昨夜、ワタシの元に新しいオーディオ機器が加わりました
SONY ST-S333ESGという中古FM/AMチューナーです
1989年発売、といえば当時はエアチェック全盛期の絶頂か少し過ぎた頃でしょうか
今は亡きFM誌がいくつも発行されていましたね~
よく買ってました(笑
この機種、とあるHPで絶賛されており興味がありました
※商品詳細は関連情報リンク先をご参照ください
確かに、バブル景気の真っ最中に設計、製造された機種ですから
どこを見ても贅沢なつくりになっており、しっかりメンテナンスすれば長く使えそうな感じです
筐体(きょうたい:骨格を含むボディとなる箱ですな)のつくりなどは明らかにゴツイくて
先日クリーニングしたKENWOODのCDプレーヤーなどはまったく及びません
こういうところにメーカー思想や音の違いが隠れているのかもしれません
実を言うと、手元にあったFM/AMチューナーがトラブってしまいました(悲
修理に出そうか悩んでいますが
取り急ぎ音質的に満足できそうで、手頃な価格のチューナーが欲しかったんですよね
昨夜ブツが送られてきたので早速チェック
問題が二つあり、実用上は故障品です
いわゆるジャンク(JUNK)品ですね
このクラスのチューナーが中古品店に並ぶことはほとんどなく、
入手先はネットオークションです
競合は多かったですが、正常動作品よりは割安で入手できました
肝心な受信機能は正常で出力側に問題があるとのことなので
その症状から自前修理にて治癒する可能性大と判断しました
案の定、天板と底板を外してみると一つ目は想定の範囲内
オーディオ出力端子が基板に半田付けされている部分にクラック(亀裂)が入ってました
これでは端子ごとグラグラ動いてしまい、接触不良のような状態になります
SONY製品は案外このような症状が出るようです
部品取り付け構成に問題アリなんですが、非常につまらない原因ですね
もし、これで故障廃棄されようものなら機器がかわいそうです
ま、そういったものがあるから割安で手に入るわけでもありますが
この程度なら半田修正で簡単に直せます (^-^/~~
昨夜は感度調整だけを先にやって受信レベルの回復を確認し、
一応クリアに聴くには問題のない受信状態になりました
今日はバラして内外クリーニング&半田修正&パーツリペアの作業が終わりました
FMアンテナ端子にも半田クラックを発見したのでもちろん修正です
このチューナー、サイドウッドがついていてスイッチを隠す前面扉が高級感を漂わせる外観!
のはずなんですが
梱包を解くと、なーんとその扉の支持部が折れてました
二つ目の問題として開閉にやや難ありとは聞いてましたが、輸送に耐えられなかった模様
幸い破損パーツが残っていたんで、エポキシ接着剤にて鋭意再生中(冒頭の画像)
プラリペアでも手元にあればきれいに直せるんでしょうがねぇ、、、ないし!
固まったらさらに補強を施して修理完了の予定ですが
見たところ、力学的に(なんて言ってみる)問題がありますねぇ
設計上では大したところではないですが、こうして壊れると大いにがっかりするポイントです(;ーдー)
今は修理中の前面スイッチ扉を取り外した状態でランニングテストしてますが
音声出力はバッチリ直りいい音を奏でております(^-^v
再生する歓びですね(笑
昨夜開梱したとき、そして天板を開けて回路基板の状態を見たとき
これは割高な買い物をしてしまったかなと少し後悔しましたが
調整、修理&クリーニングして組み直し、音を聞くと中古品市場での人気の高さが頷けます
完全動作&クリーニング品なら、諭吉さんあたりが追加で旅立っていたかもしれません(笑
CATVによる再配信という環境ですが、もう少し信号入力レベルを上げたいなぁ
田舎の家から取り外したブースターをかましてみるという手はあるな
ちゃんちゃん♪
で終わればいいんですが(^-^;
時にCDを上回るかと思う音質ですが、アマチュア調整の悲しさで音に歪み感が残っています
専用機材がないとこれ以上の調整はできないんで、懐に余裕ができたら調整に出しましょうかね
が、古い機種なのでその前に予備として2号機をカクホしておく予定
たぶんこれもジャンク品で( ・∇・)