今日は福井県越前市春日野町の山の中にある春日野隧道へ久しぶりに行ってみようかと出かけましたが、現地へ接近する最寄りのルートの出入り口に立派な門扉が…。
時間はすでに14時半。もう一方の南越前町側からのルートで徒歩往復1時間半をかけて行くには遅すぎる時間…。
訪問はあきらめましたが、ここまで来て手ぶらで帰るのもつまらないので、近くにある旧北陸本線山中隧道へと向かいました。
まあ、3月に来たばかりですが、今回は全長1,194mを徒歩で往復してみました。
トンネル内の写真は、ひたすら退避坑を撮っていたら枚数が多くなってしまったので、フォトアルバムにアップしました。
このトンネルは、先日訪れた旧中央本線鳥居隧道と違って反対側の光が見えてますし、道路転用されているおかげで照明が設置されていることが何よりの安心感を与えてくれます。
ただし、たまには通行車両がやって来るというわけで、坑口にヘッドライトの灯が見えたら退避坑へ隠れます。
トンネル内を歩くため、こちらも頭にヘッドランプを点けてウロウロしていましたが、遠目からだと「白い玉」がフワフワと動いているように見えたかも(服装も暗色系でしたし(笑))。なかなかトンネル内に進入してこない車もありましたからね。
さて、先回と変わっていた点は、新たに壁面補修された箇所が何か所か見られたことです。
見たり触ったりした感じでは、新品の煉瓦をはめ直したのではなく、茶色の補修材を塗り込めて、煉瓦模様に見せてあるようです。周囲との調和を考えると、もっとくすんだ焦げ茶色にでもしたほうが良い気もしますが、素材の関係なんでしょうかね。
補修されているといっても、まだまだ降雨のごとき漏水が至る所から流れ落ちていて、補修が完了するには何年何十年とかかるのかもしれません。
今庄側坑口まで来たらすぐにトンネル内へとUターン。
車を停めてある敦賀側の坑口に戻ってきた頃には夕日が差し込み周りはオレンジ色。
夕暮れ時の風景もなかなか良い味でした。
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北陸本線 鉄道・廃線跡 | 日記
Posted at
2017/12/02 23:12:39