先が見えてきました！

うちの車両は、元は分離給油式の2ストです。
それを前（の前？）のオーナーが改造して混合油仕様にしました。燃料供給は負圧ポンプなので、キャブが空になるとエンジンかかりません。そこで、オイルタンクに混合油を入れ、それを電磁ポンプでエンジン始動前にキャブのオイル吸入口から少しだけ燃料を送り、エンジン始動をスムーズに行えるようになっていました。

そして、ここからが本題。この度、そのオイルタンクを外しました。結論から言うと、走っている際にメインジェットから吸い上げる混合油以外に、オイルタンク（電磁ポンプ）に入っている混合油がエンジンに送り込まれて燃調おかしくなっていたようです。で、エンジン始動時には結果的に濃い燃調が偶然出来上がっていました。そして、走りながら負圧ポンプで送られる燃料の他にも電磁ポンプ内の燃料を吸い取り、電磁ポンプ内が空になると、今度は燃調薄くなる。そのため高回転、スロットル全開域で薄すぎになって上まで回らない状態だったようです。
それで、オイルタンクをはずして、キャブのオイル吸入口をふさぎ、電磁ポンプを負圧ポンプの配管にバイパスを作って割り込み、負圧ポンプだけで燃料をキャブに送るようにしてみたら、薄い感じです。#80だったMJを#75にしたら悪化し、薄すぎがはっきりと確定しました。逆に#85にしてみたところ、かなり調子取り戻しました。こうなったら#90くらいでも良い感色です。
メインジェットセット買わなくちゃ。先が見えて来たので一安心です。