶっちゃけ「こんなん記事にしちゃっていいの?」とちょっと心配になるような話ww
最新の14号にもちょろっと出てますね。
初期の頃はあの手の内容がもっと多かった。
「こんなこと… して…
いいんや!? (・∀・)」
と、思わずニヤニヤする感じのwww
そりゃ、ストレートには書いてないですけどね。
でも『湾○○ッドナイト』の漫画よりも、より現代の“現状”を
リアルな空気で垣間見る事が出来る。
…今パラパラと読み返してみたら、
紙面に出ているクルマの何台か、みんカラで見たような気もしたり(笑)。
なんし、今の世の中、なんでもかんでもすぐ騒がれ、炎上し、謝罪し、そんなんばっかじゃないですか。
大した事でもない事をウダウダウダウダと重箱の隅をつついて槍玉に揚げーの、すぐ規制しーの。
体罰教師だ、マイルドヤンキーだ、なんでもかんでも“イイコチャン”化させられてる。
新車市場だって、エコだ燃費だ緊急ブレーキだ。
某モデルさんが出てた先代ア○トのCM
「すっごい低燃費な君と、どこ行こうか考えたら、すっごいワクワクしてきた」
笑わすなFuck!!(°皿°#)
アクセル浮かせた燃費走行でなにをどうワクワクしろとwww
床まで踏んでなんぼやろが!爆発させてなんぼやろが!!アドレナリン出さなあかんやろがーー!!
…という気概でね、行く時ってのが必要、且つ重要だと思うのですよ、人生には。
突破力ですよ、突破力!www
ともあれ。
あのタイミングでこの本に出会っていなければ、
僕のクルマはもっと大人しい仕様になってたハズですwww
僕のカーライフに少なからず影響を与えてくれた『モーターヘッド』ですね。
『モーターヘッド』は、
「カスタムの突破力」 という文言がキャッチコピーです。
でも、自分のクルマをカスタムするのには興味無い人でも、クルマ好きなら楽しめると思います。
『モーターヘッド』はスーパーカー雑誌でもなく、ホイール雑誌でもなく、
「突き抜けたクルマ遊び」のガイドブック だと思います。
「モーターヘッド」の「モーター」は言うまでもなくクルマのこと。
“クルマの事ばっかり考えてるクルマ馬鹿、カークレイジー” の意味(笑)。
しかもカタカナなのがいいw
…で。
今気付いたんですが…
そのキャッチコピー。
「カスタムの突破力」 。
毎号、表紙の右下に小さく書いてあるんですよ。
だがしかし!!
「箱根ゼンカイ」の14号には書いてない!!何故だ!!
(坊やだからさ…)
思うに…
この「箱根ゼンカイ」の企画…
…実はもっと大きな狙いがあるんではないだろうか、と。
動画公開から4日で既に小さな社会現象になりつつあるし、
自動車雑誌業界、ひいては日本の自動車業界・モータースポーツ業界、
さらに大きく見れば、日本人のクルマに対する価値観そのものを根底から問いただす流れになっていくのではないか?と、期待を込めた予感を感じている。
現に、国交省にこんな話が通った時点で既に歴史は動いたと思う。
『モーターヘッド』は、ただの“クルマカスタム誌”でいるのをやめようとしているんでは?
と、廚二病的、あるいは陰謀論的な思考がにょきにょきと鎌首をもたげてきていますが、
……うん、たぶん風邪ひいて熱っぽいせいだなwwwwww
今回の「箱根ゼンカイ」企画。
僕の目には、今までこっそり載っていた“あうとろー記事”が、表舞台に出て来た、と見える。